シェ・イグチ・今日の電波コラム(エッセイ)
Column someone wrote for a web
2009年1月


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2009/01/30 独り言 ガソリンの消費量

国民のウエスト平均が太ると、ガソリンの消費量が増えるといわれる。
ここ1年のガソリン価格の変動には翻弄されたが、現在は低値安定しているのであまり気にならないが、ガソリン代が高騰していたときは、近くに行くのには歩いていく人が増えたが、太っている人はやはりガソリン代より自分に体力という判断をしていたようだ。
戦後日本人の平均体重から現代までには10kg位増えている、今後もこの状態が続けば、ガソリンの消費量は増え続けるのだろう。健康にもエコにもいい自転車を見直すときかもしれない。
2009/01/29 独り言 ブロバイダー交換トラブル

10年ぶりにブロバイダーを新しく取り替えることになったが、いまどきはセキュリティーが結構厳しく、中々セット出来ずに苦労してしまった。
インターネットとメールは何とか上手く開通したが、FTPのホストが中々認識してくれずに苦労してやっとファイルをアップすることが出来るようになった。
一時はHPがアップできないので元に戻そうかと思ったぐらいだ。
今までのBフレッツからケーブルテレビネットに替えたのだが、理由は速度がかなり速い。NTTは、速度が速いのが自慢だったが実際に計ったらケーブルテレビのが倍以上速かった。ただPCが結構年代ものになって、メモリーを増設しても、今頃のPCの半分以下なので時々苦労するが、マダムのPCは最近買い換えたばかりなのでとてもスムーズでうらやましいが、VISTAより使い慣れているのでもう少し頑張って使おうと思う。
2009/01/26 独り言 日本人の癌事情

日本人の死亡原因の第一位の癌はなぜ増え続けているのだろう?
肺がんや胃がんは昔からよく聞くが、最近は大腸がんや前立腺がん、乳がんが圧倒的に多い。その原因は先ず食生活の変化だといわれている。前立腺がんになる年齢が弱年齢化し、若者が増加しているのは、物心付いた時から口にしている欧米風の食事が確実に原因のひとつである。大腸がんは結構昔から欧米の食生活がよくないといわれていた。それと先日の小中学生の運動能力の低下も癌になる年齢を下げているのではないだろうかと思う。
女性の場合は晩婚になったり、未婚のままで子供を生まなくなったことで女性ホルモンのバランスが崩れ、乳がんが増加している。まさに今の少子高齢化が、その現れである。
食習慣を、本来の日本食に戻すことで、これらの癌に少しでも遠ざかることが出来る。
日本人はもっと炭水化物と野菜を食べ、日本古来の発酵食品や調味料を使った食生活に返ろう。そして大家族に囲まれて長生きしよう。
2009/01/24 独り言 顎関節症(がくかんせつしょう

若い女性に増えているそうです。あごが鳴る、口が大きく開かない、あごが痛むといった症状で、最近ではアメリカで行われているホットドッグ早食い競争の日本人チャンピョンが顎関節症になってチャンピョンの座を譲ってしまった。
原因としては、歯ぎしりやストレス、同じ場所でいつも噛む、頬杖をよく付く、電話を肩とあごで挟んで通話する、うつぶせに寝るのもよくないそうです、野球選手が歯を食いしばって投げたり打ったりするのも一因だそうです。
若い人に増えているのは、食べ物にも関係していて、堅いものを食べずにスナック菓子ばかり食べていて、あごが退化してしまっている。必要以上に咀嚼(そしゃく)しなくてもいいが、小魚などは頭から全て骨まで食べるとかの食生活を見直す必要がある。
口が開かなくなるので、口ごもって何を言っているか聞き取れない子供が増加しているのも事実。
2009/01/22 独り言 不景気の対策

麻生総理が2011年の消費税上げにこだわっているが、それを自民党が骨抜きっぽくしてしまったが、選挙対策でなく景気対策としては、正しい判断だと思う、なぜならば景気のそこが見えていないが、今対策をしなければいけないと思うのが経営者だろう。実際に多くの企業がこれだけ人員削減をしているのは、実は今、過剰生産とコストをかけすぎていることが経営の失敗だということに気が付いているので、不景気を理由に生産コストを調整している、というか正常に戻そうとしている、そうすることで2年、3年先が楽になることはもう分かっているからだ。
ほとんどの政治家が自分自信で政策や法律を考えたことがないから、選挙がらみでしか判断できない。消費税が必要なことはほとんどの有権者がわかっているが、認めたくない。給付金のことなど最初から云わずに消費税だけを説法すれば支持率も上がっていたろうし、自民党も分裂しないだろうと思う。そして行革にも真剣に取り組めたのではないだろうかと思う。
選挙管理内閣として発足したのがそもそも間違いだった、福田内閣で総選挙をしていれば日本はもっとよくなっていたかもしれない。
2009/01/21 独り言 団塊の世代は歴史の目撃者

