シェ・イグチ・今日の電波コラム(エッセイ)
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2007年11月


date thesis column
2007/11/30 独り言 タイの画期的な食品表示制度

タイでは1979年から、加工食品の主要原材料の使用割合をパーセントで表示しなければならない、と定めている。
そのため、日本から輸出される商品にも、主要原材料およびその割合が表示されている。
シュウマイの崎陽軒といえば知らない人がいないぐらい有名だが、そこでも食品表示の順番を替えて、あたかもたくさん入っているように見せていたことが発覚したが、
JAS法品質表示基準に「原材料に占める重量の割合の多いものから順に、次に定めるところにより記載すること」と表記されている。
ところが、日本にはパーセントでの表示義務がない、主要原材料の順番を変えてもメーカーに問いただすしか分からない、ある業界では違法と知りながら業界ぐるみで表示違反をしていると聞いたことがある。
日本もというより世界中が早くタイに見習って、加工食品の主要原材料の使用割合をパーセントで表示するようにすべきだ。
ちなみにタイに輸出されている日本の加工品(特にソースや焼肉のたれ等の)の表示は全てパーセントで表して多い順に並んでいるから、もし見る機会があったら二度と使いたくないものもあるはず、主客転倒とはまさにこのことではないかと思うことが多々ある。
2007/11/29 独り言 北海道からヤーコンが届いた

ヤーコンは南米アンデス原産、キク科に属する生命力旺盛な植物。
驚くほどのオリゴ糖の一種であるラフィノースとクロロゲン酸ポリフェノールを含んでいる。
ヤーコンのイモを食べると、オリゴ糖とクロロゲン酸の2つの成分により、アトピーに良い結果が得られそうだ。
またヤーコンの葉には、学会においても話題となった血糖値抑制効果の在る新しい成分が含まれており、お茶にして利用することで成人病の予防等になる。根も葉も驚異的な成分を含んだヤーコンは、一説に若返りに良いとも言われている、まさに現代人のための植物で、ここ数年健康ブームの中注目されている。
その上カロリーがほとんどないので、ダイエット食としても取り入れられている。
すばらしいことに、自然栽培に適していて、ヤーコン自身が虫を寄せ付けない成分をたくさん持っているので、農薬も使わずに栽培しやすい。
調理法は、生でも焼いても揚げても食べれる、それにそんなに強い味でないのでほかの食材との相性もいいので非常に簡単。
2007/11/28 独り言 “太っちょ解消”を

中学生「肥満」20年で1.5倍
1982年と2003年を比べると「肥満」の小学4年生は5.9%から9.0%、中学1年生は7.3%から10.8%に増えた。小学5.6年と中学1年は10人に1人が「肥満」とされる。
小学生の約15%、中学生の約20%が週に2、3日以上、朝食を食べないというデータもある。
それと、以前も述べたが最近のお母さんの料理や給食は揚げ物、炒め物が多すぎる。
子供が好むから、食べさせてはいけないとは言わないが、嫌いなものを食べさすのも食育であると思う。
その時、本人が嫌いな食べものでも一生懸命生産している人の苦労話とか、そこで会話することが大事だと思う、子供から言わせれば”うざったい”ことかもしれないが、それは一人で食事をさせないというメッセージと実行を親から発信することで、むやみな過食から子供を守ることで、肥満を防ぐ。
今、アメリカでも子供のときからの肥満は、銃を持つことと同じくらいの社会問題となっている。
日本もなぜかすぐアメリカを追っかけているような気がする、貧しくても家族団らんがあった戦後20年ぐらいが日本人らしく良かったような気がする。
2007/11/27 独り言 少子化問題の根っこ

ニート作った社会が少子化問題の根っこ。
ニートを生んだのは、先進国になったがあるゆえ、学力社会になってしまったことに問題がある。
ともかく親が高学歴を望む、高校進学率90何%ほぼ100%に近い、大学進学率も高い、専門学校も、昔は自分の進みたい専門分野の学校だったが、今では大学に行きたくない、あるいは受験に失敗した、そして社会にはまだ出たくない理由で、ともかく技術を身につけようなんて単純な理由が大多数。
いざ卒業してみたら、自分の目標が分からない。
子供のときの夢も、自分の意思より、世の中の流行に左右されて、現実問題になってくると、その夢は何でもなかった。
60年安保や70年安保のとき、学生運動が盛んで、のんぽりがはずかしかったり、あるいは未就職は浪人といわれて肩身が狭かった、受験でも団塊の世代の人は、高校浪人が多数出ると脅かされた、社会問題でもあった。その一方集団就職で上京する人たちが多数いた。
必死に働いて社会に貢献していた人々は、出来るだけ早く家庭を持って、アットホームな実生活を送っていた。
しかし、その子供たちは、友達と遊んでも他人のことには無関心、人のうちでTVゲームをして帰ってしまう。ある意味利己主義になって、社会に順応していない、他人は他人、自分は自分と思い、集団生活が出来ないし、したくなくなっている。
いま、体育会系が社会でもてはやされるのは、規律が出来ていること、これは家庭で教育できないことを、親には話せないけど先輩は聞いてくれるし教えてくれる。
性や恋の悩みを話せる家族と食事をする機会が増えれば、ニートもいなくなる。
婚礼適齢期でなく、結婚したくなるときが普通はある。
2007/11/26 独り言 百姓

