シェ・イグチ・今日の電波コラム(エッセイ)
Column someone wrote for a web
2007年8月


date thesis column
2007/08/31 独り言 某国の問題食品「お菓子」

某菓子メーカーが一年前の古い餡を使っていたことが問題になった。
カビが生えて変質した中身にもびっくりしたが、それより驚かされたのは、某国では「同じ様なことは全国でふつうに行われている」というメーカー側の見識だ。

スナック菓子のサンプル調査の不合格の主な理由は
@生産過程で細菌が混入し、大腸菌などの微生物の基準がオーバー(中には基準を26倍も越えている製品もあった)。
A脂肪成分が劣化し、過酸化値が基準をオーバーしていることなどがあげられている。
ゼリーについても、何度かサンプル検査が行われているが、ある検査での合格率は、わずか23.7%という惨憺たる結果になっている。
不合格の主な理由としては、大腸菌などの微生物、安息香酸ナトリウム、溶性サッカリンの基準超過、または使用範囲外の防腐剤、色素、甘味剤の使用等。
2007/08/30 独り言 鮮度のいい秋刀魚があふれている

築地市場に釧路の秋刀魚が山積みされている。
東京でもお刺身で食べれるほど鮮度がいい、を売り物にしているが、実際に流通が良くなっても秋刀魚を刺身で食べるのは、自分の目で見て、釣たてを食べる以外止めた方がいい。
秋刀魚の漁に携わっていた人から聞いた話だが、釣りあがったら、ある液体をまいて鮮度を保つそうだ。
その液体については教えてくれなかったが、想像するには明礬液のような物ではないかと思うが、そこまでしてまでも、東京で秋刀魚の刺身を食べたいとは思わない。
2007/08/29 独り言 食べ物のこだわりとは

もちろん安全性にこだわったもののことだが、一般消費者がどれだけ安全だかを詳しく知ることが出来るか、それは非常に困難だ。最低限、食品に記されている食品表示を必ず見よう。でも食品表示にはいくつもの抜け道があり、無添加と表示している物にも、原材料に使われた添加物をキャリアオーバーして表示しなくていい物が多い。天然の魚介類だから安全だと思ったら、産地から中央の市場まで運ぶのに、特別の海水(人工)を使い、鮮度を保つようにしている物もある。本当に安全にこだわったら中々食べる物が見つからないと思うが、信頼できる生産者と流通、そして販売店を見つけると、不思議と、どんどんつながって安全な物と出会い、不十無く手に入るようになってくる。一番確実なのは、自分自身が徹底的にこだわること、すると周りから寄ってくる。
2007/08/28 独り言 現代病の原因

それは自然から遠ざかったたこと。
今の主な病気は、ガン、心臓疾患、糖尿病、の三大成人病に、化学物質化敏症、アトピー、花粉症、エイズ、ストレス等々挙げられるが、昔は少なかったり、まったくなかった。
現代は健康に関心がありすぎ、マスコミがすぐ、何々は何にいいとか次々に過剰報道される。
するとそれを、報道された部分だけ信じ、多数の人が集中して摂取しようとし、店頭からなくなってしまう現象、ダイエットも同じでどれが正しいか分からず実行して失敗している。
では,どんな食生活がいいのか?
やはり一番いいのは、日本人らしい食生活、つまり四季があるから、その季節の自然な旬のものを摂る、これからお正月を迎え、お餅を食べる家庭が多いと思うがお餅は冬になったら食べるものだったが、今スーパーマーケットに行けば一年中手に入る、昔は寒餅を旧正月ごろ食べてから、暮れの晦日か大晦日までお預けだった、それはもち米は一年中食べてはいけなくて、冬場に食べるものと決まっていた。
ほかの野菜でも、一年中手に入らないときがないのではないかと思う、日本の大地が育んだ自然の旬のものが、体が求める生きるための毎日を健康に過ごす活力となる。
自然栽培の野菜は、スーパーマーケットに並ぶ旬とは時期がずれるが、日本人にあった大地の恵みなので、本当の健康を考えるならぜひ、栄養強化食品より自然な物を選んではいかがかな!
2007/08/27 独り言 子供のおやつを考える