世界大戦後に生まれて60年の間に何が起こって来たのだろう。
一般に団塊の世代というと1947〜9年に生まれた世代だと思う。1945年に敗戦し、GHQに占領されている中で生まれ、朝鮮戦争が勃発し、やがて日本に朝鮮戦争特需で景気が回復しだしたとき、白井義男がボクシングの世界フライ級チャンピオンになり、日本人に勇気を与えてくれた。そしてテレビが出来ラジオで聞いていた大相撲を街頭テレビで見る。プロレスで力道山がヒーローになり、やはり街頭テレビに人が集まる。
ローマオリンピックを深夜のラジオで聞いていたのもこのころで、その後東京オリンピック誘致が決定した。
巨人軍の長嶋茂雄がニューヒーローとなり、町中の広場で野球をする少年が目立つ。まだ政治に関心がないときに社会党の浅沼稲次郎委員長が右翼の山口二矢少年に刺され死亡する、このときが小学校の遠足で総武線に乗っているとき、先生が突然騒ぎ出して、委員長が刺されたと、われわれ小学生だったが、お構い無しに言い寄ってくる、後ほど分かったが日教組の幹部だった。
そしてやがてベトナム戦争が始まる。ジョン・F・ケネディーがアメリカ合衆国の大統領に就任する。
日米で始めての衛生生中継が行われた日は、鮮明に覚えている。勤労感謝の日で学校が休みだったのでテレビの前で待っていると、砂嵐のような画面で全然映らないでいると、第一報がジョン・F・ケネディーがダラスで暗殺されたということで、中継が中止になった。今では衛生生中継が当たり前になってしまったがその第一歩がJ・F・Kの暗殺で、今朝は黒人初の大統領就任式を衛生生中継で見た。
新幹線が出来、東京オリンピックが開催された。日本の高度経済成長の真っ只中で、1ドルが365円だったので、日本企業の海外進出が続々と現れ、益々の高度成長になる。ベトナム戦争も激しくなってきて、日本経済の追い風にもなった。当時中央線沿線に住んでいたが、ベトナムでけがをしたり休暇で立川のベースに来ている米兵が、電車に乗って新宿に遊びに出てきていた。
70年安保に向けての学生運動が盛んになってくる。その一方でベトナム戦争反対の若者が、新宿西口でフォークソングで訴える。ヒッピーが世界中に現れる。大学がロックアウトされて2年間は学校に行けなかった。そして三島由紀夫事件がおきる。
円の変動相場制が導入されると、今までの好景気が急に冷え込み、オイルショックで日本中がパニックになるが、円高になり日本の経済が復活して、インフレになる。やがてバブル経済といわれるときが来る。
昭和天皇の崩御で平成に年号が変わり、今年は平成生まれの新成人の年となった。パソコンが普及してきて、ITの時代がやってくる。阪神淡路大震災、9.11同時テロ、アフガン侵攻、イラク侵攻。
プライムローンによる世界同時大不況の中、オバマ新大統領の就任と、見てきたことの何分の一だろうか、まだまだ沢山の見聞録がある。
2009/01/19 独り言 硝酸塩とは何ですか?

野菜は窒素、リン酸、加里などの養分を吸収し大きくなります。特に窒素は生育を大きく左右し、足りなくなるとよい野菜ができなくなってしまいます。このため窒素の入った肥料や堆肥を畑に多くまきがちになります。
畑にまかれた窒素肥料の多くが硝酸塩に変わり、野菜は硝酸塩を好んで吸収する、ところが既存の農法と違い、自然栽培野菜は、いっさい肥料を入れないので、ちょうど良い量が根から吸われ、硝酸は葉で光合成によりタンパク質やアミノ酸などに変わるので、ほとんど残留硝酸態窒素がなく味も良い。
余分な硝酸塩は主に葉にたまるので、特に葉野菜は要注意、以前東京都で生産された青梗菜を調べたら、一株で赤ちゃんの致死量以上の硝酸塩が含まれていた。
硝酸塩は体の中の微生物により亜硝酸塩に変わり、さらにアミンという物質と結びついて発ガン性のあるニトロソアミンに変わります。
自然栽培の野菜は、無農薬だけでなく、身体にも良く味もいいので、ぜひ手に入れ常に食してほしい。
2009/01/16 独り言 PCB(ポリ塩化ビフェニル)の毒性

農薬、排気ガス、中国、インドの発電所から大気に上りやがて雨とともに落ち、いつまでも環境中に残留し脂溶性のため水中のプランクトンなどの微生物に取り込まれ、食物連鎖により生体濃縮されていきます。体内に入ると母乳からしか体外に排出されない、今乳がんが増えていることとの因果関係ははっきりしないが、PCBが検出されている人に多い。生体内で分解しにくく脂肪組織に蓄積しやすいこと、皮膚障害や内臓障害、ホルモン異常などを起こします。人体への影響としては、「塩素ざそう」と呼ばれるニキビ様の吹き出し物、色素沈着と呼ばれる皮膚や粘膜の色の変化、手足のしびれ、黄疸、月経異常などのホルモン異常などがあります。さらにPCBなどの有機塩素化合物は、脂肪分に溶けやすい為、母乳中に多く含まれます。このため母乳を介した次世代への影響が懸念されます。母親の体脂肪中に含まれるおよそ半分のPCBが、母乳として排出されるというデータがあります(つまり、その量だけ胎児に移行するということです)。
2009/01/15 独り言 海はごみ捨て場?