百姓と呼びつけにしてはいけないの?
百姓の「百」は「たくさん」、「姓」は「かばね(豪族が氏(うじ)の下につけた称号)」のことで、古代において百姓は、「もろもろの姓を有する公民」の意味であった。
また、百姓は百の知識を持つことからそう呼ばれる。
先生と同じで、先生様とか先生さんとは言わないのになぜか、周りはお百姓さんという、本人たちは自分のことを誇りを持って「わしら百姓はな」という。
自然栽培で生産している人々は、農薬も肥料も使わずに生産していくための知識は並大抵のものではない、日々勉強、そして実践努力、生活をかけて作業をしている。
なのに、謙虚に「まだまだ百姓ではないよ、十姓くらいだよ」という。
そして尚、研究にいそしむ、なぜか、自然はマニュアル通りではないのである、近年は特に異常気象か、毎年様子が違う中、土に季節を感じさせ、生育させている、まさに無形文化財ではないかと思う。
だからあえて尊敬をこめて「百姓」と呼んではいかがな物か。
2007/11/25 独り言 風邪の治療に抗生物質不要

以前も述べたことがあるが、そろそろ風邪を引く季節になってきたので思い出してほしい。

子どもの風邪に抗生物質は?
風邪は、鼻からのどまでの「上気道」がウイルス感染などにより炎症を起こした状態。
抗生物質は、体の中で細菌が増えるのを抑える薬、かぜの9割はウイルス感染が原因で、抗生物質ではウイルスを抑えることはできない。
それなのになぜ抗生物質が使われるのか。
抗生物質を使う理由は「溶連菌(ようれんきん)感染症、中耳炎などの細菌感染症の治療」が最も多く、次いで「症状だけでは細菌感染を否定できない」「2次感染の予防」だった。
海外では、抗生物質を使っても風邪の症状改善には効果がなく、細菌感染の予防にも役立たないという結果が出ている。
さらに、不必要な抗生物質の乱用は、薬が効かなくなる「耐性菌」を増やしてしまうことにつながる。
普通の風邪については「抗菌薬(抗生物質)の使用は有害無益とされ、適応がないとする報告が多い」 特に子どもの場合、骨や歯の形成を妨げたり、関節障害を引き起こしたりする恐れのある抗生物質もあり、十分な注意が必要だ。
ある小児科医は「日本は世界でも耐性菌が多い国なので、第一線の医師は細菌感染の有無を見極め、安易な処方を慎むべきだ」と警鐘を鳴らす。
2007/11/24 独り言 野菜の栄養事情

野菜の栄養が激減?
現在の野菜は品種改良や栽培方法の変化で、昔に比べて栄養素が激減している。ハウス物と路地物、旬と通年ある野菜の比較だとビタミンCとカロチンの含有量がかなり違うようだ。
ということで、その栄養補強にサプリメントが売れまくっている、一説には4.000億円市場といわれている。
サプリメントの安全性が問われている中、これだけお金を使うのなら、自然栽培の野菜や果物、無添加の天然醸造食品等多少金額が高くても、「安全・安心」を買うのなら決して高くないし、美味しくて、栄養が豊富な野菜、食事から栄養を摂るのが自然で一番いい。
最近の出産のとき、多くの人の羊水が薬品のにおいがするそうです、その羊水の中で胎児の時期を過ごして生まれた幼児の90%以上がアトピーになっているそうです。
子供の将来を考えると、サプリメントと自然栽培野菜とどっちが安いですか?
2007/11/23 独り言 ピンチをチャンスに

今の食糧事情、世界中から農薬と添加物を輸入している状態が、最悪の危機で、自給率が低い日本を嘆くより、思い切って国民が一致団結して鎖国して、本当に自給自足しなければいけなくなったら、この状態を打破できるのではないか、あまりにも便利で安くそして贅沢な物を手に入れるようになり、健康という担保を取られて、次世代に相続する前に命を競売に掛けられているのに誰も気がつかない。
セーフガードは国内の農産物を守るために暫定的に輸入を制限するのでなく、危険を国内に入れないように、安全に関する規制はもっと厳しくしてほしい。
環境や安全性を守るという大義があれば、輸入に制限を加えることは可能なはずで、不完全かつ不公正な市場原理のみに振りまわされなければならない道理はない。
今こそポスト・ハーベスト農薬がたっぷりかかった小麦や、無気味な遺伝子組換え大豆の輸入を拒否し、それらを自給する政策に転換するべき時である。
現実離れしているが、もちろん輸出で成り立っている日本経済でもあるから、不可能なことは分かっているが、どこかで歯止めをしないと、とんでもない遺産を残すことになる。
2007/11/22 独り言 南極条約て何?

