シェ・イグチ・今日の電波コラム(エッセイ)
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2007年5月


date thesis column
2007/05/31 独り言

日本人の主食

日本人の主食はお米
最近は、栄養の情報が氾濫して、やれ何が不足すると、どうだこうだとTVや新聞・雑誌にやたら書かれて、それを補う補助食品が右肩上がりの急成長だ。
はたして、栄養学が健康のために絶対なのだろうか、全ての物に基礎が一番地味だけれど、一番大事なのではないかと思う、お米はまさに日本人の体を作る基礎なのではないか、だから日本人の主食はお米なのだ。
しっかりした土台の上に、家が建つ、そしてインテリアや家具・家電とそろえて、健全な家庭が築かれていく。
どうも最近は、100%自給率のお米に関心が薄いのではないか、炊き立てのご飯と味噌汁の香りが漂うと、ツイ生唾を飲み込んでしまうのは、もう古い人間なのか、いや違う、日本人には日本人の食文化が生まれた、気候・風土・人種がバックボーンにあることを忘れてはいけない、このままでは、これから日本人の平均寿命は確実に短くなっていくだろう。

2007/05/30 独り言 見た目は同じ野菜でも、違う野菜

実際に栄養を調べると30年前とは全ての野菜で劣っている。
ミネラルやビタミンの減少が目立つ。ほとんどの野菜で半減、中には八分の一まで減ってしまった物もある。
その理由は土の中のミネラルバランスが崩れたことによる。
原因は、戦後の近代農法の、化学肥料による三大栄養素を重視した農法により、土壌のミネラルの欠乏状態が続いてしまった結果このようになってしまった。
自然栽培の野菜は、まず土の改良から始めている、過去の使われた肥料や農薬を無くすことに、早くても4年は必要、そしてその土壌に合う野菜を育てなければならない。
このように育てた野菜は戦前の野菜に引けをとることなく栄養満点なのだ。
どうせ食べる野菜なら自然栽培のように栄養の高い野菜を食べよう。
2007/05/29 独り言 今の食生活で大丈夫か?

今食べている食事で四半世紀後、あなたは健康でいられるだろうか、栄養不足をサプリメントや、特定保健用食品で補っている多くの現代人が、このまま20年後も健康でいられるのだろうか。
サプリメントだけでは、空腹が満たされないと、スナック菓子や、コンビニで買ったおにぎり等を間食で食べる。これでは、今でも多くの人が加齢すると骨粗しょう症になっているのに、今の若者は、確実に骨がぼろぼろ、スカスカになってしまう。野菜や魚を食べず、肉ばかり好んで食べている人は、確実にカルシウム不足になる、そこでサプリメントで補うつもりだろうが、肉を多く食べればリンを摂りすぎる結果、骨からカルシウムが溶け出し、体外に出てしまう。
自然栽培の野菜には微量でもカルシウムも、ビタミンも、ミネラルも、亜鉛も、と、そのほかの栄養も含まれているし、食物繊維も摂れるので、特に20代の若者の、今の食生活では50代くらいで多くが健康を害しているだろうと思われる。是非、野菜をたくさん食べよう。
2007/05/28 独り言 中国製品に何が起こっている?

ここ一連の中国製品による人体に危険を及ぼすことが続発している。
食の安全に関することなので気になるが、それと同時に今被害にあっている大多数が北米に集中している。中国の輸出量がすごいこともわかったが、なぜこのようなことが多発しているのかと思うと、第一にコストを抑えること、そのためには手段を選ばない、出してしまえばいい、分からなければいい、といった風潮がある。
ふぐをあんこうだといって輸出して、あんこうを食べたアメリカ人がふぐ毒による中毒を起こした。
ドッグフード、歯磨き粉、薬、食品、それに先日、日本で起きていた土鍋からの鉛やカドミウムの大量抽出。
土鍋は柚に鉛やカドミウムが混入した物が使われていた、中国人に言わせると、コストが安くなるとの一言。
以前にも冷凍ほうれん草からの大量残留農薬騒ぎも忘れられたころ、やはり中国製品は危険というイメージになってしまう。
2007/05/27 休日 週末のバカンス

