シェ・イグチ・今日の電波コラム(エッセイ)
Column someone wrote for a web
2008年4月


date thesis column
2008/04/30 独り言 環境ホルモンとは?

生体の成長、生殖や行動に関するホルモンの作用を阻害する性質を持っている化学物質のことで、正確には「内分泌撹乱化学物質」と呼ばれています。
これは生物の体内に取り込まれると、あたかもホルモンのように作用し、本来のホルモンバランスを崩すことからつくられた用語です。
女性ホルモンの受容体と結び付き、女性ホルモンと同じ作用を引き起こします。つまり、不必要に女性ホルモン作用を生じさせるため、生殖異常などが起こりやすいのです。
今北極圏に住んでいる子供たちの多くが、ダイオキシンやPCBの影響を受けている。この原因が中国やインドの火力発電では無いかと思われる。因果関係は実証されてはいないが、PCBの安定性や脂肪への溶解性は、いつまでも環境中に残留し、また脂溶性のため水中のプランクトンなどの微生物に取り込まれ、食物連鎖により生体濃縮されていきます。最終的には白熊を食用としている民族の体内に蓄積される。
PCBなどの有機塩素化合物は、脂肪分に溶けやすい為、母乳中に多く含まれます。このため母乳を介した次世代への影響が懸念されます。母親の体脂肪中に含まれるおよそ半分のPCBが、母乳として排出されるというデータがあります母乳からしか体外に排出されないので、その乳で育った子供の体内に入ってしまう。
また、この地方の女性は異常に乳がんが多い。
PCBの毒性
化学的危険性:火災時に分解し、刺激性で有毒なガスを生じる(ダイオキシン類の発生が懸念)。
吸入の危険性:20℃で気化すると、空気が汚染されてゆっくりと有害濃度に達する。
エストロゲン様作用(構造が女性ホルモンであるエストロゲンに類似)。性周期の延長や出生児の死亡率の増加、発育異常などが動物実験により報告されている。
Ah受容体(Ahリセプター)の関与 PCBの毒性発現機構の1つとして考えられている。PCBは生体内でAhリセプターと結合し、様々な遺伝子の発現の制御する事により、酵素発現やホルモン濃度などに影響を与え、ガンや催奇形性、免疫異常、発育異常などを引き起こす。
色素沈着(黒、脂質代謝異常の可能性)油症妊婦から産まれた新生児は黒い赤ちゃんがうまれる。なんと2世代にわたり影響がでている
倦怠感、手足のしびれ、食欲がない、などの初期症状の他、末梢神経系に異常が見られる。
アスベストの問題と同じで、将来のため今なくさなければいけない。
2008/04/29 独り言 簡単レシピ

手間のかからない野菜料理「自然栽培野菜の豆乳煮」
人参、ズッキーニ等全て好みの野菜を洗って、適当にカットする、面取りする必要も皮をむくこともしなくて良い。
普通の野菜は煮すぎると煮崩れするので面取りをするが、自然栽培の野菜は軟らかくなっても煮崩れしにくいので大丈夫、それだけ調理が簡単で失敗しない。
それぞれの野菜を軟らかくゆでたら、お豆腐屋さんの豆乳を沸かして、表面に湯葉ができたらはじに寄せてどんどん湯葉を作っていき、ある程度ドロドロになってきたら野菜を絡め、自然塩と胡椒で味を調えるだけ。
2008/04/28 独り言 河川と自然

護岸工事のあり方
河川の護岸工事工法は、ほとんどがコンクリートで固められた、水棲生物や水辺の生物が生息しにくい環境を作り出している。
中規模河川の護岸工事に関して、水辺の植物、動物が生息しやすい環境を守りながらできないものか?
もちろん治水のことがあることはわかるが、小川までコンクリートで固められてよいものか、めだかが激減、蛍やかわせみの生息するところ、茅(かや)や葦(あし)が生えているところも激減、今の子供たちはその言葉すら知らない。
政治の改革が叫ばれている、ゼネコンの談合の根源は多く護岸工事にかかわっている。
ヨーロッパでは今コンクリートをはがしてもとの土のある河川に戻すところが増えている。
日本は、環境と福祉は後進国、経済でも、もう大国ではない、ならばせめてすみよい環境を守り、一極集中な都市作りでなくどこに行っても住みよい日本にしたい。
現南魚沼市浦佐の駅の脇の小川でうちの子供たちはドジョウをとっていたのに、そしてその土手に親戚の人が花を育てていて、旧国鉄から感謝状をもらっていたが、上越新幹線が開通して、うちの子もいつの間にやら一人前になっていたら、その小川も立派に護岸工事が行われ、ドジョウ一匹棲まなくなっていた。
2008/04/27 独り言 蕎麦アレルギーの方要注意

