シェ・イグチ・今日の電波コラム(エッセイ)
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2008年11月


date thesis column
2008/11/30 独り言 生野菜は好きですか?

サラダは良く食べますか、農薬はたべたくないですね。
ある生産者は、完全無農薬・無肥料の自然栽培で、レタスやサニーレタスを栽培しているが、水にもこだわって安全な野菜を生産している。
生で食べるからこそ、安全に気を使うと、こだわっている。
こんなに頑張っている生産者が、全国に沢山いるが、高くて売れない、葉物だから日持ちしない、と悩んでいる、しかし、安全で正直なものを生産して、多少コストがかかってしまったものには、消費者が負担して、生産者に頑張っていいものを作り続けてほしい。
2008/11/29 独り言 松輪の鯖

もうそろそろ名残になる松輪の鯖を、たまたま私用で恵那湾にいったのでエナビレッジという漁協がやっているレストランに行って食べてきた。しめ鯖はよく食べるので地場の美味しい食べ方ということで、鯖の炙り焼きと刺身を食べた。鯖の刺身は鮮度が重要で、取れたときから劣化するといわれる、関鯖は特別で長持ちするようだが、やはり鮮度が一番だろう。でも、この炙り焼きは、脂の乗りがすごいのを炙ってポン酢で食べる絶品だった。ただ、たまたまいたお客さんが回りをまったく意識せず、自分勝手に大声で注文を頼んだり、ということはすなわち、店員がいないのに大声で、自分の注文したいものを言っている。そして、それが、無いと怒り出す、メニューに無いものを注文するのなら、先ずは尋ねてからだろうと思う。そんな中店員は周りのお客様のことを気にして、恐縮している。そこの店員は明らかに漁師の奥様ではないかと思われるが、他のお客様に配慮して何とか静めようとしている。このエナビレッジにはまた家族と来ようと思った。
2008/11/28 独り言 最近思うのだが

自然栽培に取り組んで、まだ認められていない生産者でも、本当に正直に生産している人が、我慢できなくなって農薬やら、消毒をしてしまったものを違うレベルで認めてあげることが出来ないだろうかと、実際に私の店では一切認めていなかったけれど、これから生産者に頑張って頂くには、これは認めるからもっといいものを作ってくださいという、のりしろが必要だと思う。自分もこれだけ頑張っている生産者だということを消費者のお客様に説明して理解していただかなければ生産者にはノルマがきつすぎると思う。
正直言って自分のお店は、自然栽培の物が売りであるが、それでは、その基準には達しないが頑張っている生産者を見殺しにしてしまう。その方たちにもよりいっそうの努力をしていただくために、これから応援します
2008/11/27 独り言 最近やっとメディアに取り上げられてきた自然栽培

パーフェクトな自然栽培を認め、農薬や堆肥を使った農業を一切認めずに支援している。しかし一日で転換することが出来ない農業に何か手助けできないだろうか?
それは完成するまでの試行錯誤の間に、未収入になってしまうかも知れないその家族をどうやってバックアップできるのだろうか?
ナチュラル・ハーモニーがそれらの生産者の作付けを支援して、未完成でも全て保証していて、生産者を支援している。影ながらそれらの生産者の作物を使うことで生産者に感謝したい。
2008/11/26 独り言 杉崎さんご夫婦のボタニカルアート

弘前の木村さんのところで出会った山形在住の画家で、ご夫婦で絵を描いていらっしゃる。ボタニカルアートは、皆どこかで見ていると思うが、植物図鑑などに非常に写実的な花や実を見たことがあると思う。
ポストカードをいただき、帰京してじっくり見ていると、このご夫婦は木村さんと一緒で花や実に声をかけて絵を描いているのだと思った。ポストカードから香りや風、そして、てんとう虫が葉っぱの裏から出てきそうなぐらい生きている。

杉崎 紀世彦/画
なす高原のリンドウ
杉崎 文子/画
月山のヌメリイグチ茸
杉崎ボルタニカルアート美術館⇒Click
2008/11/25 独り言 茂木さんのリンゴ捥ぎ(もぎ)