三度の食事だけで補えない物を補給するのがおやつ、しかもその昔は朝晩二食だった。だからおやつは必要だった、しかし今の食生活では必ずも必要だとは思わないが、でも、もし親が直接与えるのなら親子のコミュニケーションの場としてとても大事だと思う。
ただ形式的にスナック菓子やカップ麺を与えるのであれば、絶対やめてほしい、ぜひ自然栽培(無肥料)の野菜を食べさせてあげたい。
今の時期、金時芋をふかすだけでもとても美味しいし、じゃがいももいろんな種類が自然栽培でもあるので、油で素揚げしてみたらし団子のたれみたいなものとからめても、ともかく自然栽培の野菜は安全で美味しいので、市販のスナック菓子に何が含まれているのか考えて、もう子供たちに安易なスナック菓子のようなおやつを与えるのを止そう。
2007/08/26 独り言 子供の一番大事なこと

十分な睡眠と正しい食生活、ところが今は、多くの子供にパソコンや携帯電話を与えている。
ご飯を食べずにパソコンの前にいる、夜中は携帯電話を抱いて寝る、深夜にメールが来るとすかさず返事のメールを出す。
朝起きられない、朝食をとらずに学校に行くから、午前中でスタミナ切れと睡眠不足で授業に身が入らない。
ゆとり教育だけが、学力低下につながったのだろうか、いや違う、便利な24時間社会が体内時計をを狂わし、生活習慣が根本から変わっていることを容認する親のしつけが問題ではないか。
子供を責める前に、子供を生める親になっているのか考えなくてはいけない、子供が生まれたけれど母乳が出ないのは、多くは母親の長年の食生活からきている。
新生児が母乳を飲んでアレルギーが出る、たとえは違うが、子牛が生まれたときに最初に飲むお乳が一番大事で、子牛の抗体を作る、人間の赤ちゃんはお乳を飲んでアレルギーになった。
毎日を規則正しく過ごし、朝になったら起きる、夜は寝る、食事はしっかりちゃんとしたものを取る生活を取り戻そう。
2007/08/25 独り言 自然食品信仰の落とし穴

高ければ高いほど売れる。えてして、自然食品は高いものが多い、実際に無農薬のお米から仕込み、蔵に住み着いている菌で半年かけて醸造したお酢が高いのは分かる。
中にはコストがかかっていないのに、安いと売れないからわざわざ値段を高くしているものもある。
消費者に責任があって、やはり物を見極める眼力と正しいジャッジが出来ないと偽装表示の自然食品店がはびこってくる。
以前も触れたが、自然食品店で売っているから高くても安全だと思って買ったものでアレルギーが出て、危うく一命を落とす事例があった。もう何十年も生産していない人の名前をかたって販売していた。
それでもJAS法違反で改善命令を出しただけで済ましてしまうからつけあがる。
消費者は、今こそ正しい情報を知ろう。
2007/08/24 独り言 濃縮還元果汁

濃縮還元ジュース天然果汁100%て書いてあるジュースはよく目にするし、100%だからって選ぶ人が多いと思う。
じゃあ濃縮還元てな〜に?
果物は通常1年に1回収穫される、それをジュース用にあるいはジュースにして1年分貯蔵・保管・輸送すると非常にコストがかかってしまうので、絞ったジュースを濃縮して保管することで、1年中安定した低価格が維持される。
その果汁を必要に応じて水で薄め100%に戻したのが、濃縮還元ジュースです。
ちなみにその水は、精製水(水道水か、地下水を蒸留したもの)が使われている。
元々絞ったときの水分ではなく、濃縮した果汁は20%しかなくあと80%は精製水でも天然果汁100%というもんごんを使っている。
ストレート果汁は濃縮還元ジュースよりは、絞った果汁だけだからまだいいが高温殺菌されているので味が劣る。
栄養や安全を考えると、やはりたどり着くのは自然栽培の野菜や果物を、旬の時にジュースにして飲む、価格は高くなるかも知れないが、1日一杯だったらこっちを選ぶ。
2007/08/23 独り言 生活環境から有毒化学物質をなくそう