昨日ランチ終了後、伊豆高原ビックウィークの「愛犬家族」にダイスケを連れて遊びに行ってきた。気持ちのいい天気に恵まれ命の洗濯をしてきた。
今日は、ローズメイの会長宅の薔薇園にお邪魔してすばらしい薔薇を見てきた。後は画像で楽しんでください。

窓から大室山を一望

温泉前にお茶

ドライブ疲れた

もう寝ようよ

日の出間近

昨日昼に催しがあって薔薇をだいぶ切ってしまったそうだが、さすがは5月は薔薇の季節、見ごたえ十分。
2007/05/26 独り言 知事の役目

組長(首長)の三選以上を禁ずる法規制について、総務省が合憲との見解をまとめるようだが、誰がどの基準で決めるのか、政府の決めた法律でいいのか疑問に思う。その地域には3期でも4期でも必要な人はいる。癒着が問題なのだろうが、よく働く組長は市民でも分かる、逆に市民に分からないような組長は怪しいと思い住民が選ばなければいいと思う。これは地域の住民が、政治・行政に参加しなくて解決できない、それを、政府が法律を作って一律に三選以上は禁止とはいかがかなものか、三権分立が日本の社会の要になっていたはずなのに、最近やたら、行政が政府に頼り、それで何かを期待しすぎているきがする、地方と中央の格差は問題だが、東京都は税収とか多いが、それ以上にかなりの努力をしていると思う。規模は違っても地方もそれなりの努力をして地域を守り立てほしい、宮崎県のように。
恥ずかしがらずに、二番煎じと思わず、今からでもお国自慢を主張する知事が出てくるべきだが、日本人のシャイな性格が出ていると思う。今このときに、東国原知事に便乗して、大いに国の自慢をアピールしたらいかがかなと思う、またそういう組長が地域が良くなるまで何期でのやればいい。
2007/05/25 独り言 中国のモラル

先日、米国で最近中国から輸入されたペットフードに有毒化学物質が混入していることが明らかになり、米中戦略経済対話で、レビット米厚生長官は「最近の事態で、食品と医薬品の安全性の問題が非常に明確に浮き彫りになった」と指摘。
米中二国間だけの問題ではない。食の安全と自然保護は世界の願いだが、中国は大地も壊滅状態になり、農作物は、中国人ですら毒菜といって食べない物を輸出している。
今日は、中国のサファリーパークの虎の餌に、生きた牛や鶏を食べさせお客に見せて、大喜びしている。
先日のテーマパークのキャラクターにしろ、発展途上国だからで済ませるだろうか。アジアが世界の中心になるため隣国にも頑張ってもらわなければいけないので、北京オリンピックという、いいきっかけがあるので改善してもらいたい。
2007/05/24 独り言 食べ物の違いでは?

男子プロゴルフツアーで15歳の史上最年少優勝を果たした高校1年生アマチュアの石川遼君のプレーと、その後の挨拶を見て、誰もがさわやかだと思った。学校で行われた記者会見でも、とても15歳の少年とは思えない記者とのやり取り。
それに比べて昨日の亀田興毅のフライ級ノンタイトル戦を見て、デビュー当時はヤンチャでも可愛げがあったが、昨日の試合は見ていて不愉快だった、相手が防戦一方で攻め倦んでいても、反則すれすれのローブロー気味のパンチや、パンチでなく腕を取り押し倒そうとしたり、ロープから意識して表に出してしまっているように見えた、そこにパンチを繰り出す、異種格闘技ではなく、プロボクシングらしい試合が見たかった。
格闘技だから闘志をむき出しにするのはいいが、性格までむき出しにしている。石川遼君と比較するのは間違っていると思うが、普段からの食生活の違いが現れているような気がする。
2007/05/23 独り言 先日の青森訪問で思う