今日は、朝一番で脳学者茂木健一郎さんが木村さんのりんごをもぎに行くので同行させていただいた。雪が積もっている中、数本の木を残していただいていたそうで、なんとも今までと景色が違うのだが、肝心なことに朝一番でボケていたのか、デジカメのメモリーをパソコンに入れたままだったので画像がなくさみしいページになってしまった。
しかし茂木さんが無邪気に喜んでもいでいるのを見ていて、なんだか木村さんと共通する物がこの方にはある気がした。昨日の祝う会ではサイン攻めにあっていたが、いやな顔一つせず、いつもにこにこしていた。


昨日の様子が茂木健一郎さんのブログにも紹介されています。⇒Click
2008/11/24 独り言
木村さんを祝う会

木村さんを囲んで木村さんに関係した人々が集まり木村さんに感謝の集いが行われた。
木村さんのことを、NHKのプロフェッショナルの流儀以来、一押しの脳学者茂木健一郎さんを含め、当時のスタッフも駆け寄り、木村さんを祝福した。150人ぐらい集まり大盛況だった。
皆さん思いがこめられ押せ押せの長いスピーチだったがシェフは言われた通り2分間のスピーチだった。


ほんの表紙と同じ

美千子夫人と

NHK グループ

シェフも感謝の言葉

家族に花束贈呈

母親に花束贈呈
2008/11/23 独り言 木村さん関連本の出版記念

明日弘前パークホテルで行われる出版記念にレストラン山崎のオーナーシェフに誘われたので、今日から弘前に入って、明日はランチは木村さんとする約束をしている。ともかく多忙な木村さんに、貴重な時間を分けていただきありがたく思います。昨日は青森での講演があり、今日の東奥日報に昨日の講演会が記事になっていた。日テレの取材があるのでりんごをとらずに数本残してあり、これから収録があるそうです。先日も読売新聞に掲載されたときも、急にうちのレストランに問い合わせが増え、HPのアクセス数も急増したので、問い合わせした人に聞いて読売新聞のことが分かったので、インターネットで探したら記事がのっていた。
東奥日報⇒click
読売新聞⇒click
2008/11/22 独り言 明日は新嘗祭

神嘗祭とは違い皇室の行事なのでニュースにもなるが、農民の収穫祭は十月に行われる神嘗祭で、収穫された新米を奉納して、今まで共に働いてくれた道具の手入れをして、また来年もいい作物が取れるよう準備期間に入る、けじめのお祭りが、あまり一般に浸透していない。新米が美味しいという前に、生産者に感謝しなければ美味しいものも食べる資格がないと思う。
2008/11/21 独り言 ネット通販が主流になる

間違いなく、数年で通販で物を買う人が今の10倍になると思われる。それも携帯電話からの通販が主役になるだろう。実店舗のディスプレーは必要なくネットで見れる画面に、いかに簡単に商品を紹介するか、検索でヒットするようにするかで、あとは本物を提供すれば、全国から買いに来る。高齢者にも分かりやすくすると、わざわざ出かけなくていいし、荷物は自宅まで届く。食べ物の通販もすごく伸びているし、大手スーパーマーケットでも、自社の通販で売り上げを伸ばしている。
2008/11/20 独り言 農産物認証の必要性は?

国内で生産された全農産物に占める有機農産物の比率は0.16%に過ぎない。
それは、2000年から施行されているJAS法が、WTO(世界貿易機関)に参加する日本は国際基準として、欧米のそのまま採用せざるをえなかったという事情がある。
気候風土の違う日本と欧米では、おのずから無理がある。
高温多湿で病害虫の多い日本では技術的にも経済的にも極めて実現性の難しい内容であったためである。
その結果、有機農産物の大半は輸入されたものとなっている。
それを可能にしたのが自然栽培野菜、気候風土に合った野菜を自然に作る、無理に洋野菜を育てようとするから、肥料が必要で、ハウスで育てる、そして虫がやってくる。
自然栽培では、連作障害が出ないし、むしろその気候風土に合った野菜が毎年育つ。
土を変えるのに数年必要だし、最初は大変だけど、順調に育てている生産者の農作物は、味もいいし、日持ちもよく、皮ごと食べるので無駄なごみにならない、いいこと尽くめ。
無責任に生産者に変換を進めて、生活の保障は出来ないが、確実に安全で美味しいので、消費者は積極的に自然栽培野菜を選ぼう。
農産物認証も、国内販売はWTOの基準と別に作っても良いのではないか、そして、生鮮食品にも食品表示義務を徹底する、有機栽培だろうと、化学肥料を使用しても、全て表示し、農薬や消毒液、枯葉剤使用をどのくらい使用したか明確に表示するほうが、JAS認定より消費者にとっては分かりやすい。
2008/11/19 独り言 グルタミン酸ナトリウム(核酸系調味料)

