シェ・イグチ・今日の電波コラム(エッセイ)
Column someone wrote for a web
2007年12月


date thesis column
2008年1月10日から開始します

楽天市場近日開店
「シェ・イグチ」ブランドの安全・安心にこだわった食品を中心に徐々にラインナップを増やしていきます。
完全オープンしたらお知らせします。
2007/12/28 独り言 かつてヨーロッパで起きたことが中国で起きている

全酸性雨の影響で、松林が一面に枯れてしまった。かつてヨーロッパで起きたことが中国で起きている
中国四川省の重工業都市・重慶市にある市環境科学研究所は、酸性雨で屋上の鉄柵が赤茶色にさびついてぼろぼろに腐食。郊外の景勝地の南山公園では1990年以降、一千ヘクタールを超える松林が次々と枯死した。
経済成長に伴って、エネルギー源の74%を石炭に依存する中国は、石炭の燃焼で出る二酸化硫黄(SO2)、二酸化炭素(CO2)などの大気汚染が深刻さを増している。
中国は六〇年代の日本の経済発展の段階と同じ状況で、環境対策を急ぐ必要がある。工場を造らない地域を定めたり、石炭の使用に応じて課税する対策もとっている。
中国の沿岸では、この百年間に海面が14センチ上昇したとの報告もある。じわじわと地球温暖化への危機感が強まる一方で、経済成長も優先したい途上国のジレンマが見え隠れする。
2007/12/27 独り言 海の魚の養殖は陸のプールで行われる。

全てではないが陸のプールで行われる、自然の海水より、水温管理が楽なので早く育つ、促成栽培野菜と同じだ。
餌も配合飼料で成育段階によって配合を変え、短期間に成魚にすることが研究されている。
そのために自然界の魚介類では口にすることのない、脱脂粉乳や鶏卵、小麦粉、米ぬか、植物油等に、酸化防止剤、かび防止剤、抗生物質さらに、牛の肉骨粉まで配合飼料の原料に使われている。
さらに魚の身の色を綺麗にする色素や、着香料、呈味料、酵素等も配合されている、まさに工場で生産されている魚ではないか。
魚はBSEに感染しないとはいえ、常識的にこれだけ狂牛病が騒がれているのに、モラルのモの字も感じられない。
人口海水も、浄化するのに微生物が使われたり、塩素殺菌(次亜塩素酸ソーダ)で殺菌した海水をチオ硫酸ソーダで中和している。
天然と養殖は全く別の食品だということを認識して選択してほしい。
2007/12/26 独り言 栗の植物繊維

意外と知られていないのが、栗には多量の植物繊維が含まれている事、レタスの2倍は含まれている。
最近ダイエットのため植物繊維のサプリメントが売れているようだけど、その主原料が動物性の植物繊維だということ知っていますか。
過剰摂取して下痢症状をおこすと、からだに必要なミネラルなどの成分を排出させてしまう。
やはり植物繊維は、野菜や果物から自然に取るのがいい。
食物繊維は様々な成分があります。これらは水に溶けたり、溶けなかったりする性質の他に様々な性質を持っています。
(1)保水性:ふき、ビート、アスパラガス、ゴボウ、おからなどから精製した食物繊維ではたっぷりと水を含む性質があります。
(2)粘性:ペクチンやグルコマンナンは水に溶けると、ゲルとなりねっとりとしてきます。
(3)吸着性:コレステロールや胆汁酸、あるいは食物中の有害物質を表面にくっつけて便中に排泄するものがあります。
(4)発酵性:水溶性食物繊維の一部やオリゴ糖では、大腸にすむ有用な細菌によって分解される性質があります。
これら植物繊維は、よく噛む事で消化も良くなり、成分も変わるものがあり、免疫機能や大腸壁の細胞を正常に増殖させて、がん化するのを防ぐ。
2007/12/25 独り言