よく分からないのが南極で何を競うのか
南極条約
(1)1957年〜58年の「国際地球観測年(IGY)」に南極において実施された国際的科学協力体制を維持、発展させるため、1959年、日、米、英、仏、ソ等12か国は南極条約を採択した。同条約は南緯60度以南の地域に適用されるもので、以下の点を主たる内容としている。
(イ)南極地域の平和的利用(軍事基地の建設、軍事演習の実施等の禁止)(第1条)
(ロ)科学的調査の自由と国際協力の促進(第2、3条)
(ハ)南極地域における領土権主張の凍結(第4条)
(ニ)条約の遵守を確保するための監視員制度の設定(第7条)
(ホ)南極地域に関する共通の利害関係のある事項について協議し、条約の原則及び目的を助長するための措置を立案する会合の開催(第9条)
(2)南極における領土権問題
 現在、南極地域で実質的な科学的研究活動を行っている国の中には、南極の一部に領土権を主張している7か国(クレイマント:英、ノルウェー、仏、豪、NZ、チリ、アルゼンチン)と領土権を主張しないと同時に他国の主張も否認する国(ノン・クレイマント:米、ロシア、我が国、ベルギー、南ア等)があり対立している。また、ノン・クレイマントの中でも、米、ロは現状では領土権を主張しないが、過去の活動を特別の権益として留保している。南極条約においてはクレイマント、ノンクレイマント双方の立場が認められ、基本的立場の違いはあるものの、対立を表面化させずに共通の関心事項について対処するよう努めている。
というのが内容だが、実際に大金をつぎ込んで各国が個別に観測調査する必要があるのか疑問に思う。
実際の南極大陸は、地球上で最も人為の及ばぬ場所で、いまこの大陸が、ゴミの「不法投棄」に汚染されている。基地を閉鎖してもそのまま放置している国になぜペナルティを与えないのか、どこの国だか100%分かっているのに黙認、南極条約を作っても現在のように、経済的に撤退する国が出るとは思ってもみなかったから、もともとそんな約束はしていないし、それを取り締まるレフリーがいないから勝手にしている。
宇宙開発と同じで、何を競っているのか、どうしても無駄使いにしか見えない、そして宇宙のゴミ「不法投棄」と、全く同じ構図ではないか、今この時間に飢えで死んでいる子供がどれだけ世界中にいるのか思えばこんな無駄遣いはない。
南極観測や宇宙開発がどれだけ平和利用に役立つのか知らないが、人類の利益につながるのか分からないが、その費用をアフリカで飢えている子供たちに与えることがなぜできないのか、先進国は、もっと上手にお金を使ってほしい。
2007/11/21 独り言 酸素水てなに?

水を買う時代になった日本。
ミネラルウォーターは、全て天然かと思っていた人が多いのでは?
自然の水、ミネラルを豊富に含んだ水、加工が施されていない水のことを一般の人はミネラルウォーターだと思っている。
個人的には奈良の天然水か、ボルビックをいつも飲んでいるが、これらは無殺菌で自然水に一番近くしかも軟水だから飲みやすい。
ミネラルウォーター類(容器入り飲用水)の品質表示ガイドラインでは、【ナチュラルミネラルウォーター】・【ナチュラルウォーター】・【ミネラルウォーター】・【ボトルドウォーター】と大きく4つに分類される。
原水になるものが特定水源より採水された地下水のうち、地下で滞留または移動中に無機塩類が溶解したもので鉱水、鉱泉水などを指し、濾過、沈澱および加熱殺菌に限る殺菌処理を行われたものを指し、一般的にイメージしているミネラルウォーターイコール『自然の水』とは少し違う。
酸素水は、自然のミネラルウォーターでなく、単なる地下水を機械で浄化し、ミネラルを加えた物がある、水道水の約32倍の酸素を含む、天然ミネラルを加えた強化水(酸素水)です。
水をアルカリイオン水にし、特殊宝石セラミックスに通水することで、還元作用のあるマイナスイオンウォーターに加工した水。
町中ペットボトルを持ちながら歩く人が増えるが、飲み物を間違えると返って脱水状態になる物があるので要注意。たとえばアミノ酸が添加されている物は控えるように、安いお茶が美味しく感じるのはアミノ酸のせい。
参考:水これっ!飲みたいっ!
2007/11/20 独り言 続環境ホルモン