ニュージーランドで中国製の子供服から、世界基準の数十倍の有毒化学物質が検出された。
有毒な合成化学物質は、その使用量を大幅に削減することが可能だろう。
主な発生源である三つの業界(製紙・農薬・ポリ塩化ビニル)で有毒物質を伴わない製造方法の選択は可能だということが証明された。
製紙産業では世界の漂白された紙のうち94%が、ダイオキシンほか、数百もの危険な有機塩素を水中や土壌、そして紙製品自体に放出する塩素による処理工程を経て生産されている。
しかし今、塩素を使わずに生産でき、しかもコストがかからないのに普及しない。
ポリ塩化ビニル(PVC)は、生産、消費、そして廃棄のすべての過程で、おびただしい量の有毒副産物を放出する。しかし、事実上、PVCが使われているすべてのケースでこれに代替できる物質があるという。
そして農薬、世界で作付面積に対する農薬の使用量は日本が世界一多い、体のこと、環境のこと、そして未来のことを考えても、もう農薬は使うの止そう、今こんなにすばらしい自然農法で野菜・果物ができる、消費者がYESかNOを突きつけようではないか。
2007/08/22 独り言 知っておきたいこと

病気にならない食べ方というのは、免疫機能や治癒力を最高に発揮できるような食べ方をすれば良い。
三度の食事を規則正しく取ると、からだには自然の予防力や治癒力が備わっているから、めったに病気になる事がない。高脂肪食品を控えめにして、好みの料理に油類を減らして料理したものを三度取る。
獣肉鶏肉乳製品を思い切って減らすこと。獣肉を食べるときには、活性酸素を退治するリコピンが多く含まれているトマト、食物繊維の多い根菜類・海藻・コンニャクなどと一緒に料理する工夫をする。
料理には、単不飽和植物油をできるだけ使う。単不飽和植物油はオリーブ油・カノーラ油・ピーナツ油・アボガド油などがあるが、人の体はオリーブ油のオレイン酸となじみやすく、心臓血管疾患の罹患率が低く、消耗性疾患やガンなどの危険性をさけられるので、オリーブ油が一番良質で安全と考えられる。
魚肉や大豆のタンパク質をとる。
野菜と果物をたくさん食べる。
全粒穀物と全粒穀物製品をもっと食べる。
厳密にはもっと沢山あるだろうが、病気の原因として<b>食品添加物・農薬・消毒薬・医薬品など化学物質、紫外線、電磁波をはじめ、騒音、ゴミ、排気ガスなどに起因する環境汚染、絶え間なく襲ってくる肉体的・精神的なストレスで、体内に活性酸素など化学変化を起こしやすい、遊離基が過剰に発生した場合なども考えられる</b>ので、実行できそうなところを取り上げた。後はそれぞれの素材を吟味して、自然栽培の完全無農薬の野菜類を取りたい。
2007/08/21 独り言 輸入食品の割合と実態

中国食品の問題を踏まえて、危険な日本の食卓の食糧自給率は40%、先進国がのきなみ100%を超えている中、173ヶ国中124番目。
和食を食べると日本の食糧自給率アップにつながると思いきや、かろうじてお米が100%の自給率で、その他はほとんど30%にも満たないものが多い。
お米が100%なのは、関税が1kgあたり341円かかるから輸入のメリットがない、しかし加工したお米は分類がお米でなく調製品に入る、もしこれもお米とした場合の自給率は半減してしまう。
近隣アジアの日本向け輸出品のずさんな管理、違法な薬や添加物は当たり前、サンプル検査で発覚しても偶然で通してしまう危険な食品が輸入され流通している。
2007/08/20 独り言 亜鉛とは

約90%が骨と筋肉に存在するが、濃度が高いのは前立腺などの生殖腺、精子や精液の生成に大きく関与し、別名「性のミネラル」、亜鉛不足から精子の数も勢いも弱い人が増えているという。
また、前にも述べたが亜鉛が不足すると味覚障害を招き、食べ物の味が分からなくなる。今の日本人の10人に一人が味覚障害予備軍だそうだ、苦味をあまり感じなくなったら要注意。
免疫にも深くかかわり、赤ちゃんに与える母親の初乳には、普段の二十倍もの亜鉛が含まれているのに、その母親が乱れた食生活の影響で、母乳を飲んだ新生児がアレルギーになってしまう。
<亜鉛の多く含まれている食品>
牡蠣、小豆、豚肉、生姜、パセリ。パセリは農薬使用量の多いベスト3(他はセロリと大葉)なので無農薬のものを選ぼう。
2007/08/19 独り言 連続・世界中の飲み水が危険