アトピーの赤ちゃんが急増

原因の一部がお母さんの羊水にある、子宮の中には、「羊水」という液体が、いっぱいつまっている。羊水は、振動や衝撃から胎児を守る、クッションの役目をする。
胎児は、羊水の中で浮かんでいる状態である。胎児は、羊水をのみ、消化の練習をしている。口をあけることができる、舌もあるので味を感じることもできる。
羊水に砂糖を混ぜたところ、羊水の消費量が倍に増えたという実験報告まである、もちろんおしっこもしている。しかし、うんちはしていない。
羊水は、きたなくない、完全無菌状態である(大人の尿も出たときは無菌。外界では雑菌が繁殖しやすいだけ)、山で遭難した時、自分のおしっこを飲んで命をつないだという話もあるし、飲尿療法まである、おしっこは実は清潔で健康に良い。
ただし、羊水中に子宮壁の破片等が浮遊することがある(無菌状態なので、汚れとは言えないが、とにかく浮遊物。要するにたんぱく質のゴミ)。
胎児は羊水を飲む、この時浮遊物も一緒に飲み込む、ゴミは胎児の腸内にたまる(これが生まれてはじめてのうんち「胎便」である)。
そして、浮遊物を除いた羊水が、おしっこになって排出される、簡単に言えば、胎児は羊水をきれいにするためのフィルターとなっているのである。
その羊水がいま、とても危険なようだ、ある産婦人科医がはっきり言っているが、お産のとき流れ出る羊水が、まるで薬品の臭いがするそうだ。
母体の食生活や、若いころからのサプリメントの使用や、無理なダイエット等で正常な体に程遠くなっている。
ケミカル漬けの食生活をしていると確実に子孫に悪影響を与える。
今からでも、自然栽培の野菜と、本当の無添加食品を食べるよう心がけてほしい。

2007/12/24 独り言 割り箸論争とは?

資源保護団体や一般消費者の「割り箸は森林破壊を促進して環境を破壊している」という主張と製造業者や林野庁の「割り箸は低利用材や間伐材を利用していて林業の促進に重要である」という主張の対立だ。新聞や雑誌などで討論されるなど、活発に議論が行われ、その都度持ち箸運動が起こっている。
実は1970年代に、すでに問題になっていながら、30年以上たっても同じような論争をしている。熱帯地方の森林が伐採されて大変だとよく言われるが、実際に割り箸に使っている木は、カバ、エゾマツ、アスペン、シラカバなどの北方木材で、巷でよく言われている、割り箸は熱帯林を破壊していると非難されているが、実はほとんど使われていない。これは、熱帯林は組織が弱くて、すぐ折れてしまうからで、実際熱帯林は、原住民が燃料としてどんどん伐採している。この現状の問題に触れず、割り箸のせいにしている。本当に深刻なのは中国製の割り箸の需要と供給のほうが恐ろしい。それと、持ち箸ブームも感心もすぐに薄れてしまう多くの日本人が本当に環境を考えているのか疑問なのだ。
2007/12/23 独り言

肉食について

肉食をすると、体内で沢山の老廃物が出来て、体液は酸毒化する。腐敗した毒素が体内をめぐり、血液が汚れて組織が弱る。そのため排泄障害を起こしたり、活動的でなくなったり、すぐに疲労してしまう。そして病気にかかりやすくなり、スタミナもなくなる。一方では、底の深い精神活動もにぶり、考えが単純になり、皮相的ものの見方になり、安直な挙動に出やすい。
<肉食過剰の有害性>
興奮や頭重がおこる。 腸内で腐敗や便秘を招く。 血液が汚れる。 早熟、早老になる*肌が荒れてくる。 性的に異常性が起こる。 年齢よりも老化して見られる。 喘息になりやすい。 長続き出来ない。 すぐへばってしまう。 安逸怠惰の人間になる。 病気にかかりやすい。


牛肉はBSE問題だけではない。早く牛を成長させるために、牛の耳に女性ホルモンが埋め込まれる。牛に使われるホルモン剤は200mgと言われている。ホルモン剤を使用することによって、普通より一日200グラムも多く太る。
普通天然の女性ホルモンは、5〜7ng(ナノグラム)しかないのに比べると200000000/5倍=4千万倍の女性ホルモンが牛に投与されているわけだ。ちなみにEC諸国は、アメリカからの輸入牛肉のホルモン剤が問題になり、輸入禁止にしている。

2007/12/22 独り言 具材、容器も消毒シュッ!

空容器にシュッシュッ、袋から出した具材にも、具材をのせるバットにも、詰め終わってフタを閉める前にもシュッシュッ…。「とにかく何にでも消毒のスプレーをするんですよ」売店などで売っている弁当の大規模工場でパートをしてきた人の発言。従業員の手袋も長靴も消毒、工場の設備もすべて消毒。「詰めるときにあれだけ消毒するのだから、当然、加工のときにもシュッシュッでしょう」と言う。安全や健康より儲け優先, コンビニ弁当は「消費者の安全や健康より、工場や会社がいかにもうけるかという姿勢が見え見え」と言いう。コンビニのオーナーが「もっとも怖いのは食中毒ですから、保存料や消毒剤は避けられないと思います。年間三百六十種類もの弁当が売り出されますが、おいしさのために味はどうしても濃くなります」と言いう。「コンビニ弁当は発ガン性や変異原性のある添加物の“デパート”。中には二十種類以上使われている弁当もあります。脂質とタンパク質も異常に多く、原材料も原産地も不明。こんなものを食べ続けたら、病気になってしまう」(石黒昌孝・農民連食品分析センター所長)。 長く食べたら病気になる… 現に某大手コンビニチェーンの商品開発部の責任者が「食べる身になって考えるように」との“業務命令”で二年間、コンビニ弁当生活を続けさせられ、「こんなものを食べ続けていたのでは病気になる」と漏らしたというコンビニ弁当。
忙しさのなかで、コンビニ弁当を余儀なくさせられているのが実態だが、「これでいいのか」――しっかり考えたいものだ。
2007/12/21 独り言 大手コンビニ大手商社の系列