韓国・Thankie《生食クッキー・センキー》にはそば。
日本生命科学研究所《バイルチンα》にはソバの芽エキス、サプリウェア《HealthBlood01サラサラ健康美人》には韃靼そば、ダイキョー《キクイモそばがき》にはそば粉、菜根亭《やさいすうぷ》にはそばの実、日本キレート《ヘルスメントα》、ルチン本舗《韃靼(ダッタン)わかば》、《ヒマラヤパワールチン300》、《美肌ルチンC》、ファンケル《計圧サポート》にはソバ葉の粉末。アミノアップ化学(発売元・成幸社)《PMPオキシノン》(ソバの種子加工食品)にはソバエキス、五穀米、雑穀米、薬膳粥といった製品には そば米が含まれるものがある。
例:ハウス食品《香ばし十五穀》、《一膳分の穀物ごはん 黒の粒》、CO−OP《ふつうに炊ける十種雑穀》、《十種雑穀スープ》、《十種雑穀五目ごはん》、《十種雑穀焼おにぎり》、 《五穀のお粥》、 にんべん《和食倶楽部 雑穀がゆ》、 ベストアメニティ《命の粉》(発芽籾殻焙煎雑穀)、日本ナチュラルヘルス《発芽雑穀ギャバ・ダイエット》、日穀製粉《六穀すいとん粉》、《おいしいそばすいとん》、《富黄米》(ダッタンソバ米)、小谷穀粉《黒五穀参》と、非常に蕎麦関係の食材が混ざっているので要注意、蕎麦アレルギーの人は特に敏感なので食品表示を良く見たほうが良い。
中国語だと蕎の字が簡体字「荞」で書かれている。
2008/04/26 独り言 マスメディアの影響と卑怯

あまり下世話な話には興味ないが、昨日、沢本あすかという女性が逮捕されたが、たまたま一昨日テレビのワイドショーで取り上げられているのをみて、マスメディアの特集がいつも重なることに不思議なものを感じていたのだが、今日のニュースを見て、この間の日曜日に3社のTV局から時間差で取材を受けていたことが分かった、この報道が警察の気持ちを逆撫でしてしまったことが逮捕につながった。
素人でないからメディアに露出することは広告になるので、取材のオファーがくれば喜ぶだろうし、ギャランティーも発生しているだろうからことわるどころか、いつも以上にパフォーマンスを発揮し、そしてメジャーのTV局だから全国区になる。ローカルだったら警察も注意で済むだろうが、これだけ派手に全国でオンエアーされたら知らん振りできない結果が今日の逮捕につながったと思われる。自分自身も一昨日初めてTVで知った時は、こんなことあるのかとちょっとオーバーでTV局のやらせかとまで思ったら今日は逮捕のニュースであまりの速さにびっくりした。
もちろん逮捕された彼女には理由があるが、メディアが視聴率欲しさにリサーチ会社に依頼して、面白い話題を探してもらっているのだろう、その証拠に20日の日に3社から同日に取材があると本人が言いふらしてローアングラーというらしいが、そういう族を集めて取材を受けている。結果逮捕された彼女には今後何をしてあげるのだろうか?彼女に売名行為で売れるほどの才能がありそうには思えない。いずれ忘れられるだろう、YV局は十分話題を取り、ニュースにもなり大成功だったのではないだろうかと思う。
2008/04/25 独り言 厚生労働省は分母増やし?

民主党の長妻議員が社保庁の分母減らしがおかしいという。年金加入率を上げるために、加入者免除などという姑息な手段で、加入率を挙げた問題が大騒ぎしている。
まったく同じ構図で逆に分母を増やしている役所がある。
厚生労働省の残留農薬基準は、まさに同じ理屈で分母を増やしているから、率が低くなり、安全に近く錯覚する仕組みになっている。
以前も書いたが、1個の固体から100種類の残留農薬の検査をして、ひとつ検出されたら1%と表す、100種類調べたうちひとつだから、1%なら安心だと錯覚してしまうが、そのひとつが「プロシミドン」だとしたらとても危険だ。「プロシミドン」だけの検査で検出されたら100%ということになると混乱してしまうので、ぼやかすために最初から摘出するはずもないものまで検査の対称にしている。
ともに、重要なのは率ではなく、年金は徴収した金額であらわし、残留農薬基準も、農作物になんと言う農薬が残っているかを記せばいい。
役所は、常にデーターを百分率であらわしたがるので、分母を減らしたり、増やしたり、都合のいいコントロールをしてしまう。
消費者としては残留農薬が、なんという農薬で、どれだけの危険なものかだけが知りたい、検査の結果のパーセントではなく、口にしていいものかそうでないかが知りたい。
2008/04/24 独り言 飽食の時代は実は崩食の始まり