赤ちゃんが亡くなる。硝酸態窒素による水汚染が問題になっているのは第二次世界大戦後のアメリカで硝酸態窒素の濃度が高い地下水を飲んで乳幼児が亡くなったと判明してからだ。
赤ちゃんは硝酸対窒素に非常に弱く、酸欠状態で身体がブルーになってなくなる「ブルーベビー症」が世界中で急増。そのため、地下水の硝酸態窒素の濃度を調べ、危険性の高い水は飲めないよう規制された。その後、欧米ではあまり起きなくなったといわれている。
自然には硝酸態窒素の浄化作用があり、特に水田は浄化作用が大きく、その上、日本では地下水がたまらずに流れているので、硝酸態窒素の汚染濃度が低かったが、環境基準を超えた井戸の数が2000年度は165本だったのが、2005年度には651本に増えている。
2007/08/18 独り言 続・世界中の飲み水が危険

農村では、地下水の2割以上が硝酸態窒素の環境基準を上回ったと報告されたのが10年前。汚染は悪化しているので、現在ではもっと基準違反が増えているはず。
水道原水の22%は地下水から供給されているので、水道水さえ危険レベルに近づいた水が増えている。
硝酸態窒素の汚染が増えている原因は何だろう?
日本では、水の硝酸態窒素汚染は、大正末期に化学肥料を用いるようになってから始まったといわれている。地下水の硝酸態窒素は、化学肥料59%、家畜排泄物37%によるという試算もあるほどで、化学肥料と家畜排泄物が主原因であることは間違いない。
硝酸態窒素を減らすには、この2つとも減らさねばならないが、それは容易ではない。
化学肥料や有機肥料を減らすには、耕地面積が00.1%もない自然栽培農業を、日本の主流派にする必要がある。
家畜排泄物は、ヨーロッパでは前から規制が強化されていた。日本でも2004年11月から規制が強化されているが、いまだに有機栽培が安全でいいと思っている消費者と生産者が圧倒的に多い。
今の農業が人間の寿命を縮めていることに早く気がついて、世界中で自然農法を始めよう。
2007/08/17 独り言 世界中の飲み水が危険

水道水には厚生労働省が「硝酸態窒素および亜硝酸態窒素」の基準を10mg/lと設定し、環境省も水に同じ環境基準を設定している。
この硝酸態窒素は、水中の硝酸イオンと硝酸塩に含まれている窒素のこと。
硝酸態窒素の危険性は硝酸塩と同じで、血液の酸素運搬能力を奪い、特に乳幼児を窒息死の危険にさらす。
硝酸態窒素が、体内で亜硝酸態窒素に変化すると、発ガン物質になり、毒性も強くなる。
硝酸態窒素は安定性の高い物質なので、浄水場では取り去ることが出来ない、だから水道水の汚染が進むと、取水を停止するか、検出値の低い水で希釈して使うしかなく、減ることはないので、摂取量は増えていく。
硝酸態窒素による環境汚染は、野菜を含め、人間の体に入る物に広がっている。
尚、硝酸態窒素は煮沸してもなくならず、むしろ濃度が濃くなって更に危険になることも覚えておこう。
2007/08/16 独り言 世界中のあらゆる都市が、ある一つの問題に直面している。

それは、都市ゴミをいかに処理するかである。一日に産出される都市ゴミの量が1人当たり1Kgにのぼる中、都市はプラスチックや有機物、金属、紙、ガラス、カーペット、乾電池、電化製品などの廃棄物の猛襲にどのように立ち向かうか苦闘している。この大量の廃棄物の流れは一向に縮小される気配を見せない。むしろ、着実に大きくなっている。
今、自然栽培の野菜はまさに本当のリサイクルが行われ、土の環境がよければ上手に野菜が育ち、根っこが土に残り微生物が住む環境が出来、野菜に不必要なものを取り除き、いい土が出来る。
自然界に生息するいかなる生物がどんな廃棄物や副産物を出しても別の生物によって必ず再利用される。
人間は誰にとっても価値のない廃棄物を産み出すことによって、自らの知性のレベルを実証している。さらに悪いことに、ダイオキシンや重金属、核廃棄物、その他こうした悪いものすべての処理は、お金を受け取るにしても誰も気が進まない。単なる家庭ゴミですら、疎んじられるものになってきている。
根源は、実は便利にあるのではないか、産業革命以来いちじるしく人間の生活環境が変わった、産業革命に無縁の自然界は人間がいじらなければ上手に循環している。
2007/08/15 独り言 結婚披露宴の残飯