もともと大手コンビニチェーンは、大商社やスーパーなどの系列企業、大商社は開発輸入が本業です。
現に丸紅、三菱をはじめすべての大商社が中国や東南アジアに食品加工の合弁企業を作っています。和菜から洋菜まで、輸入しないものがないというぐらい、日本の大商社は世界から野菜や食材を買い集めています。
「一年三百六十五日、いつでも旬」。北から南まで世界中のリレー出荷体制で日本に押し寄せる野菜、その最大のはけ口がコンビニ弁当や外食であることは疑いありません。原価は?チキンカツ32円… コロッケ一個十四円、肉巻き十八円、チキンカツ三十二円…業者向けの惣菜や加工品は、食品メーカーや商社などによって大量 に開発輸入され、驚くような価格で流通しています。「これは中小企業向けの値段。大手コンビニだと、二割以上安くなるのでは?」と言うのは、東京・月島で仕出しの弁当屋さんを営むOOさん。半分売れれば「元が取れる」売店などの弁当は半分売れれば上々だといいます。半分しか売れなくても「元が取れる」生産原価で作っているのです。コンビニ弁当の納入価格は七〇%。粗利益は三〇%前後ですが、ここからチェーン本社へのロイヤリティー(商標登録使用料や営業指導料など)四三%を引くと残りは一七%程度。さらに仕入れの約一割は廃棄してしまいますから、店舗の利益は七%。五百円の弁当を百個売ったとしても三千五百円にしかなりません。 “極安”の食材で作った弁当で、コンビニ本部は納入価格でもうけ、ロイヤリティーでももうける――。なるほど、コンビニ業界の業績が伸びるはずです。
2007/12/20 独り言

胃に入る前に防ぐ方法。

よくかんで、唾液で解毒する法
まずは胃袋に入れる前に、よく食べるものをかんで、唾液で毒性を消す方法があります。
唾液に発ガン物質の毒性を消す効果がある事が分かってきたのです。
同志社大学の西岡一先生の研究室では、唾液に関するいろいろな効果試験をなさっておられます。
そして、唾液のなかにはいろいろな成分(酵素群のペルオキシターゼ・カタラーゼなど)が含まれており、これが毒消しの役をするのであろうと言われております。
西岡先生は現在、ガン予防法として「一口30回かもう」運動を提唱しておられます。東京都消費者センター発行の「かしこい消費者」に書かれた先生の文は、たいへん参考になりますので引用しておきます。
「昔の人は子どもたちによくかんで食べなさいと口やかましくいったものです。
消化をよくし、健康を保つ為のかむ習慣が実はガン予防の原点であることが最近分かりました。
私たちの研究室で食品に含まれるいろいろな発ガン物質がまず口の中で唾液に触れるとどうなるかについて研究してきました。
すると驚くべき事に、ほとんどの発ガン物質が唾液によって毒消しされることが分かったのです。
そのはたらきは予想以上に強いものがありました。唾液には多くの酵素やビタミンが含まれており、これらの連合軍が口の中で発ガン物質を迎撃してやっつけることもわかりました。
このことは発ガン物質にまみれた食生活の中でアレモダメ、コレモダメとハ方ふさがりで意気消沈していた私たちに希望を与えてくれます。
だ液の効果は約三十秒で最大となるので、一口食べ物を入れたら三十回もかめばよいことになります。」
しかし、意識して三十回かむことはなかなかできません。
私もやってみましたが、十五回で自分の歯がおかしくなったみたいに感じます。
それほど意識しなくても、楽しい食卓で、皆がわいわいと話し、笑い楽しんで食べると自然によく物をかむことになります。
このことも防衛法の大切な要素です。
22007/12/19 独り言