環境ホルモン作用のある化学物質の例として、1971年まで流産防止などの目的で米国を中心に使われていた合成女性ホルモンDES(ジエチルスチルベストロール)の影響も報告されている。妊娠期にDESを服用していた母親から生まれた若い女性に膣がんが数多く発見され、また、男性では停留精巣や精巣がんなど生殖器官の異常が多く見られている。
女性の乳がんや男性の精巣がんが最近増加しているとの報告もなされているが、これらの原因としても環境ホルモンの影響が疑われている。
動物実験の結果等より環境ホルモンがヒト精子及び精子形成に悪影響を与えることは十分に予想されると言われている。また、野生生物で報告されている甲状腺の機能異常、妊娠率の低下、生殖行動異常、生殖器の奇形、脱雄性化、雌性化、免疫機能の低下といった生殖・発生影響は、実験動物においても環境ホルモンの投与によって引き起こされている。
ヒトでの研究では、DES、ダイオキシン、PCBなどに急激かつ大量に曝された場合の影響は報告されているが、少量の環境ホルモンにより慢性的な暴露を受けた場合の影響については、明らかにされていない。しかしながら、動物に見られた異常が人類にも起こりうることは十分に考えられ、今後、更に調査研究を進めていくことが重要だ。
2007/11/19 独り言 環境ホルモン

45年前にレイチェル・カーソンさんの「沈黙の春」の中で、農薬の影響の一つとして内分泌系のバランスを狂わす可能性に付いて、記述されている。
野生動物に見られる環境ホルモンによるものと考えられる異常は、まだ断定的なことは言えないが、人に対する影響の可能性も、環境ホルモンによるものと考えられるいくつかの例が報告されている。
その一つが精子数の減少で、1992年、デンマークの研究グループにより、正常な男性の精子数を分析した結果、成人男性の平均精子数は1938年当時精液1cc当り1億個あったものが、1990年には5〜6千万個に減少していたと報告されている。また、フランスでは、1945年生まれと1962年生まれの男性のそれぞれ30歳のときの平均精子数を比べたところ、45年生まれの男性の精子数は精液1cc中1億2百万個であったのに対し、62年生まれの男性のそれは平均5千百万個であったとの報告がなされている。精子数の減少については、その他の国でも調査され、フィンランド男性の精液中の精子濃度は1958年から1992年の間で変化は見られないという報告や、米国における過去25年あるいは21年間で精液中の精子濃度の変化は認められないといった反論もなされている。

2007/11/18 独り言 植物油入りご飯の理由

制作作業効率だけ考える結果、たとえばコンビニのおにぎりやスーパーマーケットに並ぶお寿司が、安価で大量生産されているのはオートメーション化による作業効率のよさがいえる。
ご飯に粘りがあるのに、なぜ機械にひっつかないのだろう、自分で作ると手を水でぬらさないと、ご飯が手のひらについて握れない経験は昔の人はあるはず、最近はラップで握るそうだけれど、おにぎりの美味しさはもちろんご飯が一番だけれど、じかに手で握ることで、手のひらの酵素が含まれ美味しくなる。
手のひらの代わりの機械につかないように、そしてパサパサになにらず、つやを出すためご飯に「植物油」や「乳化剤」が使われている、コンビニのおにぎりを食べるときのフィルムが簡単にはがれる理由も分かったと思う。そして、手のひらの酵素の代わりに「アミノ酸」「酵素」「グリシン」等が使われている。
手作りには、手作りの理由がある。簡単、便利、安いのにも理由がある。
子供達には本物を食べさせたい。
2007/11/17 独り言 ヘンプが地球にやさしいわけは

年配の人は良く知っているが、夏服は必ず麻のシャツや着物を着た。
吸放出性に優れていて、蒸れることなくとても快適だ、それに麻は一切農薬を使わずに育つ、ちなみにコットンは100%農薬を使わなければ育たない、農薬の中身は「枯葉剤」や「漂白剤」といったように、大量の薬剤が使われている。
綿の安い服を買うことは、結果として農地や地球の環境破壊に手を貸していることになる。
最近とうもろこしのセルロースを使ったエタノール製造技術がガソリンに取って代わる燃料になったが、80年も前に、大麻からバイオマス燃料やガソリンの代わりにもなるようで研究されていたが実用化にはならなかったようだ、そこにはいろいろ思惑があったらしい、もし麻のエタノールで自動車が走っていたら、CO2問題も大きくならなかったかもしれない。
それと、種子油は栄養バランスの良い健康食品やダイエット食としても注目。
根っこは、土壌をきれいにして元に還元する、全てが地球と人類に貢献している。
麻の壁紙は、湿気が滞ることがないのでカビが生えにくい、そして劣化しにくいので麻の紙に書いた古文書は保存状態もいい。
日本人の生活に身近だったヘンプを見直そう。
2007/11/16 独り言 後を絶たないアフラトキシン

最近輸入食品監視業務で摘発した食品衛生法違反。
米国からのとうもろこし12件、メキシコからのとうがらし、中国からの加工された落花生2件、インドネシアからのターメリックパウダー、ベネゼラからのカカオ豆、中国からのはと麦、米国からのアーモンド、米国からの小粒落花生、これらが最近水際で摘発されたアフラトキシン陽性。
全品検査でないが、これが多いのか少ないのか、半世紀ぐらい前に発見され、発がん性のある危険なカビ毒である。
ほかの食品衛生法違反も多数検出されている。
参考までに厚生労働省のHP輸入食品監視業務ホームページで過去、輸入届出の際に食品衛生法違反と判断された代表的な事例をみることができる。検索
2007/11/15 独り言 栽培きのこの危険

