白金台 フランス料理

シェ・イグチ

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自家採種ってなあーに?
Q 自家採種ってなあーに?
●農家自らが種を採ること。採った種を使って次の野菜を育てること
●農家はこれと思う野菜を選び、土地と自分と栽培方法に合った品種を何度も自家採種を繰り返すうちに育てていきます。個性ある品種が生まれます。
Q 在来種ってなあーに?
●こうして育てられ、ある特性を固定された野菜を固定種といいます。
●昔からある地方に根ざした固定種が在来種です。

Q 
スーパーで売っている野菜って種はどうなっているの?
●多くの一般の農家は種を種苗会社で買っています。

●種苗会社で作られているほとんどのタネはF1品種(一代交配種)といって自然ではありえない離れた品種系統同士をかけ合わせてつくっています。
Q 1品種ってどうしてできたの?
●売りやすいからです。
形や見栄え収量はよく、流通に耐え均一化した平均的な野菜が作られています。しかし、味は犠牲にされています。

Q F1品種って自家採種や在来種と何が違うの?
●種を採っても同じものは出来ないという欠点があります。
農家は毎年、種を買わなくてはなりません。
Q 自家採種って何がいいの?
●多様な個性ある品種が生まれます。
●味がよく、地域の食文化に根ざしています。
●遺伝子組換え等の危険がありません。
●オーガニックと欧米でいうときタネは自家採種、在来種である必要があります。
●自家採種したタネは無肥料栽培と相性がいいです。
●自家採種は自然と調和していこうとする農家の姿勢と意志の現れです。
なぜなら、より自然のことを知っていかないと品種を育ててゆく技術は確立できないからです。
●自家採種や無肥料栽培の野菜を買うことは、環境を守ること,農業を育てることに連がります。
是非その権利を行使してください。

無肥料栽培ってなあーに?
 無肥料栽培ってなあーに?
●文字どおり肥料を与えず栽培する農法。
●無農薬,無化学肥料であるのはもとより、肥料すら与えなくても野菜が育つほど土が良いです。
●農家は、作物に必要なものが、自然の営みの中で生み出されていく状態をつくります。
有機栽培とどこが違うの?
●有機栽培は3年以上、農薬や化学肥料(化学的な野菜の栄養源)を使わずに育てる栽培です。有機肥料(人間が自然な素材から作った物質的栄養源)を使います。これに対して、無肥料栽培は、有機肥料すら使わない農法です。
Q どうして肥料をあげなくても野菜が育つの?
●土と野菜は肥料がなくても育つしくみと力を本来、持っているからです。(野山の木や草は肥料をあげなくても育つ)
●どうしてかは正確に分かりせんが、肥料を与えなくても、野菜が出来てきている事例がたくさんあります。そして、そういう野菜は、なぜかおいしいのです。
●多くの農家が体験的に、肥料を与えれば与えるほど虫が出て病気になると実感しています。
Q  無肥料栽培の野菜はなにがいいの?
●おいしいこと。(うまいまずいを超えて体に染みる力を感じる)
●栄養分を与えなくても育つこと。(単純にたくましい)
●土や作物が持っている本来の力を発揮できていること。
●そういう調和の採れた野菜であること。
●自然に負荷をかけない農業であること。
●狂牛病の骨粉のように危険な可能性のあるものを土に入れる必要がないこと。

http://www.naturalharmony.co.jp
ナチュラルハーモニーより転載

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