キレやすい子どもの原因

低血糖症によっても気力のない、キレやすい子どもが生まれる
甘いものをいつも食べていると、インスリンが常に分泌されるようになり、こうした期間が長く続くと、血糖値は、甘いものを食べない間、常に低下した状態になり、これが低血糖症です。
血液中の糖分が少なくなると、脳のエネルギー源がなくなり危険な状態になる、すると身体は、血糖を無理に増やそうとして、今度はアドレナリンというホルモンを分泌する。
すると血糖値は上昇するが、アドレナリンが分泌されると、興奮しやすく攻撃的になりがちです。こうして気力のない状態とキレやすい状態を繰り返す子どもができあがるというわけです。
もちろん糖分のとり過ぎだけが子どもたちの心の混乱の原因とはいえないが、低血糖症が生む症状は、登校拒否や引きこもりから、家庭内暴力や問題行動に至る現代の子どもたちの状態と不気味なほど一致している。となれば、子供の心にトラブルを生まないために菓子やジュースなど糖分を大量に含んだものを頻繁に飲食する習慣をつけさせない配慮が必要といえる。
同じ糖質でもごはんやイモ類などと比べ、砂糖などの甘味は、すぐに血糖値を上昇させるので、消化吸収の遅い米やパンなどの穀類でカロリーをとり、さまざまな食材を駆使したバランスのよい食生活を与えよう。
2007/12/18 独り言

旬ってなに?

春夏秋冬の四季を持つ日本では、季節ごとの太陽と大地のリズムが食べ物を生み出し、食卓を彩っていた。季節に生まれた食べ物は「旬のもの」と呼ばれ、市場に豊富に出回り、「旬」の食べ物には生命力がみなぎっており、栄養価が最も高く、そして最も新鮮な時期であり、また価格も安くなるという時期でもある。
元来、旬とは10日間の期間を意味する言葉で、「上旬」「中旬」「下旬」というように使われ、旬の盛りの味はアッという間に終わってしまうもの。その代わり、その時期ならではの自然の恵みをたっぷりと享受し、栄養価や薬効を最も多く含有している食材でもある。
当たり前に旬の食べ物を食べていた暮しに変化が出てきたのは、1970年代以降のこと。魚介類の乱獲や地球温暖化による異常気象、冷凍技術の発達やハウスなどの栽培技術の進歩、そして輸送手段の高速化などにより、食材が一年中市場に溢れる状況が生まれ、次第に「旬」の時期が分かりにくくなった。
旬の時期が不透明になる一方で、旬のものを食べたいという消費者ニーズは高まり、それを受けて1999年4月、農林水産省は「旬の野菜定義」を発表した。
定義は「消費者が住んでいるそれぞれの地域の自然の中で、適期に適地で無理なく、食べごろに生産されたものであり、新鮮で、栄養分があって安全でおいしいもの」となっている。
地場で取れる季節ごとの食材が「旬のもの」とされ。太陽の光や雨を浴び、風に吹かれて育った食材の一番多く収穫される時期が旬。ビタミンやミネラルなどの栄養分に溢れ、それを頂く私たちの体にも自然のエネルギーが入り込んでくるような力のある食べ物。免疫力を強化し、自然治癒力を高めてくれる食べ物。旬の食べ物を食べることは、季節を感じ生きること、自然と共存して生きていくこと。旬の食べ物を食卓に呼び戻し、健康は自分で作ろう。

2007/12/17 独り言 木村さんの奇跡のりんご

緑肥として豆類をまき、根粒菌の力を借りながら土壌に窒素分を取り込むのが基本。数年おきに大豆をまいて春と秋に下草刈りをするだけで、たい肥はやらない。作物を甘やかすことなく、自然な抵抗力を持つよう厳しく育てている。
急な環境変化に木が対応できなかったのか、はじめの数年は幹が細り、葉が落ちて病気も相次いだ。しかし、8年目あたりからゴルフボール大の実を付けた。その後は年々安定して、周辺農家の7割程度の収量を確保できるまでになった。リンゴ畑を自然の山林と同様、樹木の足元に下草がある状態に保ち、多種多様なバクテリア(微生物群)のいる環境をつくったのが良かったのだと思う。ある程度収量が落ちても経費との差し引きで純利益が大きければ良い。
2007/12/16 独り言

ソルビン酸(合成保存料)

ソルビン酸とは、ナナカマドの未熟な果実に含まれる果汁から発見された、天然に存在する酸で、多く果実に含まれる。殺菌効果が高く、細菌やカビなどの増殖を抑制する。
ソルビン酸は、現在では合成できるようになり、食品添加物として、チーズ、食肉製品、イカくん製、漬物類、みそなどの保存料に使用されている。また、化粧品の保存料として、化粧品を微生物から守り、最後まで安全に使用できるようにするために用いる。しかし、これら合成のソルビン酸は、残念ながらアレルギーや喘息、花粉症や皮膚炎などを起こしやすいため、表示
成分として明記されることになった。発がん性も疑われているので、気になる方は必ず表示をチェックすることである。
殺菌効果が高く、細菌やカビなどの増殖を抑制する食品添加物で、食品の保存を目的とした科学合成物質保存料ともいう。工業生産において使用されていたものを流用しているケースが多く、危険性が高い。食品を保存するために使われる食品添加物のことで、保存料の多くは、天然に存在しない化学合成物質で、法律によって規制されている。人間の細胞にも悪影響を及ぼす危険性が懸念されている。
もともと工業生産の分野で使われていたものを食品に流用したものが多く、また未知の物質であるがゆえに危険性が高いとされている。
ソルビン酸は、細菌やカビなどを殺して、増殖を抑えるためのものだが、細菌やカビの細胞も人間の細胞も基本的なつくりは変わらないので、人間の体にも害を及ぼす可能性が高いといわれている。