栽培きのこに使われる殺菌剤とは?
収穫を安定させるために使われている増収剤、使えば使うほどたくさんとれるし、きのこが大きくなって品質も良くなると思われている。しかしこの増収剤は農薬なのであって、安全性についてはよく分かっていない、菌床の雑菌を押さえる殺菌剤やカビ防止剤や発ガン性農薬が含まれているという。
でも、安全・安心にこだわって生産しているところもある。

伊豆中央椎茸会(原木椎茸・静岡県)、ドリームマッシュグループ(ぶなしめじ・福岡県)、小林きのこグループ(エリンギ・静岡県)、横堀 修一氏(足付なめこ・群馬県)、深山園(まいたけ・栃木県)、宮沢 高一氏(えのき・長野県)、有倉きのこ園(山えのき・新潟県)、岩崎農産(マッシュルーム・静岡県)等まだまだ全国に一生懸命栽培している生産者は沢山いる。
(株)バイオコスモ(別名「きのこ会生産者グループ」)で流通している栽培きのこはかなりこだわっている生産者の物だけだから安心。
2007/11/14 独り言 公害や地球規模の環境破壊はなぜおこったの?

資本主義の原理が原因。
地球温暖化防止条約締約国会議、京都議定書当時二酸化炭素を6%削減ということで、チーム・マイナス6%に私も参加しているが、現実には温暖化が更に進み、今は14%以上削減しなければ地球は取り返しが付かなくなるという、どんどん進行している、だから今みんなで阻止しよう。

環境破壊ということ自体はいつでもどこでも起こることです。
有害物質の大気への大量放出、それに伴う気温の急激な変化など、大きな火山の噴火でもこれまで起こってきたことです。
小規模な環境破壊なら他の動物もやっている。昆虫の大発生で森が死んでしまうこともある。
人間がしている環境破壊は、大規模かつ持続的で、一度に大量のエネルギーを発生、消費させる科学技術を使っていることです。
18世紀に始まった産業革命がその発端で「便利と富への欲求」が科学技術と結びついたことろに今の環境問題の原因があります。
でも、もう昔の生活には戻れない、しかし、一人一人が環境破壊を止める為に、ほんの少し不自由な生活をしてみませんか。
2007/11/13 独り言 食品の購入で重視する項目は何か

消費者アンケートの結果は
第一位:安全
第二位:美味しい
第三位:価格
第四位:栄養素
以下:量、ブランド、カロリー、話題性、簡便性と続く。

最近はメーカーの偽装で食べ物の安全が問われることが多い。
しかし安全と美味しさの関係というのも実に曖昧で、時として安全と美味しさは相反することもある。
実際、安全なものを生産するにはそれなりのコストがかかり、消費者の選ぶ、安全なものが食べたいが、価格が高い、でもそれは消費者が理解しなければいけないことだ。
現実新生児の90%がアトピーである、そのうち食べるものがなくなってしまう。
自然栽培野菜は、全く肥料や農薬を使わないので食べることが出来る、しかも冷静に考えると、思ったより高くない。
一昨年の冬、大寒波の中、軒並み野菜が値上がりしたが、自然栽培野菜はほとんど変わらない。生産量によって左右されず、高値安定していて、一年を通すと決して高くない。
キャベツが出来すぎて処分していたら、大雪でキャベツが3倍にもなっている現実。
何かおかしい、キャベツを処分しないで販売すると補助金が止められるので、自分で生産したものを処分する、農政が変わらなければいけない時期に来ていると思う。
政府はいつまでノーテンキなのか?今こそ農転期にならなければ後継者が出て来ずに農業が終焉してしまう。
2007/11/12 独り言 耐性菌が人体にはびこる原因

耐性菌は抗生物質を大量に使用することで動物の体内に発生する。
その耐性菌を生み出す抗生物質が、豚などの家畜に大量に使われている、BSE(狂牛病)騒動で豚肉と鶏肉の消費量が伸びたが、豚と鶏なら安心だと思っていたら、とんでもない、鳥インフルエンザはまだ発生している。
養殖魚でも問題になるのは抗生物質だ。高級魚が安く手に入れられるようになったのが、畜養による大量生産、大量の魚を飼うためには、病気対策として薬漬けにせざるをえない。
最後の切り札ともいうべきバンコマイシンすらお手上げのVRE(バンコマイシン耐性腸球菌)という最強の耐性菌が、ブロイラーの腸内で生まれたというのである。
今、この原因が判っているのに、尚、続けて生産しているのは政府ぐるみの殺人罪ではないか、この時代少し高くても本物の安全な食品を手に入れて食べる、もう自己責任で守るしかない。
輸入食品も国内の食品も信用出来ないものが多い。
先日も自然食品店の偽装表示、誰が安心して物が買えるのか、自然食品店で売っているものが偽装表示、そしてもう少しで命を無くしそうになった事実。
畜産・畜養に使われる抗生物質は、医療用に使われる量の2倍以上だそうだ、その食肉魚を口に入れている。
正直に取り組んでいる、ごく一部の生産者と自然食品店を応援します。
2007/11/11 独り言 自然治癒力