車窓からの、のどかな田園風景、ところが良く見ると休耕田がたくさんあり、田植えの時期なのに水も入ってない、茶色い土がむき出しのところがめだつ。
以前は里山と隣接する田んぼがあり、ため池や用水路があり、その周辺に住む小動物や昆虫がたくさんいた。その風景画が崩壊しつつあり、動物が里山から平地に下りてきて、畑の被害や、住宅地のごみまであさる。自然を壊したのは人間のエゴで、動物達には責任がない、なのに被害に文句を言っている。これからもどんどん同じようなことが起こるだろう、今話題の燃料、サトウキビやとうもろこしからとるエタノールや、菜種油からメチルエステル化すると、当然食糧や飼料としての物がなくなり、当然遺伝子組み換えのものが大量に作られるだろうと予測できる。半世紀前には想像もつかなかったことが、ここ数年で実現してしまうだろう、もはや自然は産業革命以後、人間によって壊されてから最終章に入ってしまった。
2007/05/22 独り言 「食品の安全」という言葉

食品の安全は絶対におろそかにしてはいけないが、消費者はキャッチコピーや表示に惑わされやすい。無添加という言葉にも裏がある場合がある、キャリアオーバーする場合は表示しなくていい添加物を見抜かなければならない。産地直送イコール安全とは限らないが、スーパーマーケットなどで、大きく書かれていると、これは新鮮で美味しく安全だと思って購買意欲を掻き立てられる。特定保健用食品は、なんとなく身体によさそうだと思ってしまう。
一番いいのは、生産者を知っている業者やお店で買うことが出来ればいい、シェ・イグチはナチュラル・ハーモニーという、生産者を育てながら安全な物を追求しているところから全面的に自然栽培の野菜や、無添加の調味料を購買している。一般の方も「ハーモニックトラスト」という、ナチュラルハーモニーの通販で手に入れられるので、食の安全を考えているのであればぜひ利用することをお薦めします。
2007/05/21 独り言 totobigに惑わされるな

一口300円で、6億円が当たり非課税だと話題になっているサッカーくじ。キャリオーバーで、どんどん加熱しているが、実は、文部科学省が仕込んだ裏技で、どんどん売り上げを伸ば、,当たりもコンピュター任せで、誰も文句が言えない。こんなやくざな商売を国がやっていることに誰も気がつかず、踊らされている。今後いくらでも話題になるだけ、国にお金が入ってくる仕組みになっている。
他のことでは高額賞金等には厳しい政府も、totoのこの富くじには国民が食いつくだろうと思い、あおるだけあおり、totoを知らない人にも高額賞金で誘発し、てらせんを取り立てている胴元の文部科学省の実態をどう思うだろう。
trotoに関しては収支を公表するべきだと思う。
2007/05/20 独り言 秋のGWで喜ぶのは国民?

いかにも連休を増やして、ゆとりのある国民の生活を堪能してもらおうと、政府の建て前で体育の日を変更しようとしている。
何年前になったか忘れたが、ハッピーマンデーといって、祭日(成人の日と体育の日)を第2月曜日に変更して、多くの会社が3連休になるよう、一見連休が増えて喜ばしいように思わせたが、実態は旅行・観光業界、特にJRグループやJTBなどが、国民の所得をレジャーに使わせるための手段だった、それは知る人ぞ知る、政府の政策だ。
今回も同じことが行われている、「体育の日」は東京オリンピックが開催された日を記念して、国民の祝日にしたはず、40数年前の出来事を知っているほうが少なくなったわけではないのに、戦後日本の復興・発展の象徴が風化されていく、というより風化していく政治に不振というより不快を感じる。
2007/05/19 独り言 何のための食育

どこかで勘違いしている人がいるのではないか。子供のための食育といって、子供の料理教室を開いて見たり、地産池消は良いことだが、それにかこつけおばあちゃんの味を、て、お袋の味は抜かされてしまっている。
本当にしなければいけないのは、先日の福島の母親殺しを同捉えるか?子供たちだけの生活の食生活はどうだったのだろうか?コンビニ弁当やスナック菓子
ファストフード等の食生活ではなかったのだろうか、因果関係ははっきりしないが、キレル子供たち、やる気のない子供たちの食生活は共通していることが多い。
朝食は食べない、外食や買い食いが多い、家族と一緒に食事を取らない(取れない環境にいる場合もある)、家族との会話が少ない等々。
やはり食育は、まず親が受けるべきで、そして親子で考えるべきではないか。
政府が指針を出してから、農水省主催のイベントでは、ブースに食品メーカーが並んで、フーデックスとなんら代わりがない、試食、試飲に人が群がっているだけ、挙句の果て主催者が、今回は大勢来たから大成功と、イベント屋のような発言で、何のための食育なのか疑問に思うのは私だけだろうか?
2007/05/18 独り言 かめむしの駆除