一億総グルメといわれたバブルの時代から、グルメブームが始まり、外食産業花盛りとなって、熾烈な競争が始まった。
日本にいながら世界中の食べ物が手に入る。ファミレスからグランメゾンまでさまざまな形態のレストランがしのぎを削る。バブルがはじけても一向に減らない外食産業、むしろ増加している。バブル崩壊後は低価格な良品が求められるようになって、コストの問題が発生した。当然人件費が安く、物価も安い第三国に商社がからんで生産するようになる。そのころ社会にでてきたのが新人類と呼ばれた世代で、共稼ぎの夫婦に育てられた、偏食をするし、一家団欒の食卓が遠のき始めた。そしてコンビニやファストフードで簡単で早いそして安い食べ物に向かう。このころから安くできる弁当などに疑問が持たれてきた。添加物まみれで、材料を増量するテクニックが考えられた、と、同時に日本人の食生活が変化して、飽食が崩食の時代になってしまった。盛んに子供たちへの食育がささやかれるが、今一番必要なのは、新人類といわれた世代への食育が崩食を食い止める。
2008/04/23 独り言 ディーゼル油の大量流出

今月はじめに中国江西省南昌市で工事中に、地中のディーゼル油のパイプラインを破損した。このため大量の油が地上に流出。夜明けとともに村人約100人がバケツなどで油集めに奔走した。個人的に所有する自動車で乗りつけ、油を持ち帰る中鉄24局の作業員もいたという。
ディーゼル油は水田や用水路に流れ出た、流出したディーゼル油の量は、当局が調査中という。
汚染された水田や用水路の魚はすべて死滅するとみられている。専門家によるとディーゼル油は汚染性が強く、今後数年は農作物の生育は絶望的という。農民の一部は損害賠償を求める意向だが、中鉄24局ははっきりとした考えを示していない。
中国はチベット問題で躍起になっているときで、日本ではほとんど報道されなかったが、結構日常で起きている汚染事故で、生活用水や河川の汚染につながっている。
2008/04/22 独り言 農水省が出した食生活指針

一つ一つ読むと多くはその通りだけれど、実際の多くの日本人の食生活は真逆になっている。
「地域の産物や旬の素材を使うとともに、行事食を取り入れながら、自然の恵みや四季の変化を楽しみましょう」というくだりがあるが、まさに行事食が日本の食文化の伝統を守るはずだが、多くの、特に都会で生活している人々は、家庭で行事食を作ることが少なくなっている、ほとんど出来合いのものを買って済ます。おせち料理も、高級料亭やホテルの者が飛ぶように売れている。
昔は、お彼岸のとき各家庭で「おはぎ」を作り、隣近所に配っていて、それぞれの家庭の味と大きさがあった、おばあちゃんから受け継いだものを、また子供たちが受け継いでいたものが、いつの間にかお店で買うことが受け継がれてしまった。
中食の急成長で、益々その傾向が強くなっている、とりもなおさず添加物を取る機械が増えてきた。中食を利用する人の一番の理由が「簡単だから」続いて「安いから」「家族が好むから」となっているが、これは全て家庭の怠慢ではないか、女性の社会進出が目覚しいがそれで済ましていいものか疑問に思う。地方に行くとまだ大家族や、二世帯や三世帯同居で、伝統が受け継がれている。我が家も母が他界した4年前まで親子三代で同居していたが、季節ごとの昔からの伝統行事は欠かせなかった。
参考:農水省の食生活指針
2008/04/21 独り言 無農薬コーヒーというのは

基本的にプランテーション経済に対して、自立した農民自身の経営を生み出していこうというフェアトレード運動から生まれた。
途上国のコーヒー生産者が、苗を育て、肥料をやり、日々の農作業を通して収穫を迎えても、市場の知識や情報にうとかったり、業者との交渉の手だてを持っていない立場の弱い生産者は、悪質で搾取的な仲買人のいいなりに、生産コストを下回る価格で買いたたかれてしまう。これがコーヒーマーケットの現状で、ここを解決しない限り、南北の経済格差は広がるばかりか、いずれこうした小規模生産者はコーヒー生産を続けていけなくなる。この不公平な仕組みを根本から見直すべく、新たな貿易の形を促進して、農民の自立とクオリティー向上を目指している。
コーヒーの樹を密植せず、他の木と混ぜて植える、風通しをよくする、などが無農薬で栽培する秘訣だそうだ。
コロンビアのオズワルド農園は、コロンビア国内で森林保護、良質のコーヒー栽培等の面から”理想の農園”として評価を受けている。この農園の一番大きく形のよい生豆を輸入し、焙煎してお客様に出すときに挽いてランチでサービスしているが、食後にすっきりしていて評判が良い。通常のホテルやレストランで使う豆より値段は3倍から4倍するが、安全で美味しいから是非勧めたい。