ひどい話ですが、日本は長い間、日本海溝に放射能廃棄物を棄(す)てていたんです。
ここに棄てれば、日本海トラストに巻き込んでしまうはずだからと。
ところが深海を調べる船ができて調べたら、巻き込まれずにコンクリートが壊れていたものもあった。海洋投棄が禁止されたのは、ここ最近のこと。
ロシアなんかは、原子力潜水艦を放射性物質を取り除かずに棄てているし、ベトナム戦争のときに米軍がまいた枯葉剤(ダイオキシン)は、雨期のたびに洗い流され、太平洋に、その量は、アメリカの発表でも百七十キログラム、世界中の人を殺せるほどだったわけですから。
これも自然界に存在しない物質ですからそう簡単になくなりません。
2009/01/14 独り言 全く表示しなくてよいと認められている添加物

製品を作る原材料に元々含まれているもの。
加工助剤:補助的に使われるもので、麺を茹でる時に消泡剤として使われるシリコ−ン樹脂、練り製品を作る時の材料に使用されていたリン酸塩などがこれにあたり、表示しなくてよいというもの。
栄養強化:発色や保存の目的で使用される物質の中で、鉄類やカルシウム類などは、本当は毒性のある物質でも、栄養強化目的だということで表示免除にされてしまうものもある。
お惣菜屋さんのように、量り売りする物には、食品原材料の表示をしなくてもいいので加工の段階で何を使っているか分からない。
大変でも手作りが一番、個性が出ていいと思う、何よりも安心できる。
2009/01/13 独り言 地球温暖化は世界の社会経済に大きな影響を及ぼす

地球温暖化は、長期的な気温や降水量の変化となって現れるとともに、短期的な異常気象の発生頻度の変化となって現れ、自然生態系や社会経済システムに種々の影響を及ぼすことが予想される。
農業への影響、水資源・水需給への影響、植生への影響、 健康への影響などが予測される。
その対策には大きな経済的負担が強いられること、特に、アジア太平洋地域において大きな被害が予想されているが、一方で、この地域からの温室効果ガスの排出量が急激に伸びており、その対策が緊急の課題となっている。
地球温暖化問題は今、新しい局面を迎えています。2010年に向けた対策の方針を定めた京都議定書が国際的に合意されたが、今の勢いだと追いつかない。
2009/01/09 独り言 今日から仕事始め

朝四時過ぎに築地に向かうが、氷雨のような冷たい雨。約2週間ぬくぬくした所ですごし身体がなまっていたので今朝の冷え込みにはいささか応えた。
久しぶりの築地も、年始のご祝儀相場から、すっかり落ち着いて今日は比較的安値になったそうで、そういう意味ではいい日からの仕事始めになったようだ。魚も極上のものばかり手に入ったし、これから今年も一年頑張ろうと思う。
話は変わるが、二十年前ぐらいの日本には、イラク人が増え、不法滞在も含め東京中にあふれていたが、今、中国のある都市がアフリカ系の人種であふれてきて、当時の日本に似てきた。やはり景気のいい国に諸外国の、特に貧困のところから出稼ぎに来る様子は変わらないが、おそらくこれから犯罪も増えてくるのではないか、ちょっと危惧する。
2009/01/04 独り言 自然の破壊と生命の危機

今始めなければ、地球が大変なことになってしまいます。日常生活の中では、なかなか実感がわいてこないけれど、オゾン層の破壊、熱帯雨林の減少、生態系の異変など、全て人間によって行われた過失で地球環境は汚染され、重大な環境問題になってもう待ったなしなのです。
南極の氷が解けて崩れる映像を何度となくメディアを通してみた人は多いと思う、専門家ではないので詳しく説明できないが、大変なことはわかる。
今の内閣は100年に一度の危機といって、政策よりも景気対策といって、補正予算とかでも、国民に向いていない。クールビズやハイブリッドカーに乗っている国会議員も良いけれど、パフォーマンスではなく、真剣に世界中で考えなければいけない大問題、まだ今なら間に合うはず、一人一人が関心を持ちませんか。
2009/01/01 独り言 明けましておめでとうございます

シェ・イグチも今年で11年目にはいることが出来ました。本当に大変な時代に突入してしまったと思われるが、何とか元気を出せる世の中を捜し求めたい。こんなときほど、まやかしの危険なものが多く出てくるだろうが、食の安全・安心にこだわり、頑張っている生産者を応援していきたい。

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