かめむしの被害は、お米にとっては売り物になくなってしまうので深刻だ。しかし、食べてみると決して味が劣るわけではなく、見た目が悪いだけだけれど、売れない。
そこで、木村さんに教わった駆除の仕方は、水田の水源に、天ぷらなどに使い古した油に洗剤を混ぜて、一反歩に対して、小さなキャップ10杯分ぐらいを流せば、窒息していなくなってしまうそうだ。
多くの生産者が悩まされている駆除に、農薬を使用しないで出来るのなら、こんなに良い事はないので、試してみてはいかがかなと思う。
生産者にお願いしたいのは、できるだけ安易に殺虫剤を使うのではなく、益虫とか自然素材で駆除して、できるだけ安全な方法をとってほしい。
2007/05/17 独り言 モリニア病


りんごの葉の周りが茶色くなってくるのが、モリニア病で、通常の生産者は当然ここで消毒殺虫剤を散布する。しかし、木村さんは、モリニア病を見つけると、その部分をどんどん摘まんで取ってしまうそうだ。そこに、花目があろうとお構い無しに取ってしまう、ハダニが出てもそれを食べる、ガブリダニという赤いダニが駆除してくれる。この赤いダニは薬にとても弱いので、通常のりんごの木では生きられないそうだ。
アブラムシも、駆除してくれる天敵がいる、てんとう虫はほとんどアブラムシの駆除には役立たないそうだ、名前は分からないそうだが、アブラムシを駆除する益虫が木村さんのりんごにはついて来るそうだ。
2007/05/16 独り言 木村さんのりんごの受粉

昨日朝一番の新幹線で弘前に向い、木村さんのりんご畑に行き、13日に蜜蜂を置いた所を見に行く。相変わらずの強行軍で、もう帰宅。
お昼に突然の、雷と雨に遭遇、気温も低く、花はまだほとんどつぼみの状態で全体で2分咲きといったところ、里のほうのりんご園はほとんど満開だったが、自然栽培の木村さんのところは、若干山の麓に近いせいもあるが、まだ数日早かった。例年だとこの時期が満開だそうだ。
多忙の中、畑まで来てくださり、いろいろ害虫や病気の話を詳しく分かりやすく話してくださる、いつもながらに人柄のすばらしさに敬服する。
開花の状況と、蜜蜂の巣箱の写真を掲載。
2007/05/15 独り言 木村さんのセミナーで言い忘れたこと

昨日のセミナーの終わりに木村さんが云った、木々や、野菜全てに話しかけなさい、ほめて育てるわけではないが、野菜や果物の言葉が分かるわけでもないが、心で思っていても、真心が伝わるとは限らない、必ず言葉で表して伝えると、りんごの木も、野菜も、分かってくれるという。
これは、人間世界の、今の家庭で一番足りない部分ではないかと思う、一昔は当たり前の家族団らんがなくなってしまった。一番の理由は、いつからか、お父さんの居場所がなくなっても、子供の個室を作るようになった。その結果、会話する機会が少なくなり、子供には自分の世界に逃避することを認めてしまった。
ちょっと話がそれてしまったが、木村さんが云った、最後の一言で、自分に「ありがとう」と声をかけてみなさい、と。
そしてその場で、声をかけてみたら、不思議に、スッと肩から力が抜けて、とても気持ちよくなった。これは他人や、植物にも同じことが起きるのかもしれない、これからは「ありがとう」と、常に云うことにしようと思った。