2008/04/20 独り言 一年ぶりにセミナー参加

ナチュラル・ハーモニー主催の「菌と調和」というテーマで講師ナチュラル・ハーモニー河名秀郎代表のセミナーが横浜のノースポート・モールのプランツで行われた。
以前シェ・イグチでも、河名代表とホスメック・クリニックの三好基晴院長・ふくふく納豆の福田良夫社長をお招きして「菌から見つめる発酵食品」というテーマでセミナーを開催させていただいたことがあったが、もう5年前のことで、ややうろおぼえのところがあるので、今回のテーマにぜひ参加したいと思い実現した。
思えばその5年前からシェ・イグチの調味料は全て天然醸造に取り替えた、早いもので5年が経ったが、当初100%取り替えて全てのものが調達できるか不安だったが、実際にはほとんどのものが手に入るようになった、逆に本物がなければ使わないだけで済む。
その天然醸造の調味料は、河名代表と三好先生が日本中を訪ねて探してもないところ、お願いして蔵に棲む天然菌で作っていただいたオンリーワンの本物で、それだけ製造者にとってもリスクの大きなことであった。
一本(900ml)2700円のお醤油が、1本(500ml)1600円のお酢が決して高いものでないことが分かると思う。一回の使用量に換算してみれば、普段の無駄使いよりよっぽど安い。
天然醸造にすばらしさは、全ての菌と共存しての相乗効果なのか、味わい深いこと、意外と味が濃いこと、そして飽きが来ない、むしろとりこになってしまう。自然栽培のお米や野菜と同じで、一度に偏ってたくさん食べたらいいものではないので是非日常で使ってほしい。
2008/04/19 独り言 白い食品を拒否

健康の害になる白を憎み、黒を愛す。
白砂糖は、黒砂糖に化学薬品を添加して幾つもの工程を経て結晶化した、有害な化学薬品。三温糖は白くないが、工程を繰り返すうちにカラメル化した色が付いているもので、茶色いから健康にいいと思ってもいけない。
白砂糖は消化吸収が早すぎ、その燃焼に必要な成分含んでいないため、体内に不完全燃焼物としての酸化物を多量に生じ、体液が過剰に酸化する。
体内のカルシウムとビタミンB1が奪われる。
強陰性で、胃下垂のように全ての筋肉を緩めてしまう性質がある。
胎児が形成される妊娠初期に重要な細胞分裂が行われるが、この期間に白砂糖等を摂取しすぎると体液が極度に酸性化し、細胞分裂に異常をきたし、脳に障害を持った子や奇形児が生まれる可能性が高くなる。
2008/04/18 独り言 薬と毒は紙一重

天然由来は安全?サプリメントや特定保険食品の売り上げがいまだに右肩上がりだが、かなり危険なものが多い。
副作用で肝臓障害を起こす○○○ー○を医薬品より多く含むサプリメントを「すっきり、自信のスタイルへ」のようなダイエットを連想させるキャッチコピーで販売している。天然マメ科植物の効用を生かしたつもりだが、副作用がある。
美味しいきのこも食べ過ぎると中毒を起こす、薬草も摂りかたを間違えれば毒草になることがある。体にいいからと摂りすぎては良い結果がでない。
ちゃんとした食品なら、相乗効果があり、食べ合わせて解毒になることもあるが、サプリメントでは過剰摂取で健康障害を起こすだけだから注意しよう。
2008/04/17 独り言 SPS協定

ウルグアイ・ランドで成立した「衛生植物検疫措置の適用に関する協定」。WTO加盟国が、人・動物又は植物の生命・健康を保護する措置について、貿易に対する悪影響を最小限にするための国際的規律を定めたもの。
SPS協定は、農薬などの食品の安全基準を国際的に統一して、アグリビジネスの都合のいいように大幅に緩められ、日本国民の安全を無視した輸入農産物が急増している。「ベビーフードに農薬が入っていた」「ファストフードなどのハンバーガーから農薬がゾロゾロ」。市販ドーナツ・ケーキ・パンなどの残留農薬は、小麦のポストハーベスト農薬の残留だ、有機リン系殺虫剤のクロロピリホスメチル(商品名レルダン)は安全基準が決まっていない、その上小麦粉の大幅値上げ、ほとんどの大手パンメーカーは国産小麦にこだわっていない。
政府は「残留基準以下だから大丈夫」という、果たしてそうだろうか?農薬の場合、最高で千倍も緩和されている。基準以下だといっても決して安心できないのが実体だ。
米国から輸入されるポテトのクロロプロファム(除草剤)が千倍緩和された。
安全なハンバーガーも、安全なポテトフライも食べることは出来る。安易に安くて簡単だということは、危険というお釣りを受け取ることになることを覚悟して食べなければいけない。
2008/04/16 独り言 明日、17日は春の土用の入り

体も夏用にギアチェンジ。
土用は脾臓、胃に血が集まり、栄養を補給するから、食欲が出てきて調子に乗って食べ過ぎないように注意を。
そして夏本番に向けて、汗として毒素を対外にだすとても重要な季節、体内の毒素をだすとともに、栄養も流してしまうから、十分な栄養をおぎなう必要があり、睡眠を十分にとり、夜更かしをしないようにして、内蔵と体表の管理をする時期に来た。
<この時期に食べたくなるもの>
じゃがいも、長芋、アスパラガス、玉葱、キャベツ、グリンピース、大根、たけのこ、たんぽぽ、トマト、菜の花、にんじん、ねぎ、パセリ、ふき、いちご、夏みかん等ごく一部だけれど、今一番美味しいと感じるもの、いちごはこれから賀春ですよ、雪解けの山菜はもちろん旬。自然栽培の野菜が出回る時期と一致する。
間違ったものを食べずに、夏ばてしないようにギアチェンジしよう。
2008/04/15 独り言 バターの品不足で大変なことが起きている