2007/12/15 独り言 食文化

食にまつわる文化を総称する概念であり、そこには食材、調理法、食器から外食産業などにいたるまで多くの物事のあり方が含まれる。
食文化は、日常の生活の必要を満たし、飢餓などへの対処でも特殊な発展をしてきた。
民族や国、宗教、風俗によってそれぞれ固有の多様な食文化が存在する一方で、麺類のように文化圏を越えて食文化が伝搬する場合もある。
ヨーロッパの近代史では、地理上の発見、植民地戦争が、食材や香辛料などの面で、ヨーロッパの食文化に大きな影響を与えた。また日本においても太平洋戦争中の食糧不足、敗北、連合国の占領下の日本での食糧援助、高度経済成長などにより日本固有の伝統食文化が急速に崩壊したのは周知のところである。
現代社会のグローバリズムの仲、それぞれの食文化は均一化の方向へ向かっているからこそ、地産地消、スローフード運動のように、固有の食文化を大切にする機運も生じているのであろう。
2007/12/14 独り言 生ジュース作り成功のポイント

◎果物同士の組み合わせは避ける
バナナとりんご、オレンジとパイナップルなど、つい果物同士をミックスしたくなるが、果糖を多く摂り過ぎてしまうのでヘルシーさに欠ける。果物を使う場合には、野菜と組み合わせたり、ヨーグルトや牛乳を加えたりしてマイルドな甘さを楽しもう。
◎生で食べられない野菜はゆでしてから
ブロッコリーやかぼちゃ、れんこんなどの生で食べられない野菜は下ゆでが必要。
◎ビタミンCを破壊する食材にはレモン汁か酢を
きゅうり、にんじん、かぼちゃ、りんご、バナナなどに含まれるアスコルビナーゼという酵素は、ビタミンCを破壊してしまう。酵素のはたらきを弱めるには、レモン汁か酢を加えるとよい。
◎すぐに作って、すぐに飲む
材料をきったらすぐにジューサーに入れ、作り置きしないですぐに飲む、時間とともに栄養が損なわれていく。
2007/12/13 独り言 人を良くするのが農

人間の命をはぐくむ食・農・環境。三つを並べて改めて驚くのは、これをつかさどる厚労省、農水省、環境省が、行政の中では、もっとも弱体な官庁であるか、もっとも業界寄りの反市民的な官庁であることである。そして、最も政治家を受け入れない官僚社会である。加えてこの三者こそは、緊密な連携がない限り国民の命を守る上では意味を成さない、にもかかわらず、三者はばらばらに動いている。
市民生活の深刻な課題であればあるほど、公正な世論形成のルールが、日本の社会にないことである。
欧州のように、革新政党や労働運動が、公正な世論形成をリードすることもない。農家は、行政や流通・加工産業の支配で、自己決定権と利益さえも失いかけている。食の不安と農による環境汚染の多くも、ここに起因する。
農は誰のものか。原点を見つめ直してほしい。
2007/12/12 独り言 12月に入ってから日増しに美味しくなっている食材

野菜で言うと、小松菜・ほうれん草が群を抜いて美味しくなっている、それからかぶ・長ネギ・キャベツ・春菊と、やはり定番の冬美味しい野菜が日増しに美味しくなっている。
魚介類で言うと、毎日変わって美味しくなっているのが真鯛、日一日と脂が乗ってきている。さより・鰤・鮟鱇と冬は本当に美味しい食べ物が多い、牡蠣は自分的には2月から3月の牡蠣が美味しいと思う。
ジビエも冬に脂が乗っておいしくなる。
自然のものは季節や環境によって成り立っているので、天然の魚介類やジビエと同じで、野菜も自然栽培のように季節や環境を感じて育ったものが美味しい。
日本の自給率が先進国で最低だが、本当の美味しい自然栽培の野菜は、日本が世界一なので、皆で食べて需要を増やして、生産者に元気を与え頑張っていただこう、そして感謝を忘れずに。
2007/12/11 独り言 シニア世代の食生活