いきなりペットの話になるが、数十年前にはこんなにたくさんの動物病院があっただろうか、ペットブームで動物が増えていることも事実だが、やはり過保護になりすぎているのではないか、ペットフードは全て安全なのか、長寿になったけど病気が増えている。
豊が病気を増やしている、先進国のまさに写し絵巻のような気がする。
昔の犬は雑種が多かったからか具合が悪いと、自分の舌でなめたりさすって治していた。
私の子供時代(ちなみに団塊世代です)は、親も忙しかったし、また自分たちも学校が終わったらランドセルを玄関に放り投げ、すぐ外に飛び出して遊びまくり、帰ってくるとそこらじゅう怪我だらけなんて事はしょっちゅうあった、すると親は傷口を洗って「つばでも付けときなさい」といわれてそのとおりにしておくと治ってしまった。
今では傷口にすぐ消毒液を吹きかけ、消毒薬つきテープを貼るが、あの消毒薬は傷口から血液の中に入って3秒で全身に廻るのを知っていますか、そうすると体の中の必要な菌まで消毒してしまう。
実際に傷口は何もしないほうが早く直るし傷跡も残らない新しい創傷治療参考。
蕁麻疹やリンパ腺がはれたり熱が出るのは、病気でなく病気を教えてくれていると思ってください、すぐ薬で解熱をしてしまうと体の中のセンサーが狂って自力で病気を発見することができなくなってしまいます。
世の中豊かになり便利になると主体性がだんだん稀有になってくるような気がする。
生命は、動植物に限らず全てのものが自然治癒力を持っている、その能力を殺すのをやめよう。
しっかりした安全・安心な食品を選んで体を作ろう。
2007/11/10 独り言 病気から守るための清潔はホント?

日本人の風呂好き、きれい好きは、今に始まったことではないが、毎日風呂に入り、肌も髪も入念に洗うというライフスタイルは、実は、身体にとってけっして好ましいものではない。
人間の肌は、厚さ約2ミリの真皮とその上の厚さ0.1ミリほどの表皮で構成されている。この真皮と表皮、そして毛穴から分泌される皮脂という脂肪によって、皮膚は、病原菌や有害物質の侵入を防ぎ、適度な水分が保っている。
また皮膚の表面には、「常在菌叢」と呼ばれる微生物がすみつき、こうした微生物が、外界から押し寄せる病原菌を追い払う役割をしているとされている。
ところが風呂で身体をひんぱんに洗いつづければ、皮脂がとり除かれ、皮膚は水分を保てなくなり、乾燥し、「ドライスキン」という状態になり、ドライスキンになると、しっとりとした通常の皮膚より過敏になり、皮膚のトラブルを招きやすくなる。
これに加えて、抗菌せっけん・シャンプーをひんぱんに使うと、常在菌叢も弱体化し、病原菌に冒されやすくなる危険性もある。ーTVでおなじみの中原英臣医学博士談ー
やたら抗菌グッズが出回っているが、実はとっても危険が迫ってくる。
畑の野菜も、病気を恐れて消毒することによって、かえって病気になったり、自立する力が弱り、虫が寄ってくる。野菜も子供も自然に強くなるように育てたほうが良い。
2007/11/09 独り言 アーモンドの意外な効用

植物性のたんぱく質、各種ミネラル、ビタミンB群、E、食物せんい、コレステロールを抑制する不飽和脂肪酸等々、栄養バランスに大変優れた食品です。
体に必要な優れたミネラルバランス、悪玉コレステロールの沈着を抑制する脂肪、老化を予防するビタミンEがとっても豊富 、様々な成人病を予防する食物せんいがたっぷり。
オレイン酸…血液中の悪玉コレステロールを除いて動脈効果や心臓病、高血圧を予防する。
トコフェノール…抗酸化作用により体内の脂質を酸化から守り、細胞の健康維持を助ける。
ビタミンE…若返りのビタミンと言われ、抗酸化能力で老化の原因と考えられている過酸化脂質がつくられるのを妨げる、肩こりや冷え性も予防する。
マグネシウム…、酵素の働きを活性化し、筋肉の収縮を促すという生理作用により狭心症、心筋梗塞、不整脈といった心臓病や高血圧を予防。
リノール酸…多価不飽和脂肪酸で血中コレステロールを下げる効果がある。
ただし、リノール酸は現在の食生活では普通に過剰摂取になる傾向が強いので注意が必要です。摂りすぎると肥満を招くばかりでなく、悪玉のコレステロールと一緒に善玉のHDLコレステロールまで減ってしまい、逆に動脈硬化を促進し心筋梗塞や血栓などを起こしやすくしてしまう。
これらの健康成分が含まれているが、ただし、カビ毒の一種アフラトキシンに要注意。
アフラトキシン摂取で発ガンが30倍は高まるとされています。
日本にはアフラトキシン産出のカビは棲息していないそうで、国産品にはほとんど問題ないが、輸入品のナッツ類やコーンはサンプル検査でなく、全て検査してるそうですが、配合飼料で輸入されている物はどうなのだろうか?
体にいい成分を含んでいる物でも、そのものが安全か確認しないと、とんでもないことになるので注意しよう。
2007/11/08 独り言 美味しいから虫が食うはうそ