ごく当たり前のように、バターが手に入らないからマーガリンで代用しだしたところが多いが、マーガリンがどんなものなのか思い出してほしい。
植物性マーガリン・ソフトマーガリン・植物性ショートニング、これらは常温で固形する。バターなどは動物性の脂肪だから常温でも固まりやすいが、本来100%植物油であるマーガリンやショートニングが乗員で固まるのか、なぜ常温で溶けないのか、今まであまり考えなかったのではないですか。植物油を固形にする技術をフランスの科学者サバジェが発見し、1909年に暑い日でも簡単に溶けないショートニングを綿種でアメリカが作り出した。このマーガリンになる不思議な商品は、窓際に何年置いてもカビも生えないし、虫が卵をうみつけもせず、ねずみやゴキブリも食べない。
植物性だからヘルシーだといって使い出しているところが多いが、日本人は元々バターなどなくても生きていける、いまさら「バタ臭い」などといわれて喜ぶ人もいないだろう。今は我慢して代用品など使わないで、日本食を見直そう。

2008/04/14 独り言 米国産とうもろこしから発がん性カビ毒(アフラトキシン)が検出された

アフラトキシンの毒性はダイオキシンの10倍以上といわれ、また地上最強の発癌物質でもあるそうだ。
ピーナッツ及びピーナッツバターなどの加工品、とうもろこし、はと麦、そば粉などの穀類及びその加工品、ナツメッグ、白胡椒などの香辛料、ピスタチオナッツ、製あん原料雑豆、ナチュラルチーズなど多くの食品から微量検出されているが、国外では、過去には急性中毒事件で多数の死亡例もある。
これは農薬ではなく天然毒で、アフラトキシンを除くために消毒剤や殺菌剤を使ったほうが相殺されて安全だなんて、どっちもよくない気がするが、馬鹿なことを言う人がいる。
その前に水際で輸入されないようにしてほしい。アフラトキシンが検出されたものはすべて輸入食品であり、国産品からは検出されていない。国内で発生事例が無く、米国で家畜の飼料に使われてはいないだろうね、肉骨粉同様ちょっと心配だ。
2008/04/13 独り言 知識の再構築と軌道修正が出来るかで世の中の認識が変わる

20年以上もの間、有機栽培・オーガニックが一番だと思い信じてきたが、それを越える農法があった。しかも、今、言われている有機栽培より歴史が古いことに驚いた。名のに、メジャーでないかというと、戦後の農業政策に関係する。太平洋戦争中に化学兵器を作らせたメーカーに義理を立てて戦後も農薬という形で化学兵器を作らせ、政府ぐるみで農業に強制的に使用させた。ところが1970年代にレイチェル・カーソン氏と有吉佐和子氏に指摘された「沈黙の春」「複合汚染」をきっかけに、化学肥料と化学農薬が良くないと決め。有機栽培が進められた。
それを超える農法が、自然栽培農法で、化学合成農薬も天然系農薬も使用せず、なおかつ肥料も入れないまったくの自然栽培である。種子にもこだわり、土壌を一番大切にし、なおかつ地域を意識して、作物に一番良い環境の下で育てる。決して放任農法ではない。
自分でいいと思うことは、聞く耳を持たなくなる、それは聞くことの教養がないからで、決してプラスになルことではない。もし、自然栽培を越す野菜が出てきたら、それは認めます。
2008/04/12 独り言 天然醸造の味噌になれているから

今では外食がほとんどなく、月に数回あるが秋田出張など地方にいく場合はお蕎麦屋さんがお気に入りだ。
たまに観光に行って食事を取り、付いてくるお吸い物や味噌汁の出しの味が強いのには辟易している。
福井県まるかわ味噌の「蔵の郷」を使えば出し入らないくらい味がある、自然のアミノ酸がたっぷり含まれている。天然麹純米酢の「蔵のお酢」もやはり自然のアミノ酸がたっぷりでそのまま使って美味しい酢の物が出来る。
天然のほのかな旨みに慣れると、強制的につけた旨いと思いこませる味にはどうしても受け付けられない、それは天然醸造の味噌汁には素材の具の味が100%生きてくる、名バイプレーヤーだと思うからだ。
今週初めに秋田県の角館に言ってきたが、ふきのとうが所狭しと頭を出しているので、少々時間を割いて摂ってきたので、帰宅して早速てんぷらと、ふき味噌(地元ではばっけ味噌という)を作り残りを味噌汁の具にしたが、これぞ素材の味と思う美味しいものが出来た、それには出しは不要だった。
自然栽培の野菜や自然の山菜には、素材を生かす調味料を使いたい。
2008/04/11 独り言 自然栽培野菜のかき揚げ