一時代前のように、絢爛豪華な結婚式も贅沢な食事も否定はしないが、その披露宴の食事の1/4は生ごみになっている。
食事がメインで結婚式に出ている人は、そんなに多くはいないと思う。
たしかに、「食事たいしたこと無かったね」なんて会話聞くこともあるが、でも25%が生ごみになっていることを考えれば、世界の人口63億人のうち約8億人は食料が乏しく、栄養不足の状態だという。
日本の女性は平均寿命85才を超えているのに、アフリカのシエラレオネではわずか34才である、いかに子供が生きながらえないか、もちろん内戦による戦死者も多いが、飽食の日本、平和ボケで無駄に慣れすぎていやしないだろうか。
参考までに一般の宴会でも16%が残飯になって廃棄されている。
2007/08/14 独り言 ストレス対処が下手な人が多い

ストレス社会が生み出す原因不明の不安に襲われ、精神や肉体に不安を覚える人が増えている。
ストレスの発生源となる対人関係、仕事、家事、自分や家族の健康状態等、大きなストレス源との接し方を変え、ストレスを軽減するしかない。
それにうってつけなのが、「ロハス」であり「スローフード」ではないかと思う。
生活のテンポをゆったりさせる、忙しいときほどのんびり散策してみたり、ゆっくり食事をすることが必要。最近目立つ思春期の子供の犯罪も、どこか急ぎすぎるストレスから来る不安が原因ではないかと思う、家族で食卓を囲んで笑うことが出来れば、子供が親を殺す、その逆もあるが、そういう事件が無くなるのではないか。
仕事や家庭生活のテンポは年々速くなる。これらがなんとなく不安な人を増殖させる原因になっていることは間違いない。
2007/08/13 独り言 食の安全は食糧不足で崩れる

日本は少子化でも世界は人口増。
日本の食糧自給率約40%、でもそれは「供給熱量自給率」のこと。
国民が食べているあらゆる食物でどれくらいのカロリーが取れるか、自給できる割合を計算したもの。
野菜のように国内で多く生産されているカロリーの低いものはあまり反映されていない、しかも食べ残しも含む。
カロリーの高い食品はかなり輸入に依存している。いま日本より海外のほうが深刻な自給率低下である、その裏返しが人口の増加である。
アメリカ産牛肉の再輸入はもうあまり関心がなくなっているのも既定の事実、鳥インフルエンザー問題でタイからの鶏肉輸入停止されたときでも加工品は輸入されている、焼き鳥のほとんどはタイからで、居酒屋等かなり流通している。
食の安全の抜け道が加工品だ、かなり制約があまいこと、非常に危険だと思う。
これからも海外に依存していかなければならない食生活を、昔に戻し、お米が主食の日本にして、ぬか漬けや梅干、そして味噌汁の朝食を毎日家族で食べるようにしないと、食の安全は誰も保全することが出来なくなる。
2007/08/12 独り言 食の安全の責任は消費者、生産者それとも・・・・

食品関連業界が変われば!
食品製造業や飲食業が本気で食の安全に取り組まない限り、いつまでも安心して食事を取ることが出来ない。
経営者としてコストを抑えるのは分かる、無駄なものを無くすのは正しいが、安全までなくしていいものか、そこまでしてコストを低くしなければならないのには、消費者が求めている物と一致しているのではないかとおもう。
安くて、早くて、そこそこ満足してしまう。ファストフード、コンビニ弁当、テイクアウト専門の惣菜屋などの食材コストを安く抑えるために、商社の営業が世界中で安い食材と、安い人件費で製造できるところを探して、そしてそのためにコピー食材を使い、低価格の商品を開発して提供している。
手作りの3割ぐらいのコストで手に入り、人手もいらないので経済的だ、消費者がその味に慣れてしまっているのもいけない、生産者も製造業から安く叩かれれば効率よく生産しなければいけなくなる、まさに三つ巴ではなく、三すくみの状態だ。
これを打破するには、メディアが正しい、いい情報を流すことだと思う、2〜3年前は無肥料・無農薬の野菜を使っているとアピールしても、有機栽培ですかといわれて決して活字や映像で流してくれなかったが、ここのところ自然栽培の野菜を使っているレストランということで取材が増えてきた。もっともっと情報提供して食に対する意識をメディアと協力して変えて生きたい。
2007/08/11 独り言 食べ物自然主義