昨日のコラムをもう少し分かりやすく説明すると、不健康な野菜に虫が寄ってくる。
つまり、野菜が老化していたり、不健全な状態になれば、病害虫が悪い部分を食べて再び元気にしてくれる。
自然界の生態系は循環されている、弱肉強食で自然淘汰される。
自然の野山には必要な虫しかいないのになぜ畑には大量の虫がいるのか、つまり、悪いものを無くすために虫が出て来る、嫌な臭いがするから虫が寄ってくる、臭いの元が肥料で本来の野菜の香りとは違うから、虫に退治されて綺麗に浄化してもらっているのに、殺虫剤という農薬で生態系を崩して、虫が食べなくなったから間違って人間が食べていることになる、人間も一緒で、不健全な体になると病原菌がきて、病気を通して健康になる。
健康な野菜には虫が寄ってこない。
2007/11/07 独り言 農作物に虫が寄ってくるのはなぜ?

地球は循環されて、浄化している。
つまり、悪いものを無くすために虫が食べて、排泄され浄化されている。
嫌な臭いがするから虫が寄ってくる。
健康で元気な野菜には虫が寄ってくる必要がない、肥料を入れると野菜本来の香りでなく肥料の臭いがする。
我々にとって害虫は嫌だけれど、悪い野菜を処理してくれている(本当は益虫)、なのに殺虫剤という農薬をまいてしまうのか、虫が食べなくなったから間違って人間が食べてしまう。
悪いところは全部虫が教えて食べてくれ、人間が食べることがなく、健康を害することがなくなる。
だから、今こそ自然栽培の農業に替える農転期なのだ。
2007/11/06 独り言 無神経なTV料理番組

テレビの料理番組は、結構視聴率が高い、と、いうことは影響力が大きいと言うことだ。
でも、放送を見ていると、材料の中に、平気でグラニュー糖とか上白糖、あるいはスポンサーがあるためか、旨味調味料とか、固形スープの素あるいは顆粒だしの素と、表現しながら堂々と使用している。
公共の電波で放送しているのなら、安全にもっと関心を示してほしい。スーパーマーケットでも、上白糖の安売りがとても目立つ、マーガリンも最近では使用する人が減ったのかと思ったら、とんでもなく、逆に増加している。
あるところで販売している、パイ料理が、一ヶ月外に放り出していても、全く形も崩れることなく、腐敗もせず、原形をとどめていた。多分原材料の中にマーガリンかショートニングを使い、防腐剤が含まれていたと思われる。聞いた話だが、それらの製品や、マーガリンは、ねずみも食わずに避けていくと言う。自然栽培の野菜は腐らずに枯れていくが、これらの物は、枯れずに現状維持しているので、なおさら怖い、TVの影響力を考えたら、むやみに上白糖やグラニュー糖、マーガリンを使ってほしくない。
2007/11/05 独り言 食べ物の安全性判断は自らの責任で?

半年くらい前、食べ物の安全性判断は自らの責任でといった、大宅映子氏の評論が某新聞の「正論」という欄に出ていた。
記事によると、「発掘!あるある大辞典U」の捏造問題に短を発した、いい加減なメディアと、それを鵜呑みする視聴者を「一億総白痴」とこき下ろしている。
ある面、メディアの影響で左右されるのは、消費者の責任ではなく、一方的にマスメディア側に問題がある、オイルショックのとき、トイレットペーパーがなくなる大騒ぎでも、ダイエットや健康のことがオンエアーされると翌日スーパーマーケットからそのものがなくなる、これらの現象を空腹を満たすのもままならぬ時代から、グルメブームの飽食の時代を経て、いまや健康過敏症時代と、切り捨てている。しかし社会情勢が、戦後のベビーブーム、いわゆる団塊の世代のウエーブを全ての社会が受け入れ、それを利用してきた。
記事の中に「添加物は危険」は本当?と言うくだりがあり、自然のものだから安心、添加物は危険というのもほとんど市民権を得てしまったように蔓延している。自然が安全でないのは、トリカブトを考えればすぐ分かる。といっているが、自然毒という食中毒にも分類があるように、自然界の生物が身を守るための手段なのに、それを人工的に化学培養した添加物のが安全なようなことを書き、それらの判断は自らの責任で、正しい科学知識持ち、常識を磨こう、と、いっている本人が、マスメディアに露出している、視聴者に影響力を持つ人間であって、一方的な物腰は許せない。
今のようなメーカーの偽装を自らの判断で解決するのは不可能だ。
2007/11/04 独り言 茶色い砂糖神話