2007/05/14 独り言 木村秋則氏のセミナーに参加

横浜のノースポートモールに新しくオープンしたナチュラル&ハーモニック プランツで行われた木村さんのセミナーに参加するため、初めて新しいプランツに寄らせてもらった。
セミナー前とセミナー後にゆっくり店内にいたが、ノースポートモール全体では、人の流れが、おろおろしている感じだが、プランツ内はとてもゆったりしているが、人はとても沢山いる。言い方を変えると居心地がいいのだろう、実際に新築の館内は、いかにも新しい建物の臭いがするが、プランツには、一切そのようなことがない。つまり、使用している建材が、プランツは自然なもので、他のモール内の店舗は化学物質が含まれている物が一部で使用されているのだろう。
話は木村さんのことに戻るが、無農薬でりんごを栽培した世界でただ一人の生産者らしく、害虫と益虫の関係の話には、かなり興味深いことがあった。一日中畑で寝転がっていたと言われている時期は、実は木の下の害虫の生態を観察していたのである。そして害虫を駆除するのではなく、害虫を知ることによって、りんごの木から守ってあげることが出来る。
病気のことでも、木が健康であれば、たとえ病気になっても薬に頼らず、自然治癒力によって直ってしまう、まさにサプリメントづくし、薬漬けの人間が、ガンや成人病で死亡していく生き方に、それは間違っていると教えてくれているような気がした。今日は先日のNHK「プロフェッショナルの流儀」で放送されなかった部分を語ってくれたが、機会があれば紹介したい。
2007/05/13 独り言 契約農家から野菜を取る?

先日、あるメディアで、小さなレストランのオーナーシェフが、レストランで使う野菜は全て契約農家からとっているといっていた。
現実に農家と契約して成り立つのは、大手チェーンレストランとかグループホテル、製菓メーカとか、トマトケチャップとか、ジュースとかの大手の食品メーカーとか、流通の方なら分かるが、個人の小さなレストランでは不可能だと思う。いろいろな野菜を使うのに何人の生産者と契約するのか、どれだけの量を消費できるのか、契約することは、基本的に作付けの量から決めていかなければならない。
現実に、小さなレストランのオーナーシェフにそれだけのことが出来るだろうか、それも都会のレストランで疑問に思った、産地直送ならまだ分かる。
郊外や、地方のレストランで自家菜園で野菜やハーブを育て、その他を近くの農家さんに分けてもらうことは可能だろう。
シェ・イグチでは、全ての野菜と調味料は「ナチュラル・ハーモニー」から求めていて、若干のハーブが自前の庭で取れる。
メディアの捏造とは思わないが、「あるある大辞典U」と同じく、見たり聞いたりした人は、契約農家の言葉に注目してしまうだろう。
2007/05/12 独り言

「地産地消」の風物詩

今週はじめ上越に往ってきたが、まさに山菜づくしでたまらない。あちこちから、ワラビがにょきにょき伸びてくる。町なかの料理屋さんの前で、女性従業員が、ざるの上でぜんまいを手もみして、天日干ししていた。都会では見ることのできない風景だ。美味しい日本酒に、山菜のてんぷらや、おひたし、煮物などで、もう肉や魚は要らない。とどめは山菜おこわか、へぎ蕎麦でしめればこの土地での物だけで大満足、地産地消の見本が地方にはある。
季節に無関係で、世界中から何でも手に入れることは止そう。南半球から輸入すれば1年中大体の野菜が通年使えると、豪語していた料理長がいたが、食に携わっている者の考えだとはとても思えない。
これから特に、消費者とともに「地産地消」を心がけたい。

2007/05/11 独り言 安全圏内だから安全?

慣行農法
も、減農薬も安全基準以内だから大丈夫と言う生産者がいた。死に至る危険は、むしろ喫煙とか、肥満といい、減農薬の取り組みは身体のことより環境に対する負荷を減らすためで、危険と言う情報が氾濫していると云う。
今の時代に、本当にこう考えている生産者がいることに危機を感じる。
農薬や添加物の危険を、直接死に至ると思っている人はほとんどいない、しかし身体に良くないと思っている消費者は、大半を占めるだろうと思われる。
今の農政や政府が許可する農薬や添加物はイコール安全ではない。交通事故よりも死亡率が低いかもしれないが、毎日苦しんでいる化学物質過敏症や、アトピーの人たちは交通事故に遭う瞬間ではなく、四六時中耐えていることを考えたら、やはり、農薬や添加物は全く使用しないようにするべきだ。添加物は必要という人もいるが、もし添加物がなければ耐えられないような食品は作るべきでない、そして消費者も便利だけを求めず、安易に出来合いの物を求めるのではなく、もう少し手作りで、安全な食材と調味料で料理をしよう。
2007/05/10 独り言 今一番美味しかったのは蕗