自然栽培は、もちろん農薬が使われていないので野菜の皮も食べられる。かぼちゃの皮、里芋の皮、さつま芋の皮、にんじんの皮を太目の千切りにして、その他隠元や牛蒡、新玉葱を同じように切り、皮とあわせて塩をまぶして20〜30分置いておくと水分が出てくる。そこに小麦粉をふりかけ、全体がなじむまであわせる。若干水分が少なかったら水を加えて調節して、国産一番搾り菜種油で揚げる。
無理に皮を出して作る必要はないので、そのときは皮ごと使う、自然栽培の野菜は生ごみが出ない。
今は世界中で生ごみを出さないように心がけ、その無駄にしてしまう部分を、飢餓で餓えている国の子供を救うように真剣に取り組まなければならない。
世界中で、年間で餓死している人間が2000万人いて、日本国内で年間出している生ごみで、3000万人の命が救える。
2008/04/10 独り言 昨日メタボリック健康診断のことに触れたが

昔ながらの「おふくろの味」にメタボリック回避のヒントがある、しかも経験としてのデドックス(除毒)までが秘められている。
「おふくろの味」と言われている代表的なもの。
里芋の煮ころがし、ふろふきダイコン、ジャガイモの煮ころがし、カボチャ・サツマイモの甘辛煮、切干し大根・人参と油揚げの煮もの、ヒジキと油揚げの煮もの、湯豆腐、炒り豆腐、炒りおから・ホウレンソウ・コマツナのおひたし、きんぴらごぼう、大豆とコンブの煮もの、けんちん汁、みそ汁、菜めし、イワシの生姜煮等、ビタミンA、C、E、繊維、カルシウムなどが摂取される料理ばかりで、圧倒的に油分や肉類が少ないのが分かる。
現代の食事とメタボリック&デドックスの因果関係がありそうな気がする。
除毒・解毒・毒に抵抗できる体質づくりのポイントは、ビタミンA・C・E・食物繊維・カルシウムなどを豊かにとること。
ビタミンA(カロチン)の解毒効果、海外で抗ガン作用があると脚光を浴びている。
ビタミンCの解毒効果、環境汚染物質など有害物質の解毒作用。
ビタミンEの発ガン抑制効果、酸化防止作用が、一種の酸化現象といえる細胞のガン細胞化を防ぐ。
食物繊維の除毒効果、食物繊維を多くとると有害物質が少なくなり、また、早く排泄されてしまう。
2008/04/09 独り言 健康な人が薬で病人にされている

メタボリック健康診断のリーフレットが送ってきたが、果たして必要なのだろうか疑問に思う。その上、この検診を受けなければ、4月から始まった高齢者医療保険の年齢になったら保険料を増額すると脅迫してきている。「日本はこれから長生きするにはお金持ちになりなさい、もしお金がないのなら世の中に必要ない」、とばかりに言っているように思う。これで先進国のつもりでいるのだろうか、もはや日本には福祉が存在しない。

福田実著「私は薬に殺される」(玄冬舎)
この中で「元気で働くサラリーマン達へ、心から伝えたいことがある。健康診断で異常がでても、長期で飲む薬は止めたほうがいい。医者は副作用が出た途端に知らん顔だ。人一倍健康管理に注意して、まじめに医者の言う通り運動した。摂政し減量し薬も飲んだ。夢を追いかけて生きてきて、長生きしたかったから飲んだ薬。その薬によってこんな体にされ、倒れた。幸せの絶頂からいきなり地獄へ、ふざけた医者どもに叩き落された。ヤブ医者ども、この本をよく読め。お前らの怠慢な診察が、俺と家族にどれだけのことをしたか、点滴と流動食しかできず、懸命に薬害証明のために戦う生活を一度でもやってみろ。治療法はなく、ただ寝て死を待つだけ。日に日に全身の筋肉が萎縮していく恐怖、絶望と苦痛の中、毎日、気が狂っても、国と医者に認めさせるまで生きる。俺は死んでも負けない。絶対に泣き寝入りはしない」と述べている。
実際の社内検診で「血圧が高いから、再検査」とか「糖尿の気があるから、再検査」といわれた人は多いと思う、そして病院にいくと、すぐに何でもとりあえず薬を出される、医療知識のない我々は、心配になり、すぐに、「はい、飲みます」と、何も考えずに飲んでしまう。
福田実さんの本を読んだら、薬を飲むこと事態、恐ろしいことだと思いませんか?
今の医療では、処方ミスをされようが、医療ミスをされようが結局、損をするのは私達なんです。
それは、病院や医師が悪いのではなく、医療のしくみがそうさせてしまっているんです。
実際に製薬会社と医者との関係は、携わっている人にしかわからない、ほとんどの病院で安易に薬を出しすぎる、ラットで実験して認可が下りてから、人体実験しているのではないかと思われる、最終的には、患者の自己責任で済まされるのではたまらない。
クスリを飲むことには、リスクも伴うと思う。
自分の納得がいったうえで服用する、そのスタンスが大事であると思う。
ちなみに私自身は、会社組織から抜け出し10年たったが、健康診断は一度もうけていない、病院にも何十年と行っていないが、むしろストレスがなく、心配もなく、かえって健康にいいのかもしれない。
今、必要のないコレステロール低下剤が、年間2000億円分も出回っているそうだ。