世界中で使われている、化学調味料は、発明当初は小麦グルテンやコンブなどから抽出して作られていたが近年ではサトウキビのカス、石油を原料にした発酵法と合成法などの併用により大量生産している。
カップ麺、即席スープ、かまぼこ、ソーセージ、だしの素、ポテトチップス、せんべい、その他あらゆる食べ物の表示を見ると小さな文字で「調味料(アミノ酸等)」と書かれている。これらは実は化学調味料なのだ。
赤ちゃんの脳に障害を起こす
乳児が食べるのと同じ比率量のグルタミン酸ナトリウムをネズミに与えると脳と眼に障害が生じた。
成長ホルモンや生殖機能、甲状腺などの障害もありそうだとのことだが、そうであれば、生まれてくる赤ちゃんの脳の発達が遅れることは眼に見えている。
食品添加物の表示が変わりグルタミン酸ナトリウムだけの場合は「調味料、アミノ酸)」と書き核酸系などのほかの調味料が混ざったものは「調味料、アミノ酸等」と表示されることになった。
グルタミン酸ナトリウムだけよりも、5-イノシン酸とか5-グアニル酸などという核酸系調味料を加えた「複合調味料」のほうが、ずっとうま味が出てくる。だから「調味料(アミノ酸等)」と書かれた食べ物が多くなっている。等というのは複合調味料の事なんだ。
これらの核酸系調味料を摂取すると、体は核酸を抑える働きをするのだが肝臓が弱ってくると、尿酸を経て痛風になってしまう。
化学調味料メーカーの社員いわく「低品質の原料を利用しながら、消費者のニーズを満足させる食品を製造するためには、調味料とそれを利用する技術が必要になってゆくだろう」・・・ と。
ダシは、自分でつくろう。夜寝る前に、ナベに水を入れ、昆布を放り込んでおく。朝、ちゃんと立派なダシができている。簡単である。
さあ、今日から自分でやろう! 自分と家族の為に。
2008/11/18 独り言 家庭内は電磁波だらけ

電磁波って何?
電場と磁場の周期的変化が 波動となって伝わるのが電磁波。
つまり、電気の流れているところでは、必ず電磁波は発生していることになります。
家庭の電化製品から出る電磁波は、50ないし60Hz(ヘルツ:周波数単位ですが、このような超低周波の電磁波は、磁場の性質が強く、コンクリートをも突き抜けるそうです。
人体への影響は?
脳腫瘍や白血病の発生率が2倍になったという研究論文もあり、心配されています。
実際、電磁波により、頭痛や目まいなどのアレルギー症状を引き起こす「電磁波過敏症」の人も増加しており、ガン・脳腫瘍・白内障・不妊・流産・花粉症悪化・疲労感など、電磁波が原因と疑われている症状も多数あります。
高い磁場がでる家電は、電子オーブンレンジ、トースター、ミキサー、電気カーペット、電気毛布、電気マッサージ機、掃除機、ヘアドライヤー、ACアダプターなどが考えられます。
妊娠中は、特に危ない
妊娠中の女性は、電子レンジやヘアドレイアーなどの強い電磁波を発生させるものには、特に気をつけた方が良い、電気毛布や強い電磁波を出す家電製品を妊娠中に使用していると、流産や子供の先天異常を起こす可能性が高くなる。
防衛策は、電磁波の強さは、距離を離すほど急速に低減するので、電子レンジやオーブンレンジは、スイッチを入れたらすぐに1m以上離れる、携帯電話はイヤホンとマイクを使う、特に携帯電話は電子レンジと同じ位の電磁波が出る、その影響は脳腫瘍・白内障などの健康障害を引き起こすといわれている。