三温糖は白砂糖より体に良いって信じていない?
精糖工場ではさとうきびからとれた原料糖(粗糖)を湯に溶かして、再び糖液状態に戻し、活性炭などで精製し高純度(透明度)のショ糖液(ファイン・リカー)にする。
こうして出来たショ糖液を濃縮してショ糖の結晶化を促し、結晶粒径を調整し目的の砂糖に仕上げる。
最初の析出したショ糖結晶を円心分離器にかけて、糖液から結晶を分離するが、その結晶で上白糖やグラニュー糖・白ザラメが出来、それを繰り返し、通常五番糖から六番糖までショ糖を分離する。
三温糖はこの五番糖から六番糖で、製法は上白糖と同じであるが、製造工程の最後に結晶と分離させた製糖用糖蜜を再利用し、再び結晶させている。
この結晶させる度に再三再四、糖蜜を加熱していることが「三温」という名の由来になっている。繰り返すうちにカラメル化して色がつくので、粗製糖やブラウンシュガーとは全然違う物だ。
先日、白砂糖が良くないことを書いて、なぜ、三温糖のことを書いたかというと、学校給食で、体にいいと思ってこだわって使用しているところがかなりあるので、上白糖も三温糖も結局同じだと言うことを知ってほしい。

有機粗製糖がすぐに手に入るので是非そのことを知ってほしい。
2007/11/03 独り言 シャワーと二酸化炭素

シャワーを浴びているとき何を考えますか?
水道が送られてくるのにどれだけのエネルギーが使われているのか、それから温水にするのにガスか電気が使われている。
石鹸やシャンプーは何を使っていますか、流れたお湯やシャンプーは下水道に行く、河川の汚染の元、こまめにシャワーを止めていますか、結構流しっぱなしにしていることがありませんか。
シャワーを無駄に浴びると、二酸化炭素による温暖化に協力していることになってしまう、昔の行水はその点良かったのかも?
温泉に行くと、お湯のボタンを押してから一定の時間か量か知らないが自動で止まる、でもかなり余分に流れる、しかしあくまでも温泉で自然に湧いてくるものと判断する。
シャワーの場合は、自分の意思で水量をコントロールしなければいけない、ならばシャワーの出るところなりにボタンをつけて、押せば出る放せば即止まるようにすればかなりの倹約になると思う、つまり出っぱなしに成らない様にする、世界中で実行すれば、水の倹約と二酸化炭素の発生をかなり抑制できるのではないかと思う。
2007/11/02 独り言 人類の危機、化学薬品の呪縛

合成殺虫剤という化学薬品。
化学薬品が使われだしたのは、先の世界大戦のときの化学兵器開発が終戦によって、本来中止すべきところを、今度は合成殺虫剤と名前を変え、更に進歩・開発が進められている。
ベトナム戦争のときの枯葉剤はまだ記憶に残っている人も多いと思うが、いまだに農業では使用されている。
現代の人は、母の胎内に宿ったときから死に至るまで、恐ろしい化学薬品の呪縛のもとにある。
化学薬品の詳しいことは専門家に任せて、我々が知っておきたいのは、今の生活から早く化学物質を排除しないと、人類は破滅して、やがてゴキブリやねずみが世界を制する時代が来てしまうこと。
2007/11/01 独り言 生鮮食品にも表示義務

野菜・果物・肉・魚介類にも明確な表示を!
生鮮食品は、加工食品と違って原材料表示が必要ないが、消費者が本当に知りたいのは、低農薬の野菜は、なんと言う殺虫剤を、あるいは消毒を何回まいたか、化学肥料は何を使用したか、そして何時まいたか、養殖の魚介類はどういう水質で、飼料は何を、抗生物質はどのくらい何時使ったか、当然家畜の飼料、鶏卵の育て方等々表示して、消費者に選択の範囲を広げたらどうか。
原産地、生産社名、有機認定、畜養魚等の表示では本当のことが分からない、ましてその範囲でも偽装表示が公然と行われている。
中国産の里芋をわざわざ千葉の土をつけ、千葉県産として販売していた中卸業者が摘発された、しかし改善命令だけで済んだ、それも初犯ではないのに、こんなことで何を信じて安全だといえるのか。ここ一連の消費期限偽装問題も後を絶たないが、消費者は確実に食品に付いている表示が唯一の情報源である。
自然栽培の生産者は、肥料も農薬も一切使用していない、産地と生産者の名前だけで十分だけど、慣行農業を営んでいる生産者、有機肥料を使用している生産者、農水省、厚生省是非、加工食品の原材料表示のようにしてください、消費者に選ばせてください。
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