参考:「福田実の本音」かなり長文のブログだが時間があったら読んでほしい。
2008/04/08 独り言

食文化で子供たちを救おう

食文化の危機バブル経済が崩壊した後、その時代、美味しい物ばかり食べていた若い女性が、時を経て、結婚して子供が出来、いざ料理を作ると、ごく当たり前なことだけど、やはり専門店のほうが圧倒的に美味しかった。世の中は外食に足を向けるほど景気はよくなく右肩下がりの景気が崖を転げ落ちるようなり、家庭の財布を脅かし始めた。そんな時に、出来合いのプロの味に近いものを売る、いわゆる中食がブームになり、やがてデパ地下やコンビニも中食に力をいれ始め、10年で200%の右肩上がりのブームになる。そこが諸悪の根源で、自分の子供たちにも手作りでなく、出来合いの味を覚えさせてしまった。添加物の濃い味を覚えてしまうとなかなか元に戻れない。学校給食で、日本の伝統食を出すと、半分近くの子供が残してごみとなる。なぜなら、食べたことの無いぼやけた味と感じるからだ、美味しくないとも言っている。本当に日本の食文化の危機だと思う。

2008/04/07 独り言 行政指導に疑問

某外資系スーパーマーケットで賞味期限切れの国産ハムを販売したとして、保健所は運営会社に対し、文書で適正化を求めた。健康被害は出ていないが、同社の社内規定に違反しており道義上問題があるとした。
同保健所によると、「賞味期限切れのボンレスハムを再包装して販売していた」との匿名の通報があり、店関係者から事情聴取。
その後、経営破たんして日本最大手のイオンに売却された。
製造元の出荷記録を照合するなどして調査した結果、メーカーが製造したハムを、賞味期限が1ヶ月過ぎたものを販売していたことが分かった。
店側は「うっかり期限切れ商品を販売してしまった。故意ではない」などと話しているという。
保健所は「健康被害がない限りすぐに食品衛生法には触れないが、今後も注視していく」としている。
同店は以前にも外国豚肉の一部を国内産と表示、販売したとして農水省から指導を受けている。
指導を受けるだけで罰則がないのはいささか疑問に思う。
2008/04/06 独り言 発酵食品は身体にいいの?

多くの料理人が無関心な、発酵食品の危険性と菌からこだわる発酵食品。
業務用食品という、一般と違う特殊なジャンルがある、まさに昨日の特殊法人ではないが、ある意味近いものがある。飲食店が一般の家庭で使うものと同じ調味料を使うにはコストがかかる、それはメーカーも同じで、飲食店用に卸すのに安くするとコストが圧迫される、ならばコストをかけずに作る工夫が必要で、それを業務用という一般と違う作り方が認められている。
もし一般の消費者が、業務用調味料が手に入ると喜んでいるのなら、それはやめたほうが良い。
ナチュラル・ハーモニー代表の河名さんや、ホスメッククリニックの三好先生から発酵食品のレクチャーを受けてから「シェ・イグチ」調味料を全部取り替えた。自分では安全だと思っていた調味料が全て良くなかったからだ。

発酵醸造菌(微生物)も今や野菜の種といっしょで、ビジネスの道具になっているのだ。数十年前までは、天然の発酵醸造菌をそのまま使って作られていたのだ。天然の発酵醸造菌っていうのは、味噌なら味噌蔵、醤油なら醤油蔵、納豆ならワラに生息している菌のことで、昔はこれらの菌を自然の力で活用して発酵食品を作っていた。ところが、現在、ほとんどすべての製造メーカーは、種菌メーカーから買ってきた発酵醸造菌を使っているのだ。農家が、種採りをやめて,種子メーカーから買うようになってしまったのと同じなのだ。
種菌メーカーの菌は。菌を育てる餌に化学調味料や、牛などの肉エキスなどがはいっているものがあり、ひどいものでは、菌の遺伝子にX線やガンマ線や紫外線などをあてて遺伝子操作している物もあるのだ。乳酸菌なら乳酸菌以外の菌を殺す薬剤をつかっていたりもするし、素材に使われる農薬のように安全性に疑問が残る。
2008/04/05 独り言 マスメディアの影響力