2008/11/17 独り言 樹齢100年の木で作った家具は100年使う

稲本正(オークビレッジ代表取締役社長)氏
稲本さんの言葉で、樹齢100年の木で作った家具は100年使う、そして買ったときに植樹すると100年後に新しい家具を作っても、木は1本も減らない。
まさに目からうろこ、なるほどと思った、ちなみにうちのダイニングテーブルは樹齢90年のアメリカンウォールナット、90年以上使えそうな気がするが、植樹していないので今のところあまり語る資格がないかもしれない。

自然学校の中で稲本さんが語っている言葉「まずは、身近なことからはじめてください。1本でもいいので樹を育ててください。そしてレジ袋をもらわないことです。これだけで、森の回復を手助けし、CO2の削減にも大いに貢献できるのです」。
なるほど、何をしたら良いのか分からず、大げさに事を構えていたが、身近で出来ることを実行することが大事だと教えられた。
2008/11/16 独り言 BHA/BHT(酸化防止剤)

BHA(ブチルヒドロキシアニソール)と、BHT(ブチルヒドロキシトルエン)という酸化防止剤もかなりの食品に使われている。
子どもたちを暴れさせるほど、このBHAやBHTの影響はすごいものがある。
このBHAは魚介冷凍品や煮干し、マーガリン、バター、乾燥裏ごしイモ、即席めんなどに非常に広く使われている。強力な酸化防止作用がある、もちろん天然には存在しないBHA、石油のような臭いと刺激性の味がする。
ラード(油)に0.01%添加すると酸敗に至る期間を6倍も長くできるという。これじゃ、メーカーは使いたくなるはずだ。
昭和57年(1982年)に厚生省(当時)が、発がん性があるから使用禁止にしようとしたら、BHAを食品に多量に使っているアメリカやイギリスが猛烈な圧力をかけてきた。もし、日本で禁止になれば、それらを使った食品を日本に輸出できなくなるからだ。
もう一つ同じような仲間にBHTがある。
これは、油脂やプラスチック容器やバター、ガム、魚介冷凍品などに広く使われている酸化防止剤です。
カップ麺の容器や哺乳瓶用乳首からBHTが溶け出して、カップ麺やミルクに溶け出している。
赤ちゃんや子どもさんを抱えるお母さんたちには、とくに知ってほしい。
子どもたちの好きなカップ麺の容器はプラスチックが使われている。ポリスチレンなどこれらのプラスチックには、加工するときに熱分解を避ける為として、BHTが安定剤として使われている。
遠足などに使う児童用プラスチック製水筒。熱湯を満杯にして二時間後に調べたら、お湯の中に最高0.017ppmのBHTが移っていた。
BHAとBHTを一緒に体の中に入れると、なんと20倍のBHAとして体内にたまるという指摘もある。メーカーも最近、このBHA、BHTが問題になってきたことを受け、酸化を防ぐ役目をするビタミンEなどを酸化防止剤として使い始めたようだ。それなのに政府はまだBHAなどを禁止しようとしない。
2008/11/15 独り言 乳酸菌の続き

乳酸菌飲料やら、ビフィズス菌入り飲料とかあるが、そのまま胃袋に入り胃酸でやられてしまって腸には届かないのに、一生懸命飲んでいる人が多い。乳酸菌は自然に摂ることが出来るし、野菜何かにも入っているので、そういった食品で摂ると胃酸で死滅することなく腸内まで生きてピロリ菌をやっつけてくれる。
2008/11/14 独り言 乳酸菌は50℃で死滅

いろいろな細菌のなかで赤ちゃんの腸内に最初に出てくるのは大腸菌やブドウ球菌です。
ところが生後3~4日になると突然ビフィズス菌(乳酸菌)が出て、5日目には大腸菌等を追いやって、ビフィズス菌(乳酸菌)が腸内で最大の勢力を誇る状態になります。
ビフィズス菌(乳酸菌)が他の菌を圧倒するような状態になると、腸内フローラが安定し赤ちゃん自身も不安定な時期を脱し下痢や感染症を起こしにくくなります。