1959年イギリスのドリス・グランド女史が警鐘。
「あなたはご存知ですか、正直な食べ物がほとんど売られていないということを?私達の食卓に乗るほとんどすべての食べ物がすっかり姿を変えられ、加工され、化学薬品を添加されているので、食べ物が本来持っている滋養が奪われ、あるいは台無しにされているのです。漂白され、染められ、乾燥され、冷凍され、合成され、缶詰にされ、硫黄でいぶされ、ヨウ素で処理され、精製され、混ぜ物をされ、しかも清潔ではないことがしばしばあります。私達が生きていることさえ不思議に思えるほどです」
半世紀も前からイギリスで注意を促している人がいた。
ちなみに1959年の日本は、「南極物語」の映画で有名なカラフト犬タロー・ジローが越冬隊に生きて発見された、現天皇が成婚、王監督がプロ入り初ホームラン、東京オリンピック招致が正式決定、伊勢湾台風で死者5000人を超えるような出来事があった年。
翌年池田隼人内閣が誕生し、所得倍増計画が発表され、その後日本のめざましい高度経済成長が始まる。と同時に、飽食日本の始まりでもあった。日本の伝統が失われ始めたときでもある。
くしくも最近食の安全に関する信じられない出来事が多い。1世紀も2世紀も先のため今からでも「食べ物自然主義」を考えよう。
2007/08/10 独り言 気候や体質にあった食べ方

気候や体質にあった食べ方は、民族の存続をかけた人体実験。
数世紀に及ぶ地域社会単位の功罪をもとに、適切でない食べ物や食べ方を淘汰してきた地域社会に伝わっている郷土料理の知恵が生命と安らぎを与えてくれた。
野菜も同じで、自然栽培野菜とは、気候風土に合ったところで根付くのに何年もかけているのに、どこどこの何が美味しい、と、聞くとすぐに真似してみても成功はしない。
熱い夏を健康に過すには、夏の食べ方があるように、冬を快適に過すには、体温を熱くするエネルギー豊富な肉や根菜類の料理の仕方や食べ方、独特の保存食の作り方や食べ方、アルコールなどの飲み方があり、長寿県人のやり方を猿真似すれば、誰でも健康で長寿になれる訳ではない。
野菜栽培も、人間も、急いでいい結果は出ない、どんなに急いでも今日の次は明日でしかない
.。
2007/08/09 独り言 夏日の車内

ひなたに駐車していると車内は80度近くになる。
今の自動車でエアコンのついていないほうが珍しい、窓を開けっ放しで走ることも少ない、窓ガラスはUVカット、したがって窓を閉めて乗ることが多い。しかし、最近の自動車は、各所にいろいろな合成素材が使われている。有毒な化学物質が充満している、当然車内はとっても危険。新車の場合は特に有毒ガスが充満している、化学物質過敏症の人はとても乗っていられない、中には車内の臭いが嫌いで、芳香剤を積んでいる人もいると思うが、 それからも化学物質が発生している。
真夏の車内は毒ガス室化している。要注意。
2007/08/08 独り言 今年も江ノ島の花火大会に

3年連続ローズメイの社長宅にて、食事会兼花火見学となった。
今月に入ってからの猛暑が続くなか、今までで一番の人手ではなかったかと思う。
風が強く開始が遅れたが、はるか遠くで三浦海岸の花火大会が始まっていたので、線香花火のようだが楽しんでいるうちに、江ノ島のほうも始まった。例年より派手で、時間が押していたからか、打ち上げの間隔が短く、とても見ごたえのある迫力を感じて、とても楽しかった。
昨年、時間を遅らせて帰宅したら、乗り物が結構空いていたので、今年もそのつもりで遅らせたが、やはり今年の人では例年以上だったのか、かなりの混雑だったが1日フリー切符を買っといたので、券売機前の混雑は避けられスムーズに、なおかつ座って帰宅できた。
今年も社長にご馳走になりました、ありがとうございました。