2ヶ月位前に、秋田でふきのとうのてんぷらを食べたとき、とても感激したが、今回は大きくなった蕗の葉で作った蕗味噌と、茎の煮込みがをマダムの手作りで作っていただいたがとても美味しかった。
日本の季節を感じる物の美味しい時を日本人に知らすことが、今国会で、政治献金だか使われたことに。5万円以下の領収書がいらないと言う法案をとうそうとしている、我々個人営業や、サラリーマンは包み隠さず、特に個人営業は、領収書の使い道を細かく追及され、タクシーの500円の領収書もなぜタクシーに乗ったか聞かれる。
それを5万円以下は必要ない、そして政治にお金はかかるからしょうがないと言い張る、ならば,なおさらこれだけお金がかかるのには理由があることを、ちゃんと言って明かせば良い。
野球の裏金となんら変わらないが、高校野球はかなりのペナルティーを受けている、当時の野球監督は、全員止めさせられた。
なぜプロ野球には厳しくないのか疑問に思う。

2007/05/09 独り言

三温糖は白砂糖より体に良いって信じていない?

精糖工場ではさとうきびからとれた原料糖(粗糖)を湯に溶かして、再び糖液状態に戻し、活性炭などで精製し高純度(透明度)のショ糖液(ファイン・リカー)にする。
こうして出来たファイン・リカーを濃縮してショ糖の結晶化を促し、結晶粒径を調整し目的の砂糖に仕上げる。最初の析出したショ糖結晶を円心分離器にかけて、糖液から結晶を分離するが、その結晶で上白糖やグラニュー糖・白ザラメが出来、それを繰り返し、通常五番糖から六番糖までショ糖を分離する。三温糖はこの五番糖から六番糖で、製法は上白糖と同じであるが、製造工程の最後に結晶と分離させた製糖用糖蜜を再利用し、再び結晶させている。この結晶させる度に再三再四、糖蜜を加熱していることが「三温」という名の由来になっている。繰り返すうちにカラメル化して色がつくので、粗製糖やブラウンシュガーとは全然違う物だ。先日、白砂糖が良くないことを書いて、なぜ、三温糖のことを書いたかというと、学校給食で、体にいいと思ってこだわって使用しているところがかなりあるので、上白糖も三温糖も結局同じ だと言うことを知ってほしい。有機粗製糖がすぐに手に入るので是非そのことを知ってほしい。
三温糖は湿気るとカビがはえて、独特な異臭を放つので、注意したほうがいい。
2007/05/08 独り言

産業革命後の地球破壊

18世紀に起こった産業革命のことは、義務教育で皆習っているが、今の地球温暖化に直結しているとは習っていなかった。最初は私も産業革命が今の地球を滅ぼす根っこではないかと思ってはいなかった。この環境問題や、食の危険が問われてきたのは、ここ数十年ではないか?と言うことは、産業革命以後、戦争の仕方が変わってしまい、現代の社会の元になった、物事を簡単に解決するようになった。そして一番の弊害は、資本主義にたどり着く。25年ぐらい前、自分がフランスに行く前だったが、タイプライターでメニューを書いていたのを、ワードプロセッサーと言うのが出現し、こんなにいいものはないと思い、当時今のパソコンと同じ位高かったが、とても便利だった。余談だがその当時ワープロ通信と言う、今のインターネットに似たような物があり利用していた。便利や必要な物はわかるが。何億年の地球の歴史を高々400年くらいで壊すのには耐えられない。
自分も全共闘世代だからということで、資本主義を悪く言うつもりはないが、米国中心の争いは、結果資本主義にたどり着いてしまう。なぜ大国の米国と中国が地球温暖化に消極的なのだろうか?