特に腸内でビフィズス菌(乳酸菌)が勝ち組になるのはなんといっても母乳を飲んでいる赤ちゃんです。母乳はビフィズス菌(乳酸菌)など善玉菌のエサとなって善玉菌を増殖しますが悪玉菌のエサにはなりません。
赤ちゃんには、母乳があれば、他に乳酸菌を摂取する必要はないのです。
一方、人工乳で育っている赤ちゃんは母乳で育っている赤ちゃんより10倍も悪玉菌が多いことがわかっています。
これが、母乳に近い成分と宣伝する粉ミルクと母乳の大きな違いです。
やはり赤ちゃんには母乳が一番、外から乳酸菌を入れる必要はありません。
2008/11/13 独り言 電球型蛍光ランプ

我が家は、白熱灯は全部電球型蛍光灯に取り替えた。電力消費量が四分の一という目先のこともあるが、それが世界中で切り替えれば相当量の炭酸ガスの削減になるのではないだろうか。初期費用はちょっと高いが、寿命や消費電力のことを考えると、麻生総理も給付金で国民にありがたがられないのなら、日本中の白熱灯を電球型蛍光灯にしたらいい。明かりの色も電球色や昼白色等選べるので安心。
このことでグリーンランドの氷の融解が少しでも防げればいいと思う。
地球温暖化を阻止するには、「エネルギー効率の改善」「再生可能なエネルギー源の開発」「地球の森林面積の拡大」が一番早いことだが、それを全世界で真剣に実行しなければ、早いうちに人類は滅びるだろう。
2008/11/12 独り言 今年は行く先々で紅葉に出会う

例年色々なところで紅葉を見るが、仕事がらみだから一番いい時期にいけるとは限らないが、今年はなぜか、いくところ行くところ紅葉のピークに出会う。
昨日秋田より帰京、ここ二三日の冷え込みで霜が降りてきた。里は紅葉の真っ盛りで、いつもお世話になっている養蜂の天然園オーナーの藤原さんの自宅は、何百本のもみじが林のようになっていて、赤と黄色が入り混じっていて、それは素晴らしい景色で、遠方からも見学に来る人が絶えないそうです。何年か前にはこの紅葉の真っ盛りに雪が降って、それは生まれて始めてみる光景だったそうで忘れられないと語っていた。スポット的に訪ねても遭遇しない、住人だからの特権、一度は見てみたい。今月後半に青森に行くが、雪はどうなのだろう、弘前はもう紅葉は終わっているだろうからあまり期待は出来ない。

2008/11/11 独り言

豊かな食体験が財産に


乳幼児期の食育で大切なのは、食事に興味を持ち、楽しみにする気持ちを育てることです。料理教室はそういった機会の一つとなりますが、もっと大切なのは家庭の日々の営みです。このにおいは何だろう、おいしいかなあと幼児の期待をふくらませてあげましょう。料理の知識よりも色々な食の体験が大切です。
近頃の若い人の中には「食べたことがないから」と新しい食材にチャレンジできない人も少なくありません。しかし、新しい食材を恐る恐る口にすると意外とおいしいというような経験は、新しいものへの挑戦心を育てます。
また何より食卓を大人数で囲むことが大切です。食べ方や声の調子から、その人の様子を思いやること、誰か一人が欠けたときに寂しく思うなど、身近な人間関係を勉強するよい機会になります。乳幼児期は楽しく食べることが一番です。

2008/11/10 独り言 ホームレスやネットカフェ難民

いまや都会に移り住んだり、以前から住んでいた人の1/6が難民状態だそうだ。たしかにTVの特集などで、漫画喫茶やネットカフェに住み着いている人が報道されている。中にはそういうネットカフェなどで、住民登録の住居地などに使わせてくれるところもあるらしい。就職活動に住所不定ではとても雇ってくれないのが現実で、臨時の日雇いで得た賃金からこういうところに住み着いてしまうか、それも出来ずに野宿の生活になり抜け出ることが出来なくなってしまう。
2008/11/09 独り言 人口が世界中で大都市に集中

それなりのらしい生活が我慢できないのか、世界中で二人に一人の割合で都心に住み、農業の後継者がいなくなり、益々高齢化してしまった。思い出せば明治時代は人口の半分が農村にすんでいた。自給自足で生業にしていない人も多数いたが、それが高々何十年かで都心に集中してきたのには、大いにテレビ等のメディアの影響が大きいと思う。今農業離れがとまらないのなら、政府が訳の分からない交付金をばら撒くより、もっと農業や酪農に公平な制度を確立して、サラリーマンと生産者が同じレベルの生活を保障しなくては国を治めるとはいえない。
2008/11/08 独り言 オフショア発電