2007/08/07 独り言 夏はぬか漬けに限る

今年は7月があまり暑くなく、8月に入って猛暑がやってきた感じだが、その製菓今年のぬか漬けは例年になく、いい具合に発酵している。
漬物は本来塩漬けや、発酵させることで何日も持つ保存食であり、健康食でもあったはず。
今でも家庭で自分で作っている人は安全だと思うが、しかしスーパーやお店で売っている漬物は非常に危険である。
今は冷蔵庫があるので保存しやすいから昔よりかなりの減塩で作られている。団塊の世代の人は赤提灯や焼き鳥屋に行くとまず飲み物と一緒に漬物を注文したものです。
その当時から比べると今は半分から1/3の減塩だそうです、それなのに多くの売り屋さんは常温で販売している。
かなりの合成保存料が使われていると思う、そして合成着色料、化学調味料、添加物さらに漬けられている野菜も外国産がかなり多い、漬物という名の化学薬品漬けではないか。
自分で自然栽培の野菜と天日塩を使って作ろう、食べる喜びと作る喜び、そして漬物も生き物だということが判る、毎日面倒をよく見てあげるととても良く出来るが、手を抜くとすぐにぐれてしまう、よく声をかけてあげると良い物が出来る、子育てと似ているかも。
2007/08/06 独り言 野菜表示を消費者の目線から

スーパーマーケットの野菜売り場に有機栽培コーナーがあると安全な野菜だと思っていませんか?
「食物は食した消費者が健康を維持し、より健康になること」が基本ですから、最低条件として安全であることを開示するべきだと思う。
有機認定を受けなければ無農薬とか有機栽培と表示できないなんてナンセンスな事いわず、私は農薬何回、消毒何回、肥料は何を使ったか、あるいは全て使ってないならそれを表示する事で安心して納得できる。
お国に文句言うわけではないが、一般の消費者は有機認定を受けているものが安全だと思っている、多くの無肥料栽培生産者も疑問を持ちながら、有機認定を受けている。
認定は受けていないけれど、完全無農薬で生産している人たちは、口頭でしか説明のチャンスがない。
しかし認定を受けていれば、国が許可した農薬を使用しても無農薬と表示できる、そのほか低農薬、減農薬との表示をするが、やはり具体的に何回農薬をかけたかを表示すべきだ。
ちなみに、減農薬とはガイドラインの基準より一回でも農薬散布を減らせば表示できる。
「本当に美味しかった」「食べ続けたら身体も良くなった」「家族の仲が良くなり、家の中の雰囲気も明るくなって来た」そういう野菜、すなわち自然(無肥料)栽培野菜を食べて生産者に感謝し、いい野菜をを作っていて本当に良かったと心から思ってもらいましょう。
2007/08/05 独り言 新宿高島屋リニューアル

リニューアルして、美術画廊が新設された。
そこで昨日行われたレセプションに招待され行って来たが、早めに行きりリニューアルした店内を巡ってみたが、昔の百貨店のイメージはなく、高級ブティックが集まっている感じで、高級感には無駄がつき物で、独特の雰囲気をかもし出している。
レセプションのほうはセレブの方が多く来られていた、料理の何点かは作家の作品が上手に使われて、改めて器と料理は同等だと感じた。
備前焼の人間国宝を、祖父と父に持ち藤原家三代目の、藤原和氏の陶展に招かれたのですが、シェ・イグチがオープンする前に、藤原家を訪ねたとき二代目藤原雄氏が病気気味で作業も途中のまま休まれていたので、息子の藤原和氏が代わりにいろいろお話をしていただき、それ以来の付き合いをさせていただいている。
2007/08/04 独り言 ぬか漬けサラダの効用