自然栽培の野菜を生産している方々は、本当に地球の大地のことを一番心配している、決して豊かではないが、本当に土と、月と、太陽を信じて生活している、その人たちの生活を脅かす資本主義には反対だ。

2007/05/07 独り言 食べ物の安全性判断は自らの責任

食べ物の安全性判断は自らの責任で
といった、大宅映子氏の評論が某新聞の「正論」という欄に出ていた。
記事によると、「発掘!あるある大辞典U」の捏造問題に短を発した、いい加減なメディアと、それを鵜呑みする視聴者を「一億総白痴」とこき下ろしている。
ある面、メディアの影響で左右されるのは、消費者の責任ではなく、一方的にマスメディア側に問題がある、オイルショックのとき、トイレットペーパーがなくなる大騒ぎでも、ダイエットや健康のことがオンエアーされると翌日スーパーマーケットからそのものがなくなる、これらの現象を空腹を満たすのもままならぬ時代から、グルメブームの飽食の時代を経て、いまや健康過敏症時代と、切り捨てている。しかし社会情勢が、戦後のベビーブーム、いわゆる団塊の世代のウエーブを全ての社会が受け入れ、それを利用してきた。
記事の中に「添加物は危険」は本当?と言うくだりがあり、自然のものだから安心、添加物は危険というのもほとんど市民権を得てしまったように蔓延している。自然が安全でないのは、トリカブトを考えればすぐ分かる。といっているが、自然毒という食中毒にも分類があるように、自然界の生物が身を守るための手段なのに、それを人工的に化学培養した添加物のが安全なようなことを書き、それらの判断は自らの責任で、正しい科学知識持ち、常識を磨こう、と、いっている本人が、マスメディアに露出している、視聴者に影響力を持つ人間であって、一方的な物腰は許せない。
2007/05/06 独り言 山谷のホスピスきぼうのいえ

行き場のなき人々の静かで豊な最終章
「高齢になったホームレスの人たちに、残された日々を人間らしく過ごしてほしい」と言う願いを込めて、東京台東区の山谷地区でホスピス・ケア施設を建設した。
NPO法人山谷・すみだリバーサイド支援機構“(代表山本雅基氏)により、2002年に個人の借金と寄付によって立てられた。山本さんはカトリック信徒だが、宗教を特定せず、力になっている。「きぼうのいえ」に隣接したアパートも借り切り「なかよしハウス」と名付け、障害者や病気などを理由に賃貸住宅への入居を断られた人たちに、部屋を提供している。ボランティアのスタッフのほか、往診医、訪問看護ステーション、牧師など様々な人がかかわるが、決して運営は楽ではない、出来たばかりのときは一般の寄付もあったが、今では存在を知らない人が多い、「シェ・イグチ」は山谷のホスピス「きぼうのいえ」を支援し続けます。
2007/05/05 独り言

地方のお祭りより地元

最近地方に行くことが多くなってきたが、大なり小なり地元にも伝統的なお祭りがある。派手ではないが、地元のコミュニケーションを持つ大事な風習ではないか、子供が小さいときは積極的に参加していても、子離れ、親離れすると関係者以外離れていくが、何百万も集まるお祭りも、何千人しか集まらないお祭りも、五穀豊穣、家内安全等根っこは同じなので、今一度地元も見直してはいかがかなと思う。ちなみに、昨日・今日は清正公のお祭りで地元にも、人が集まっていた。

2007/05/04 独り言

健康の害になる白色を否定

先日も述べたが、白砂糖は黒砂糖に化学薬品を添加して幾つもの工程を経て結晶化した、有害な化学薬品。
*消化吸収が早すぎ、その燃焼に必要な成分を含んでないため、不完全燃焼物としての酸類を多量に生じ、体液が過剰に酸性化する。
*体内のカルシウムとビタミンB1が奪われる。
*強陰性で、胃下垂のようにすべての筋肉を緩めてしまう性質がある。
*胎児が形成される妊娠初期に重要な細胞分裂が行われるが、この期間に白砂糖などを摂取しすぎると体液が極度に酸性化し、細胞分裂に異常をきたし、精神薄弱児とか奇形児が生まれる可能性が高くなる。

化学調味料は、白砂糖と同じか、それよりもっと怖い発ガン物質。
健康で長生きするためには、甘味を持つ野菜(玉葱・ニンジン・芋・ゴマなど)や果物(リンゴ・バナナ・パイナップルなど)をうまく使って料理し、素材の味を楽しみながら食べるとよい。