オフショア発電というと日本ではあまりなじみがないが、サーフィンやつりをする人はオフショアという言葉は知っていると思う。
オフショアとは沖合いという意味で、沖合いにウインドウファームを作ると。ヨーロッパは特に人口密度の高いところが多く、沖合いに作る計画が目白押しだ、なおかつ沖合いの風は結構強いので、効率がよく、特に北欧などは積極的に取り入れようとしている。風を利用しての発電なので当然炭酸ガスの排出がなく地球に優しい。日本も日本海の風が強いのを利用してオフショア発電に取り組むべきだ。
2008/11/07 独り言 常識が常識でなくなった

厚生労働省の「国民健康・栄養調査」(平成15年)によると、全世代の朝食欠食率は平均10.1%、最多は20歳代で、男29.5%、女23.6%。未成年は7~14歳が男407%、女3.8%、15~19歳が男14.0%、女17.2%だった。
ガムやチョコレートやスナック菓子を食べて、朝食を食べてきたという小学生、朝からカップラーメンを食べる高校生など昔では考えられないことがおきている。
一方、一日に取る総エネルギー量のうち、死亡が占める割合は、20~30歳代の男性、20~40最大の女性が、適正比率の25%オーバーしている。これに対して、1日に摂る野菜量は咲いたの60歳代でも339グラム、最小の20歳代で249グラムと、成人の目標値350グラムの及ばず、栄養バランスが偏っている実態が明らかになった。

2008/11/06 独り言 飽食を憂う前に、地球の人口の1/3は飢えている

先進国の消費主義的なライフスタイルが人々の健康のみならず、私たちの住む地球の健康をも蝕んでいることを示す兆候が増えている。肉やコーヒーや薬剤の量はますます増え、車の走行距離は伸び、人々は太り続けている。世界の消費はいまだかつてないほどの量に達しているが、その一方でいまだに安全な水を使うことが出来ない人が10億人以上いる。
自然災害の被害はいっそう深刻になっているし、世界で多くの人命を奪っている下痢、マラリア、エイズはまだまだ撲滅にはほど遠い。
製薬会社も、第三国の恵まれない人々のための新薬開発より、先進国の運動不足で病になった人々のための新薬を開発したほうが利益が出る。粗食にして運動をすれば、薬いらずになるが第三国には疫病や不衛生で命を落とす、そこに先進国の薬の消費分を少しでも回したら、もっと働くことも出来、少しは楽になるのではないか。
麻生内閣の今回の給付金でも、一律にばら撒くのではなく、低所得者に100万円づつでも分ければ、消費も上向くし、借金で行き詰っている若者の手助けになり、再起を目指し働く若者が増え、所得税が入ってくる。2兆円を使うなら生きた使い方をしてほしい。
2008/11/05 独り言 清涼飲料水の罪

1年前、オーストラリアのシドニーで清涼飲料水の排斥のグローバルキャンペーンが行われ、16歳未満の子どもに向けた加糖飲料の宣伝の停止を企業に指導すること」および「栄養・健康プログラムの財源としての清涼飲料水への少額の課税すること」を求める一方、低糖商品の市場投入、商品容器(容量)の小型化(減量)、学校での甘味飲料の販売停止も促す。
子どもをはじめとする世界の消費者に、肥満や成人発症の糖尿病(Ⅱ型糖尿病)などの健康障害が増えてきている。
清涼飲料水のことを「液体キャンディー」といっていた。