団塊世代はシニアの時代、長寿の秘訣は野菜・果物・海藻および魚、肉、乳製品のような良質のたんぱく質を十分(食べ過ぎは禁物!)に摂り、食べたいものを楽しく食べることだという。
食事を単にからだの機能を維持するためだけではなく、家族、友人、社会と交流し、食事が生き甲斐のひとつになるように心がけ、たまには外での食事、適量のお酒(日本酒で1合、ビールでコップ2杯以下)も気分転換になるのでおすすめだそうです。

厚生労働省が高齢者のための食生活指針を依然に発表。
低栄養に気をつけよう>体重低下は黄信号。
<調理の工夫で多様な食生活を>何でも食べよう、でも食べ過ぎに気をつけて。
<副食から食べよう>年をとったらおかずが大切。
<食生活をリズムにのせよう>食事はゆっくり、欠かさずに。
<よく体を動かそう>空腹感は最高の味付け。
<食生活の知恵を身につけよう>食生活の知恵は若さと健康づくりの羅針盤。
<おいしく、美しく、年をとろう>豊かな心が育む健やかな高齢期。
2007/12/10 独り言 今年の一連の偽装表示

「消費者にとって、食品を購入する目安は表示だけ。それが信じられなくなっている」
消費者が購入する際の唯一の情報源である表示、産地や原材料、添加物そして賞味期限は枠外。
過日TVで報道されていたスーパーマーケットのお刺身、従業員の中に「毒見係」がいて、まだ食べれると判断すると日延べするといっていた。
恐ろしい話で、それを買った人が賞味期限が今日だとしたら、まだ大丈夫だろと思い、明日以降に食べる可能性はあると思う、なぜなら先ほど書いたように、「唯一の情報源」が表示だけ。
対面販売なら聞くことも出来るが、今のスーパーマーケットでは出来ない。
ナチュラル・ハーモニーのような自然食品を扱っているお店は、低農薬は何回農薬を散布、消毒何回とお店の人が書き記している。
本品には産地と生産者、低農薬、有機認定しか書いていない、そのお店の人がカードを付けていなければ、どんどん売れてしまうかも知れないと思うとぞっとする。
2007/12/09 独り言 全国の地下水が危ない

ヨーロッパでかつてコレラが流行したとき、コッホがコレラ菌は砂でろ過すると滅菌されることを発見した。砂の中の土壌微生物がコレラ菌を分解処理していた。
今、その土壌はどうなのだろう?
山奥の産業廃棄物処理場、ゴルフ場の除草剤、農業による農薬散布、森林伐採で山の土砂が流出し、砂防ダムが埋まる、川に水がなくなってしまう、 都市のコンクリ化で雨水は下水に直行するなど等。
ある地方では、周辺の農家の井戸や湧き水がおかしくなったことから、汚染が発覚。
山間部や上流部に産廃や最終処分場を作っていいのだろうか?治水問題がダムで解決していいのだろうか?また、私たち自身も、ごみを出さない生活を心がけるべきだ。
奄美大島や沖縄は非常に雨が多く、さぞ地下水が豊富かと思いきや、地盤が吸水しにくいためほとんど海に流れてしまっている、サトウキビ畑の下の海を見てみると分かるが、海の水の色が違う、農薬が雨で流されている、まさに地下水の水脈が見えている部分のように感じる。
ある地方では、一切地下水を飲食に使ってはいけないという条例がある、なぜか?それは農薬使用量の多い地域が、行政で本来美味しくミネラル豊富な井戸水が、危険だからと禁止しているのが現状です。
2007/12/08 独り言 遠赤外線

地球上の物質はすべて遠赤外線を発している、もちろん自身の体からも微量の遠赤外線を発している。
遠赤外線は紫外線や可視光線と同様に電磁波の仲間で、木炭(炭素)やセラミックは特にその発生量が大きく、肌着や寝具、暖房器具、調理器具などに広く応用されている。
実感しにくいものも多いが、肌着なども測定器では確かに肌を暖めているという結果がでるようだ。
また、その発生量は物質を加熱させることで著しく増え、木炭やセラミックを熱すると強烈な遠赤外線が発生する。
木炭も常温よりお風呂に入れて暖めた時の方が発生量が増え、当然燃焼させるともっと増える。
七輪の素材である珪藻土の破片をガス火であぶると、その周辺が遠赤外線の発生によって一気に暖かくなることが簡単に実感できる。

物質の温度によって、発生する電磁波(遠赤外線)の量と波長が変化する法則を「プランクの法則」というらしい。
近赤外線は可視光線に近く、遠赤外線は電波に近い波長です。
2007/12/07 独り言 美味しくない野菜の原因は肥料