 牛乳は、全体食と呼ばれていますが、必ずしも健康のためによくはない。
牛乳が含んでいる無機塩は、乳児の水分代謝の異常をおこし、体組織に水分が停滞し、水ぶくれ状態になりやすく、電解質(カルシウム・リン代謝)の異常によって歯や骨がもろくなってしまう。
牛の飼料である牧草に人畜の糞尿や農薬を撒いているので、有機塩酸を含んでいる牛乳が、肝臓や腎臓をおかして死亡したり、牛乳を常飲している北欧の老齢者に骨折率が高く、健康な日本人が牛乳を飲みはじめて病気がちになったりガンになったというケースも報告されている。

 白米と精白小麦粉には、害があるので用心した方が賢明。
*判断力を低下させる。
*排他的で利己的になる。
*心臓・血管系に障害が現れる。
*脚気症状があらわれる。
2007/05/03 独り言

鎌倉でのホリデー

ゴールデンウイークなので込んでいることは承知のうえで出かげたが、想像以上の人ごみにびっくり。
でも当初の予定どうりまずは報国寺の竹林を拝観と、見物にいく。

感動の竹林は天気もよく、日が差し込む中とてもすばらしかった、人手の多さを避けるよう取る写真に苦労する。
続いて、旧華頂宮邸へ、洋館の中は年に2回しか公開しないそうだが、人が少なく落ち着いてとてもよかった、薔薇がまだ早かったのがちょっと寂しかったがでもとても良いたたずまいだ。

その後、鎌倉で最古のお寺と言われている、杉本寺により、かなり有名になっている「左可井」というアナゴ料理が美味しいと言われている所に行こうとしたらものすごい行列で断念
とある有名らしいお蕎麦屋で、お昼を食べる。コメントするのは難しく名前も控えるが、結構はやっていた。
その後、夜はローズメイの社長
和食のお店で会食をしたが、ここがとても美味しく、器のこだわりもすばらしく、大将が一人で切り盛りしていて、細部まで目が届いていて、名前はいいたくない良いお店だった。絶対にばたばたになってほしくないお店だから。
2007/05/02 独り言

自然の調味料

健康で長生きするためには、甘味を持つ野菜(玉葱・ニンジン・芋・ゴマなど)や果物(リンゴ・バナナ・パイナップルなど)をうまく使って料理するといい。もちろん自然栽培の野菜や果物を選んで、自然塩と天然醸造酢で味付け、素材の味を楽しみながら食べるとよい。
化学的に出来た調味料を使うぐらいだったら、素材だけ食べたほうが良い。
なるべく白い食品を避けたほうが健康になる。日本人が牛乳を飲みだしてから、病気になりがちだったりし、ガンが増えたともいわれている。本来の日本食が健康に良かった。戦後、いち早く欧米化した食生活をした沖縄県が、長寿日本一から、どんどん落ちていったのが無関係とは思えない。

2007/05/01 独り言

白い砂糖を採りすぎると

白砂糖は、黒砂糖に化学薬品を添加して幾つもの工程を経て結晶化した有害な化学薬品。

砂糖を代謝するときにビタミンB1を使うため、体内のカルシウムとビタミンB1が奪われ、ビタミンB1の不足を起こし、その結果、心が不安定で落ち着きがなく、イライラした子供になってしまう。
血液が酸性になると、正常な働きが出来なくなるので、細胞を肥大させ、細菌やウイルスに犯されやすくなり、抵抗力や病原菌に対する力が弱まるので、化膿性中耳炎、へんとう腺炎、肺炎などの感染症を起こしやすくなる。
腸管内にカビ(カンジダなどの酵母菌)を増やし、腸内細菌叢を乱し、カンジダは腸の粘膜を壊し、アレルギーを悪化させるといわれる。

強陰性で、胃下垂のようにすべての筋肉を緩めてしまう性質がある。
胎児が形成される妊娠初期に重要な細胞分裂が行われるが、この期間に白砂糖などを摂取しすぎると体液が極度に酸性化し、細胞分裂に異常をきたし、精神薄弱児とか奇形児が生まれる可能性が高くなる。
このように白砂糖にはいいことがないのに、TVの料理番組では、堂々と使われるのに違和感を覚える。

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