キャンペーンの詳細
グローバルダンプソフトドリンクキャンペーン
ダイエットと健康を改善するための国際的なキャンペーンの一部として高いカロリー炭酸化ソーダ水および他の飲み物の消費量を減らす目的。
糖尿病、心臓病、および癌を含む肥満およびダイエット関連の病気は、世界にわたって多国籍の食品会社が欧米風のジャンクフードと飲み物を輸出して世界中を席巻する。
この傾向は、合衆国とヨーロッパが減少し、より甘くされた飲み物の販売先として低開発国の消費者を積極的に標的としているコカコーラ会社とPepsiCoによりたぶん最もよく説明されます。
ソフトドリンク産業はこれらのグローバルな会社により支配されて、産業を一掃する努力は、グローバルな基礎において取られるべきです。
キャンペーンの詳細(英語)⇒click
2008/11/04 独り言 大人になっても乳を飲むのは人間だけ

哺乳類は、子供の時は乳からの栄養で育つが、大人になれば別のものを食べるようになる。子供から大人に成長するのに必要な栄養を取るためで、成長したらそんなに栄養を取る必要がないので、例えば牛などは、あれだけの大きさになっても草だけで生きていけるのに、人間はいつまでも牛乳が体にいいということで飲む。牛の1年は人間の10年に匹敵するぐらいの成長の早さで約2年で成牛になる、子牛のうちのごくわずかの間だけ牛の乳を飲む。牛乳を分析すると確かに栄養満点だが、人間でも3歳過ぎだと栄養過多になってしまう。飲みすぎには注意したほうがいい。
2008/11/03 独り言 調味料依存症

食べることが、生命の維持という本来の意味を離れ、快感を求める遊びのようなものになった。どんなものでも自分好みに変えて食べる行為が目立ってきている。
その象徴的なものがマヨネーズや唐辛子だ。カロリーの高い油の美味しさや、強い刺激がある、だからそこにはまるのだ。
調味料依存現象を生み出した背景を探ると、さまざまな指摘が相次ぐ、唐辛子好きの人は唐辛子の辛み成分カプサイシンの痩身(そうしん)効果をTVで知ったのが愛用のきっかけだったという人もいる。
「食」がバラエティーになる、笑いになる、大食い番組でも本来の味だと飽きる量を食べながら本来の味を変えてまで食べている、トレンド情報が売れる、そんな世相も決して無縁ではない。
食卓の味の変化も見逃せない、パッと混ぜればベースの味が出来上がる、複合調味料を愛用する家庭が確実に増えた。薄味志向を語りながらも、本物のだしの味を物足りないといい、複合的で濃厚な味でないと納得しなくなった。
コンビニエンスストアに「高・快感食」が並び、子供も大人も好きなときに好みの味のものを口に出来る現実。それでも物足りなければ、コンビニのおにぎりにマヨネーズをつけて食べる。
2008/11/02 独り言 表示義務が免除になるケース

使用した食品添加物は原則、表示が義務付けられているが、次の場合は免除になる。
◎キャリーオーバー食品の原料の中に含まれるが、使用食品には微量で、効果をオヨ場差ないもの。御菓 子等に使われる調味料の保存料など。
◎加工助剤、加工工程で使用されるが、除去されたり、中和されたり、ほとんど残らないもの。カットフルーツ を殺菌するための次亜塩素酸ナトリウムなど。
◎栄養強化剤、栄養を強化するために使用されるもので、外国でも食品添加物とみなしていない、ビタミン  D3など。
◎量り売りの食品全般。
◎表示面積が狭いので、表示困難な小包装食品。
このほか天然由来の添加物も安全性が証明されていなくて、長年使われてきたから安全性に問題がないという理由で使われてきたものが450品目あるが、この中に天然素材による着色料に発がん性があるものがある、それらは御菓子やハム、漬物などに使用されている。
これらが他の添加物と組み合わさって複合毒性を生じる可能性は否定できない。
2008/11/01 独り言 稲の収穫

毎月の秋田出張のときの車窓からの田園風景も、全て稲刈りが終わって何か寂しげになってきた。自然栽培の稲も1ヵ月遅れぐらいで全国で終了したようだ。慣行農法の稲は、今年は6~7月の天候が良かった上に、肥料を与えているのでどんどん伸びて、今年は台風の直撃がないのに相当稲は倒れていた。8月終わりごろの連続した大雨でもかなりなぎ倒されていてコンバインが上手く使用できず、2人がかり3人がかりでしている姿が目立ったが、自然栽培の稲は、そんなに伸びないので、ぜんぜん倒れていることもなく、最終的には自然栽培の稲のほうが数段よく出来ている。
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