連日、後期高齢者医療保険の問題が取り上げられているが、名前が良くないので長寿高齢者医療保険と呼ぼうなどということは、すぐに役人が言うことを聞くが、社保庁や国交省の無駄遣いや天下りに使われているお金には、どんなにマスコミが騒いでもびくともしない。百何十兆円の税金が特別会計という名目で、役人以外に使えない天下りの人件費や、特殊法人のむちゃくちゃな運営費に使われている、ちなみに特殊という意味は一般でないというが、まさに役人は一般でないということになる。そしてマスメディアがどんなに騒いでも役人には馬耳東風、まったく意に返さないので影響しない。伏魔殿に切り込まない限り、政治が変わるわけがない。
ワイドショーで、かなりの時間を割いて、国民も税金の無駄遣いに腹を立てているのに、政治が変わらないのなら、やはり選挙に参加して、国民の意思表示が必要だと思う。
全共闘世代の団塊世代も40年前の熱い気持ちになろう。
2008/04/04 独り言 春一番美味しい新葉玉葱

この時期、春キャベツより美味しい葉玉葱、これからどんどん新物が出てくるが、この葉玉葱のローストは玉葱がこんなに甘くて美味しいのかと改めて思う、そのほかぬたにしても本当に美味しい、付け合せより一品料理として十分主張できる。
春野菜や山菜は体が自然に受け入れる、また、必要としている。
一年中出回っている野菜ではなく、この時期短い間出回る自然栽培の春野菜をぜひ味わってほしい。
昨日の野菜のテリーヌは作るのが面倒くさいかもしれないので、ポテトサラダ風で他の野菜を多めにしても美味しい。
2008/04/03 独り言 期間限定雪下人参

毎年春にしか食べれない雪下野菜、新潟県の島田農園の雪下人参。
今年も豪雪の下を耐え忍んでやっとお目見え、ちょっと見た目は悪くても、こんなに美味しい人参はないだろう、生でも美味しいが、蒸して食べるとお砂糖をかけたのではないかと思うぐらい甘い、こんな野菜を使えば料理の失敗はないので助かる。
最近マイブームの、きたあかりと新葉玉葱と原木椎茸のテリーヌに雪下人参を蒸して加えた、どんな高級な肉を使ったテリーヌより抜群に美味しい、今しか食べれない期間限定の逸品、この時期のお客様は得してると思う。
2008/04/02 独り言 最近の給食事情

昔の給食は決して美味しい物ではなかった。
最近の給食はどんな物を食べているのか、近所の子に聞いたら、「スパゲティ」「ハンバーグ」「焼きそば」「野菜コロッケ」「鶏のから揚げ」「ラーメン」「カレー」「チキンナゲット」「グラタン」等と答えた、なんとなくファミリーレストランのメニューを見ている気がした、それと揚げ物や、やたら油を使っている料理が多い、もちろん好きな物だけを答えていて、野菜の煮物や焼魚などもあると思われるが、びっくりするぐらいカロリーが高い気がする。
そして、中国の農薬入り餃子の問題が出たとき、驚くほど全国の学校給食で輸入冷凍食品が使われていること、国内の食料自給率が40%を切ってしまっているのに、どうして安価な理由だけで、輸入冷凍食品を使うのだろうか?
太平洋戦争で敗北したあと、欧米の食事を無理やり給食という形で食べさせられ、アメリカの政策から抜け出せないまま来てしまい、いまさら食育でもないだろう。ファミリーレストラン化しないように、家庭の食卓が崩壊しそうな今こそ給食のメニューは、カロリーの帳尻あわせでなく、日本の食事を取り戻す、日本の食材にこだわったメニューにしてほしい。
2008/04/01 独り言 以前にも述べた賞味期限

アメリカでは、製造したときにいつまで売ります、という表記で、後は買った消費者が1日で食べるのも、2年ほっといて食べるのも自由で、消費者の判断に任せているが、日本の場合は、食べれる目安が最初から表記されている。しかも、その日付は製造者が勝手に付けて良い、何の基準も法律もない。消費者は賞味期限の残りの日にちが長いほうを選ぶ、何の根拠もないが賞味期限という文字に躍らされている。
シェ・イグチも、今色々な食品を売り出しているが、自社製造品に関しては、基本的に受注生産(例外は、イベント等で、期間限定で数量の分かるものはまとめて作ることもある)で、賞味期限は表示しなければいけないので、一律3ヶ月にして、すべて製造年月日を書いている。実際は2年ぐらい持つコンフィチュールでも、保存食というより、できるだけ出来立てを召し上がっていただきたいと思い、あえて賞味期限を短くしている。
本心は、製造年月日だけ書けばいいのではないかと思う、消費者が自分で判断できるようにならなければ、無駄が減らないだろう。ここで一番問題になってくるのが、PL法だろう。たしかに製造業にとっては致命傷になりかねないが、消費者ももっと成長しなければ、いいものは生まれないだろう。
過去のコラム

お気に入りに追加

 http://www.cheziguchi.com
 Copyright(C) 1999-2014 cheziguchi.com all rights reserved.