好き嫌いの多い野菜は何故存在するのだろうか。子供たちが嫌う、野菜の苦味や渋味を、大人は当然なものだと思っている。でも、ほんとうに当然だろうか?大嫌いだったはずのピーマンもにんじんも、自然栽培野菜ならおいしいという子供が多い。
肥料を入れた野菜は、完熟しなくても見栄えが良いので市場で売れてしまう、でもその野菜は過保護に育てられた不健康な野菜たちであるから、エグミが在ったりする。
肥料の与えすぎが原因で、ほうれん草の葉に蓚酸や硝酸態窒素(発ガン性があると言われる有害成分)が過剰に生成されることが問題になっている。美味しくない野菜の原因は肥料による不健康にあるようだ。
普通の農業は、野菜が収穫できたときに市場へ売りに行く。その分、売値が相場によって変動してしまうという困った部分はあるけど、野菜が収穫できたときに、売ればいいっていう楽な部分はある。
無農薬栽培の農業は、契約栽培が主だから、種を植えるまえに契約先と、いつ、どのくらいの野菜をいくらで出荷するということを決める。ビジネスとして考えると当たり前のことだと思うけれど、野菜は、収穫の時期が天候に思いっきり左右されてしまうっていう困った部分がある。
予想以上に寒くなる年もあれば、その反対に暑すぎる夏もある、太陽が照らなかったり、雨がつづいたりすれば、予定どおりに収穫出来ないときもある。反対に、予想に反して、早く育ちすぎるときもある。そこを、約束どおりに出荷できるように、どうにかして調整しなくちゃいけないっていう大変なところがある。
ところがナチュラル・ハーモニーは生産者に迷惑かけないよう、収量に関係なく圃場全部の作物を買い上げる、だから生産者も一生懸命良いものを作るよう心がけている。
消費者も、何時も同じものを求めるのではなく、収穫されたものを食べれば良い、本当の旬のときが栄養もあって美味しく、また価格も安定している。
2007/12/06 独り言 特定原材料等の非表示

食品を製造、加工して、一般消費者に直接販売する場合は表示をする必要はない。したがって、店頭計り売りの加工食品については、持ち帰りの便宜のために、販売の都度、箱に入れたり包んだりする場合及び混雑時を見込んで当日販売数に限って包装してある場合は、単なる運搬容器とみなされ、表示を省略することができる。
また、小売業者及び販売業者が購入者の要望によって便宜上、仮箱又は箱に詰めたものあるいは包んだものも同様に表示を省略することができる。
しかしながら、表示が省略されている原材料を使用する場合も同様に、消費者からの情報提供を行えるよう、原材料を仕入れる際は、(卸売)納入業者に特定原材料等の含有の有無を問い合わせ、あるいは、送り状又は納品書に併せて原材料に関する詳細を入手するなどして確認し、製造記録として残しておくことは、最終製品に正確な表示をするためにも有用なのでこのように、様々な方法で情報収集を行い、アレルギー表示が正確に行われ、消費者への情報提供を十分に行えるように心がけるべきだ。
有機栽培野菜に認められる農薬と同じで、末端の消費者が自己責任で確認しない限り許されていることが抜け穴になっていることが多すぎる。
2007/12/05 独り言 マーガリンの域にまで育てた第4の牛肉ブランド化

ベルトコンベヤーの上を赤身の牛肉が流れていく。打ち込み機と呼ばれる装置をくぐると、約100本の細い針が肉の内部に食い込み、瞬時に脂肪と乳化剤を注入する。時間にして1分程度。硬い赤身肉はピンクがかった色になり、霜降り肉のように軟らかくなる。
この「乳化剤」というのは何を使ってでしょうか。
牛脂は、肉骨粉製造過程で出る骨油?それとも脂身?他の添加物は?味付けの肉エキスなどは入っていないのか?疑問はつきない
某食肉加工会社の「人工霜降り肉」の生産量は年間約3000トン。価格は本来の霜降り肉の半分程度とあって、ファミリーレストランのステーキなどに欠かせない存在だ、人工霜降り肉のシェアは6割を超えるという。
この技術を武器に年商63億円の食肉加工会社に育て上げたが、それはフェイク食肉である、「人工霜降り肉を(かつてバターのまがい物とされた)マーガリンのような存在にまで育てたい」と豪語する社長の食生活を覗き見たい、そしてこんなものを食べてはいけない。

2007/12/04 独り言 茶でインフルエンザを予防しよう!