野菜の食物繊維が体調維持、健康増進に効果がある。野菜から出たカルシウムと塩(自然塩)のナトリウムが体内でバランスを保ち、健康を維持している、そしてぬか床の中に発生する乳酸菌と酵母菌が野菜に酸味と発酵臭(アルコール臭)を加え旨みが増す、おまけに、季節の野菜を沢山の種類食べることが出来る。
高温が続く毎日なので、1日3回は床からかき混ぜ酸素を十分にいきわたらせる。
野菜を育てている自然栽培の生産者がいつも野菜に話しかけているそうですが、私もぬか床にいつも話しかけているので美味しいぬか漬けが出来る。
生野菜のサラダではないが、毎日欠かせない食べ物になっている。
007/08/03 独り言 食品を選ぶ基準は

もともと「国産品」が選択基準の上位にきているが、今は90%以上を国産品で賄おうとしている。生鮮食品を選ぶ際に重視している点をアンケートすると、全体では低農薬・無農薬が59.9%、国産品が59.7%で、ほぼ並んで重視され、天然モノと遺伝子組み換えでないが47.9%で続く。
有機栽培や天然飼料など、間接的な安全性よりも、直接害になる要素の少ないものが優先されていると考えられる。
国産品が上位に来るのも、外国産に比べて農薬などの使用がコントロールされているというイメージがあるうえ、ここ一連の中国産の安全問題と、国際基準と国内の実態での格差ではないかとおもう。
でも、この基準を知る手段は食品表示でしか消費者にはない。
その表示が偽装表示と、偽物産地偽装等、消費者が一番だましやすいのに付け込んで、「官・業」が近すぎると思う。
農水省や厚労省のHPでは食の安全をかなりPRしているのに、危険な添加物や農薬を許している、癒着と根回しのつけが消費者の体をむしばんでいる。
そこに天下りの構図が構築されている、全ての業種に少なからず偽装という言葉が当てはまる部分があるのではないか。
世論が世の中を変えられる、消費者はもっと怒るべきだ!
2007/08/02 独り言 ファミリーレストランで人気の白身魚の問題
アフリカのケニア、ウガンダ、タンザニアの3か国に囲まれるビクトリア湖で捕獲される白身の淡水魚、以前は「すずき」として売られていたこともあり、ファミリーレストランでも「すずき」の何々とメニューに書かれていたが、農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律により、現在は「ナイルパーチ」と表記されるようになった。
ところがこのナイルパーチに関するとんでもないことが起きている。もともとビクトリア湖にいた魚でなく、外来魚であり50年ぐらい前に放流されたが、その後ビクトリア湖の固有魚の6割がナイルパーチにより絶滅してしまった。しかし、アフリカの住人にしては、日本など大量に輸入を求める国があり、経済の基盤にも成ってしまって、生態系のことは考える余地がないという。
公開されていた映画、
「ダーウィンの悪夢」で、詳しく分かるので、どこかで上映していたら是非見てほしい。
2007/08/01 独り言 原油高騰の影響

地球の原油はあと40年分しかありません。
GDP(Gross Domestic Product)つまり国内総生産は、原材料費等中間投入分を除いた付加価値の総額ですよね。
つまり、今利益を得ている企業でも、原油コストの比重が多ければ実質赤字になるわけですよね。
そこで、われわれに直撃する問題で、ガソリンの値上げ、これから冬に向かって需要が増す灯油等は逆にこの機会に使用量を減らす方向で考えたらどうか?

この冬予定されている、ガス・電気代の値上げ、全ての元凶は、原油高による事であるし、産業革命以来の環境破壊の根源である原油の使用量を本気で減らそう。
発電も以前にも述べたが、風力発電のウインドファームは狭い国土の中でも、風が強くて人の住めない場所がいくらでもあるし、日本は台風がかなり接近する場所もあるし、とにかく安価、豊富、無尽蔵、入手しやすい、汚染源とならない、気候に悪影響を与えないなどの理由で最高のエネルギーであること、ソーラシステム共々主流にしたい。
以前、東京都は水曜日はノーカーデーと決めたが、今知っている人はほとんどいない、不便だからという理由かもしれないが、そんなに急いでも変わらない、産業革命以前には戻れないが、今こそ、いい悪いをはっきりして子孫に悪い環境を残すのを止めよう。
郊外の路線バス営業後の深夜タクシー相乗り等も考えなければいけないだろう。

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