緑茶・紅茶・ウーロン茶のインフルエンザ予防効果。
緑茶がさまざまな病気の予防・治療の効果を持つ。別に紅茶がかぜの予防効果をもつということも多くの人が経験しているはず。

ご存知のように茶の木の葉を摘んだものを加熱したのが緑茶であり、生葉を完全に発酵させたものが紅茶、発酵を途中で止めたものがウーロン茶です。つまり、これらの茶はすべて元が同じわけで、そして、これらの茶葉からつくられた茶に強力なインフルエンザ予防効果があることが、近年、科学的に確認されている。紅茶でうがいをするとかぜをひかないというのは、かなり知れ渡っている民間療法だが、緑茶やウーロン茶にもその効果がある。水で薄めた茶でうがいをすることで、インフルエンザウイルスが鼻やのどの粘膜で増殖するのを防ぐことができ、ウイルスが入って来ても、病原性を持つまでに増殖できない。
インフルエンザの季節には、日常的に緑茶、紅茶、ウーロン茶を飲むように努め、特にインフルエンザの流行が報告されている時期には1日2、3回、茶のうがいを励行すれば、かなりの予防効果が期待できるというわけ。

でも、効果があるということで絶対ではない。
2007/12/03 独り言 フリーラジカル(活性酸素)という言葉をご存知でしょうか?

最近は新聞の健康欄でも取り上げられることが多くなったので、聞いたことがあるかと思います。
ただ、多くは専門的な表現なので、一般には理解できないまま見過ごされていることも多いかと思います。
しかし、「フリーラジカル」は、いまや最先端の医学研究で欠かせないものになりつつあります。
それは死因のトップにあげられるガン・脳卒中・心臓病をはじめ、多くの病気の発生に、フリーラジカルがかかわっていることが、分かってきたからです。
フリーラジカルがかかわっていない病気はないといっていいほど、そして、老化もフリーラジカルから起こることだと考えられ始めているのです。
フリーラジカルは簡単にいうと、酸素が変化して酸化力が強くなったものです。
その酸化力によって体の細胞を傷つけ、病気を引き起こすのです。
フリーラジカルが注目され始めたのは、ここ10年くらいのことですが、存在自体はずっと以前から知られていました。それが、研究方法の発達などから、細胞の分子・原子レベルの研究ができるようになり、その実態が詳しく解明されるようになったのです。
フリーラジカルは諸病の根源といえるほど恐ろしいものです。
しかし、逆にいえば、フリーラジカルの実態を知り、これを除くことができれば、病気は予防できるし、治せるのです。
(2007年7月31日参照)
2007/12/02 独り言 トレーサビリティシステム

中国からの危険な輸入食品、日本における中国産の農産物の産地偽装。
「食」と「農」を再生し、国民の信頼を回復することが急務となって、このため、「食」の安全と安心の確保に向けた改革に真剣に取り組み、また、「食」を支える「農」の構造改革を加速化するとともに、併せて、人と自然が共生する美の国づくりを進める必要があると政府がいい、「農場から食卓へ」顔の見える関係の構築、スーパー等に並んでいる食品がいつ・どこで・どのように生産・流通されたかなどについて消費者がいつでも把握できる仕組み(トレーサビリティシステム)を導入した。
また、これを実効あるものとするため、食品生産工程履歴のJAS規格化など法制化したが、食品表示関係の法律がJAS法のほかにも複数にまたがっていることから、消費者に分かりづらく、二重行政になっているとの指摘なども踏まえて、早く、消費者のほうを向いた制度の再構築をしてほしい。
トレーサビリティシステムは、安全を知る消費者の手段なので、今年の多発(発覚)している食品の安全問題のようなことを、行政指導で終わらせず罰も厳しく、透明な制度にするべきだ。
2007/12/01 独り言 団塊の世代からみる新しい農業像

680万人と言われる団塊の世代(1947年〜49年生まれ)が、2007年〜9年に掛けて大量に定年退職するに伴って我が国の経済・社会に様々な影響を与える。とりわけ注目を集めているのは製造業などである。大量の熟練労働者が定年退職し、職場の技術、ノウハウの承継が上手く行くのかという論点だ。
しかし、あまり注目されていないが農業の分野では、団塊の世代の大量退職で様々な新しい可能性が生まれつつあるように思う。農業は個人事業であるのでいわゆる定年問題はない。大量に生まれる定年退職者の農業への新規就農の問題である。団塊の世代の中にも、日本各地で学業を終え、専業、兼業農家であった実家を出て就職し、会社人生のスタートを切った人が多くいる。また、実家が農家でなくとも、親類、友人、知人など身近に農業を感じられる環境で成長した人は非常に多い。つまり、生活経験のどこかで農業と接点を持つ人が多いのである。多くの退職者が、田舎暮らしを考えていて、有機栽培に取り組む人も多いが、個々で自然栽培を試みてはいかがかなと思う。
日本の自給率にも影響があるかもしれない。
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